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Mikkolaのブログ一覧

2013年06月18日 イイね!

Empire of the Sun 4 「太陽の帝国」 ミッドウェ-海戦

Empire of the Sun 4 「太陽の帝国」 ミッドウェ-海戦「太陽の帝国」 遣日独潜水艦・海軍技術士官の続き。

日米開戦の翌年 1942年(昭和17年) 
前年12月8日に決行され日米の初戦であった日本海軍の真珠湾攻撃で米国海軍太平洋艦隊は艦隊主力を失って以来、小規模な空母機動部隊を編成し、中部太平洋の各方面に出撃させて一撃離脱戦法による拠点への奇襲攻撃を繰り返し、日本海軍はこの防御に悩まされていた。

「ミッドウェ-作戦」
連合艦隊は守勢に回る事の困難性を認識、先任参謀 黒島亀人を中心にハワイ攻略を見据えた攻勢作戦計画を立案、作戦の前段階として米海軍の重要拠点である、ミッドウェー島を攻略する事に拠り、米空母機動部隊を誘出し捕捉撃滅する事が主眼に置かれた。


しかし軍令部は日本の国力ではハワイ攻略と占領後の拠点維持など不可能と判断し、本作戦に激しく反対する。

また連戦激務により艦船、兵員ともに疲労し広範囲の転出入等の人事異動で機動部隊全体の技量低下を補う訓練時間をとる為にも南雲忠一中将、近藤信竹中将、山口多聞少将や源田実 航空参謀らは作戦延期を求めたが、山本五十六司令長官 以下連合艦隊司令部は却下した。



ドーリットル空襲


4月18日 米海軍第16任務部隊 空母「エンタープライズ」「ホーネット」が犬吠埼東方600浬まで接近、米陸軍ドーリットル中佐が率いる B-25ミッチェル双発爆撃機16機を発艦させて帝都東京、川崎、横須賀、名古屋、四日市、神戸の6都市を空襲、日本本土を初めて爆撃する。

米海軍第16任務部隊 空母「ホーネット」

この空襲に拠って、米空母機動部隊の奇襲的な本土爆撃と北方アリューシャン方面から航続距離の長い新型長距離戦略爆撃機による帝都への直接空襲が行われる可能性も指摘され作戦本来のミッドウェ-島攻略にアリューシャン列島西部要地攻略を追加することになり、連合艦隊司令部は様々な問題を抱えながら本作戦を実行に移す事となる。


連合艦隊参加兵力(アリューシャン方面・北方部隊は除く)

南雲忠一中将揮下 第一航空艦隊 第一機動部隊 

旗艦「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」空母4隻 艦載機261機

零式艦上戦闘機 84機 九九式艦上爆撃機 84機 九七式艦上攻撃機 93機

戦艦「霧島」「榛名」 重巡「利根」「筑摩」 軽巡「長良」 駆逐艦12隻 給油艦8隻



近藤信竹中将揮下 第二艦隊 攻略部隊 

戦艦「金剛」「比叡」 空母「瑞鳳」 水上機母艦「千歳」「神川丸」 

重巡「愛宕」「鳥海」「妙高」「羽黒」「三隈」「最上」「熊野」「鈴谷」 

軽巡「由良」「神通」 駆逐艦21隻 輸送艦12隻

第六艦隊 潜水戦隊 先遣部隊 潜水艦「伊168」13隻


山本五十六司令長官 直率 連合艦隊 主力部隊 

戦艦「大和」「長門」「陸奥」 空母「鳳翔」 水上機母艦「日進」 潜水母艦「千代田」 

軽巡「川内」 駆逐艦22隻


高須四郎中将揮下 第一艦隊 主力部隊警備 

戦艦「伊勢」「日向」「扶桑」「山城」 軽巡「北上」「大井」 駆逐艦12隻



米太平洋艦隊参加兵力

フレッチャー少将揮下米海軍機動部隊 第17任務部隊 空母「ヨークタウン」 

スプールアンス少将揮下 第17任務部隊 空母「エンタープライズ」「ホーネット」

艦載機 F4F戦闘機 79機 SBD爆撃機 113機 TBD雷撃機 43機

重巡「ミネアポリス」「ニューオーリンズ」「ノーザンプトン」「ペンサコラ」「ヴィンセンス」 

軽巡「アトランタ」 駆逐艦9隻 潜水艦19隻



ミッドウェー島陸上基地航空兵力 

F4F戦闘機7機 F2A戦闘機20機 SBD爆撃機16機 SB2U爆撃機11機 

TBF雷撃機6機 B-26爆撃機4機 B-17爆撃機17機 

PBYカタリナ飛行艇31機

上記のように米海軍は太平洋艦隊の残存艦艇の殆どをミッドウェ-海域に投入している。



空母機動部隊出撃

5月27日 海軍記念日、南雲中将率いる第1機動部隊が瀬戸内海 広島湾柱島を出撃する。

第一航空艦隊 第一機動部隊 旗艦 空母「赤城」

5月29日 山本司令長官 直率 旗艦「大和」 連合艦隊 主力部隊と護衛の第一艦隊、攻略部隊の第二艦隊も出撃、第1機動部隊の300マイル後方に続く。 


一方、米海軍は日本海軍機動部隊が必ずミッドウェ-を攻撃する事を暗号解読により察知、珊瑚海海戦で傷いた空母「ヨークタウン」を真珠湾で突貫修理して「エンタープライズ」「ホーネット」を追わせ ミッドウェー守備隊と索敵哨戒を行い迎撃態勢を整えていた。

米海軍第16任務部隊 空母「エンタープライズ」

6月3日 日本軍攻略部隊輸送船団と護衛の第二水雷戦隊がミッドウェー基地から哨戒に出ていたPBYカタリナ飛行艇に発見され、B-17爆撃機9機の攻撃で輸送船「あるぜんちな丸」と「霧島丸」が至近弾を受けるも無傷に終わるが、夜間にオアフ島より増援されたカタリナ飛行艇4機が、輸送船「清澄丸」を機銃掃射「あけぼの丸」に魚雷1本が命中して戦死者が出たが両船とも航行を続けた。


日本海軍は二式大艇と潜水艦に拠る事前の情報収集が不十分に終わり、依然として米空母の所在は不明であったが艦隊一の高い通信マストと優秀な傍受能力を持つ後方の主力部隊 旗艦「大和」の敵信傍受班はミッドウェー付近での敵空母の呼出符号を傍受した。

しかし主力部隊は、この情報を無線封止を重視して南雲機動部隊には伝えなかった。 



ミッドウェー島基地攻防


6月5日 04:30 南雲機動部隊の4空母より、友永丈市 大尉が指揮するミッドウェー島基地攻撃隊(零戦36機、九九艦爆36機、九七艦攻36機、計108機)に続き九七艦攻偵察機2機を発進、戦艦「榛名」重巡「利根」「筑摩」から対潜哨戒機に遅れて水上偵察機6機が索敵に発進する。

この時、各空母格納庫で待機中の第一航空戦隊の艦攻は航空魚雷を装着、第二航空戦隊は陸上攻撃・艦船攻撃の何れにも対応出来る様に未爆装状態であった。

05:30 PBYカタリナ飛行艇が南雲機動部隊を発見し、ミッドウェー島基地から迎撃の戦闘機26機 雷撃機6機 B-26爆撃機4機 急降下爆撃機28機が発進した。


06:16 ミッドウェー基地上空の米軍戦闘機隊が友永攻撃隊を発見、米戦闘機が先制攻撃、零戦隊と約15分間の空中戦となり迎撃したF2A戦闘機13機、F4F戦闘機2機が撃墜され帰還した7機が使用不能と出撃可能な米軍戦闘機は2機となった。

友永攻撃隊は航空機のない滑走路を爆撃して基地施設に打撃を与えるも滑走路の損傷は小さく、艦攻5機、艦爆1機、零戦2機を失った友永大尉は「カワ・カワ・カワ」(第二次攻撃ノ要アリ)と機動部隊に打電して第一次攻撃の成果は不十分であることを伝えた。


その頃、南雲機動部隊はミッドウェー島基地から発進した雷撃機と爆撃機に空襲を受けていたが、基地防御に全戦闘機をミッドウェー上空に残し護衛戦闘機を伴わず勇猛に突入してきた攻撃隊は「赤城」と「利根」の防御対空砲火と直掩の零戦に撃退され、投下された魚雷も全て回避される。


第八戦隊 重巡洋艦「利根」 零式水上偵察機1機 九五式水上偵察機 3機搭載

被害は機銃掃射で旗艦「赤城」の送信アンテナが使用不能となる他、軽微な損害で終った。

南雲中将は攻略部隊の6月7日上陸開始と友永隊の報告を踏まえ、ミッドウェー島基地への第二次攻撃を決定、艦攻に魚雷を装着していた「赤城」「加賀」第一航空戦隊に対し兵装を陸上爆弾に転換させ「飛龍」「蒼龍」第二航空戦隊に対しては爆装せず待機が命じられた。


07:00 ミッドウェー島基地航空隊の報告により南雲機動部隊の位置を特定したフレッチャー少将は「エンタープライズ」「ホーネット」「ヨークタウン」の3空母から、148機の攻撃隊を順に発進させる。


07:28 索敵中の利根4号機から「我、敵らしきもの見ゆ」との通報が入り、「敵艦隊の艦種知らせ」と南雲司令部は返電し、魚雷から陸用爆弾への兵装転換作業を一時中断した。

07:55 ミッドウェー基地の海兵隊所属SBDドーントレス爆撃機16機が艦隊上空に到達、「飛龍」と「蒼龍」を狙い急降下爆撃を慣行するが爆弾は命中せず直掩零戦の迎撃で8機が撃墜される。


08:00 米攻撃隊との防戦中にミッドウェー島から攻撃を終えた友永隊が母艦上空に戻ってきたが、着艦出来ず上空の混乱から護衛の駆逐艦に友永隊が誤射される。

08:10 「赤城」「蒼龍」「飛龍」をB-17爆撃機17機編隊が空襲、損害撃墜無し。

続いて空母攻撃を諦めた海兵隊所属SB2Uビンディケーター爆撃機11機が零戦の防御を避けて戦艦「榛名」を急降下で狙うも命中せず、1機が撃墜され2機が不時着した。



米空母発見

08:10 艦種観測を続ける利根4号機から「敵兵力は巡洋艦5 駆逐艦5」の入電、その20分後には「敵はその後方に空母らしきもの一隻を伴う ミッドウェー島より方位8度250浬」と再入電するが、更に正確な情報を求め「蒼龍」から最高速度 520㎞/h の高速偵察機「彗星」の試作機を発進、後方の空母は「ホーネット」だった。

第二航空戦隊 空母「蒼龍」

08:30 第二航空戦隊 山口多聞少将は「現況は一分一秒を争う、準備出来次第、敵空母へ攻撃隊を出すべき」と信号で「直チニ攻撃隊発進ノ要アリト認ム」と意見具申したが、南雲司令部は進言を却下、各空母は上空で待機中のミッドウェーから帰還した攻撃隊の着艦収容を開始する。

08:55 利根4号機から「敵攻撃機10機 貴方に向かう」と通報が入る。

「赤城」は第一次攻撃隊を収容、空母攻撃へ向け艦攻の雷装への転換作業に追われた。



米空母艦載機の雷撃

09:20 戦闘機隊と逸れたホーネット雷撃隊14機が南雲機動部隊を発見、護衛戦闘機が無いまま「赤城」を狙い突入、零戦のより全機が撃墜され内一機が艦橋に接近墜落した。

ホーネット戦闘機隊と爆撃隊は厚い雲に遮られ先の雷撃隊を見失い南雲部隊も視認出来ず、一部はミッドウェー島の基地へ向うも全戦闘機と爆撃機3機が燃料切れで不時着水、残りの爆撃機20機は戦果を上げず「ホーネット」に帰艦した。

09:37 利根4号機から「燃料不足のため帰投する」と連絡が入り、10:00まで接触の維持を命ずるも「我れ、出来ず」との返答を受け、帰還を許可する。

09:50 エンタープライズ雷撃隊14機が来襲「加賀」を目標にするが、通信不良とミスにより彼らにも戦闘機の掩護が無く、雷撃隊は10機を失い命中魚雷はなく、零戦1機が撃墜された。

第一航空戦隊 空母「加賀」

10:00 利根4号機のコンパス自差により米空母の報告位置が100km以上ずれていた為に「蒼龍」から出た高速偵察機は索敵線上に敵空母を発見できず引き返す。

10:10 ヨークタウン雷撃隊12機と戦闘機隊6機が「飛龍」に対して攻撃を開始する。

直掩零戦がTBDデバステーター雷撃機10機とF4Fワイルドキャット戦闘機1機を撃墜して5本投下した魚雷も「飛龍」の加来止男艦長が操鑑で全弾回避、零戦5機が撃墜された。


ここまで日米両軍にトラブルや不運は続き、勝利の女神は微笑む相手を決め兼ねていた。




急降下爆撃・三空母炎上

10:23 「加賀」を狙ってヨークタウン艦爆隊30機が急降下爆撃を開始、この時、零戦の殆どが低空で雷撃機に対応し、見張員も雷撃機に気を取られ急降下爆撃隊に気付かなかった為に対空砲火も間に合わず飛行甲板に4発が命中した。

「加賀」は艦橋近くの命中弾と燃料爆発で艦橋が破壊され、岡田次作艦長以下戦闘指揮官が戦死、総員退艦を決め乗組員は駆逐艦「萩風」「舞風」に移乗するも尚、機を見て救出を試みる。


10:24 「蒼龍」にヨークタウン艦爆隊17機が攻撃開始、艦爆隊ドーントレスは投下装置の不具合で数機が既に爆弾を落下喪失、機銃掃射で突入し投下した爆弾3発が命中して前部エレベーター前で大爆発を起こし「蒼龍」は被弾から20分後、総員退艦が発令される。



10:26 旗艦「赤城」は直衛零戦が補給を終えて再び発艦中、エンタープライズ艦爆隊4機の急降下爆撃が飛行甲板三番リフト前方に命中、出撃準備に追われる第二次攻撃隊機の爆弾魚雷が誘爆し火災発生、発艦寸前の零戦1機が爆風で逆立ち、飛行甲板上にいた淵田中佐も両足骨折の重傷を負い、エンタープライズ艦爆隊はドーントレス14機を喪失した。

「赤城」は機関部へのダメージはなく、航行可能だったが格納庫内の爆弾、魚雷、航空燃料と次々に誘爆を起こし大火災を発生、操舵装置も故障し南雲中将は軽巡「長良」に移乗して将旗を掲げた。


「赤城」「加賀」「蒼龍」の三空母が被弾炎上する中、「飛龍」は雷撃回避に部隊から離れスコールの厚い雲下に在り、唯一 急降下爆撃による被弾を免れていた。



「飛龍」反撃

10:58 「飛龍」座乗 第二航空戦隊 山口多聞少将は「我レ、今ヨリ航空戦ノ指揮ヲ執ル」と米空母に全力攻撃を掛ける意を告げ「飛龍」は反撃を開始、敵空母との間合いを詰める。

第二航空戦隊 空母「飛龍」

山口は「飛龍」乗組員に対し、「飛龍を除く三艦は被害を受け、特に蒼龍は激しく炎上中である。帝國の栄光の為、戦いを続けるのは一に飛龍に掛っている。」と訓示した。

11:00 「飛龍」飛行甲板から小林道雄大尉が指揮する第一波攻撃隊の零戦6機、九九艦爆18機が米空母に向かい次々に発艦開始、九九艦爆のうち12機は250kg通常爆弾、陸用爆装機は6機であった。

「飛龍」は攻撃隊の発艦後、米機動部隊に向い進撃を続け、第二波攻撃の準備に掛かる。

11:10 筑摩5号機から「敵空母ノ位置 味方ノ70度90浬 我 今ヨリ攻撃隊ヲ誘導ス」と入電があり飛龍第一波攻撃隊の電波誘導を開始する。

この頃、降りる母艦を亡くした「赤城」「加賀」「蒼龍」の零戦隊20機が「飛龍」に着艦した。


第17任務部隊 空母「ヨークタウン」

12:00 攻撃隊の着艦収容が終了した「ヨークタウン」のレーダーが南西46浬に日本軍機を探知 、フレッチャー少将は護衛の重巡「アストリア」「ポートランド」駆逐艦4隻に輪形陣を組む様に命じてF4Fワイルドキャット戦闘機12機を発進させた。


11:20 帰還するエンタープライズ艦爆隊を日本艦隊へ攻撃に向うと勘違いした零戦隊から2機が迎撃に向かい、1機が弾薬を使い果たして帰還、1機が被弾し不時着救助されために攻撃隊護衛の戦闘機は4機に減る。


筑摩5号機からの電波誘導を頼りに進む飛龍第一波攻撃隊が「ヨークタウン」を発見する。

攻撃隊は直掩のワイルドキャット戦闘機隊の迎撃で零戦3機、九九艦爆10機が撃墜されながらも、九九艦爆8機が迎撃網を潜り抜けて急降下爆撃を慣行、急降下中に更に3機が撃墜されたが5機が爆弾投下に成功して3発が命中、ボイラー室に火災発生「ヨークタウン」は動力を失い航行不能となり、フレッチャー少将は重巡「アストリア」に移乗した。


この攻撃で飛龍第一波攻撃隊は小林隊長機を含む零戦3機、艦爆13機を失った。

13:30 ミッドウェー島攻撃の際に被弾し燃料補給と雷装した友永大尉が指揮する第二波攻撃隊の九七艦攻10機と零戦6機が「飛龍」から発艦、入替わり第一波攻撃隊が着艦する。

13:45 着艦した高速偵察機の搭乗員が三群の米機動部隊との接触を報告。 

山口少将は筑摩5号機が通報した空母1隻の他「エンタープライズ」「ホーネット」が存在することをこの時に知る。

14:30 筑摩5号機が撃墜された為に、第二波攻撃隊は火災もなく航行する米空母を自力で発見、友永隊は左右から雷撃を開始、これを直掩戦闘機隊16機が迎撃して零戦2機、艦攻4機が撃墜、続いて艦攻1機が対空砲火で撃墜されたが両舷からの魚雷挟撃で4本が左舷に命中しボイラー室と発電機を破壊して航行不能となり左舷に傾斜、乗組員全員が脱出した。


戦果をあげた飛龍第二波攻撃隊は、零戦3機、九七艦攻5機を失う。

黄色い尾翼の九七艦攻、友永隊長機は対空砲火で被弾炎上し艦橋付近に突入自爆した。


友永隊が攻撃した空母は火災を鎮火し20ktまで速力を回復した「ヨークタウン」だった。

山口少将は小林隊と友永隊の攻撃で2隻の空母を大破させたと判断「ヨークタウン」に2度攻撃したことに気付かなかった。


6月7日 「ヨークタウン」は曳船に引かれ修理の為に真珠湾に向かうが、ミッドウェー島を砲撃後も同島周辺海域に留まっていた伊-168潜が接近して九五式魚雷4本を発射、2本が「ヨークタウン」左舷に1本が護衛の駆逐艦「ハンマン」に命中し、両艦は沈没した。

第三潜水戦隊 「伊-168」潜水艦

14:45 偵察機から空母「飛龍」発見電文を受信した「エンタープライズ」は爆撃隊24機を戦闘機の護衛なしで発進させる。

15:40 飛龍第二波攻撃隊が着艦したが「飛龍」の戦力は戦闘機6機、艦爆6機、艦攻4機に減少、「赤城」「加賀」「蒼龍」から着艦した零戦が交替で「飛龍」上空を守っていた。

17:20 エンタープライズ艦爆隊が「飛龍」上空到達、飛行甲板の日の丸を目標に突入開始。

直衛零戦6機が迎撃に向い「飛龍」も操艦によって6機の爆撃は失敗、続いて3機が太陽を背にして攻撃、護衛の「利根」「筑摩」が対空砲で応戦したが阻止できず爆弾4発が命中。

飛行甲板もしくはエレベーターの破片が艦橋の前に突き刺さり「飛龍」も炎上した。 

19:13 空母「蒼龍」は火災の勢いが衰え防火隊を編成して再度乗艦の準備を始めた。

直後に再び爆発を起こして沈没、柳本柳作 艦長以下准士官は艦内に残った。

19:25 空母「加賀」は大爆発を2回起こして艦首と艦尾が水平になりながら沈んだ。

19:25 空母「赤城」は青木泰二郎艦長が消火作業を続行させるが再度誘爆により断念。

総員退艦を命令した後に処分命令が下る。

6月5日 05:00 第四駆逐隊の「萩風」「舞風」「野分」「嵐」が瀕死の「赤城」を雷撃処分した。



「飛龍」沈没

6月5日 23:50 最後まで戦い、敵米空母に一矢報いた空母「飛龍」は駆逐艦を横付けして消火に務めたが機関制御不能、爆発を起こして消火不能となり、軍艦旗降下。

6月6日 00:15 総員退艦命令、生存者は第十駆逐隊の駆逐艦「巻雲」「風雲」に移乗。

山口少将は甲板に総員を集合させ、「皆が一生懸命努力したが、この通り本艦も遣られてしまった。力尽き陛下からお預かりした御艦をここに沈めねばならなくなった事は極めて残念である。 

どうか皆は、生き残って奉公を期し、より強い海軍を作って貰いたい。 ここでお別れする。」と挨拶し、一同水盃を交し宮城を遥拝し聖寿の万歳を唱え軍艦旗と将旗を撤去した。

部下達は山口少将に退艦を懇請したが受け入れず、「何か、お別れに戴ける物は御座いませんか」と伊藤清六主席参謀が頼むと黙って自分の被っていた戦闘帽を渡し、加来 艦長と艦に残り温顔、従容とし部下達の退艦を見送った。

6月6日 06:15 空母「飛龍」は駆逐艦「巻雲」に拠る雷撃処分を受けて沈没する。

山口多聞 少将と艦長 加来止男 大佐は艦と運命を共にした。


「飛龍」は本海戦に参加した四空母中、最も艦載機搭乗員の戦死者が多い艦となった。




重巡「三隈」沈没

第一機動部隊 空母群が受けた損害に対し第二艦隊の近藤信竹中将は栗田健男中将の第七戦隊の重巡「熊野」「鈴谷」「三隈」「最上」にミッドウェー島へ向かうよう命じ、南雲中将の残存艦艇と策応して陸上航空基地を砲撃破壊、米軍機動部隊に夜戦を挑む方針を示した。

しかし「飛龍」の被弾炎上により米機動部隊とミッドウェー基地航空隊制空権下の水上戦闘は困難と南雲は判断、そこで一旦西方に反転し改めて夜襲を企図する。

第七戦隊 重巡洋艦「三隈」

近藤中将の第二艦隊は軽空母「瑞鳳」を有しており 米艦隊に積極的に戦闘を挑む方針を示し炎上する空母を護衛した第四駆逐隊の有賀幸作大佐は「敵機動部隊接近なれば刺し違えよ」と配下の駆逐艦に下令する。 (後に有賀大佐は、戦艦「大和」最後の艦長となる。)

18:10 筑摩2号機は南雲司令部に「炎上米空母の後方に更に米空母4隻を発見」と報告。

6月6日 00:15 連合艦隊は第二艦隊と南雲第一機動部隊に対し、夜戦の中止と主力部隊の旗艦「大和」以下 第一艦隊への合流を命じた。

この時、最大戦速 35kt で南進急向していた第七戦隊は僅か2時間程でミッドウェー島を砲撃可能な射程距離内まで到達していたが、砲撃中止命令を受け北北西に針路反転する。


6月6日未明、戦闘海域から離脱し、旗艦「熊野」を先頭に「鈴谷」「三隈」「最上」の順で単縦陣航行していた第七戦隊は針路反転から1時間20分後、右前方45度5000mに米潜水艦「タンバー」を発見、同戦隊は直ちに対潜艦隊運動を開始したが左45度緊急転舵 一斉回頭の際に「熊野」から 更に発令された左45度増舵の伝達ミスにより危うく「熊野」と「鈴谷」が衝突しかけバタビア沖海戦 で 活躍した重巡「三隈」と「最上」の両艦は回避できず衝突した。

特に「最上」は 28ktで「三隈」の左舷中央部に衝突した為に左方向に艦首が潰れ航行速度が著しく低下したが応急作業により、14ktまで速力を回復させる。

また「三隈」は艦橋下から煙突下に掛けて破孔が生じ火災が発生し消火、左舷燃料タンクを損傷し燃料油が流出する損害を生じる。

だが、「熊野」に気付かれ、急速潜航の寸前に位置情報を打電した、米潜水艦「タンバー」は衝突で速力を落とした恰好の獲物である傷ついた「三隈」と「最上」を追跡し魚雷攻撃を行わなかった。

栗田中将は速力が落ちた両艦を戦隊から分離、護衛に駆逐艦「朝潮」「荒潮」を残し現場から南西のトラック島基地へ退避を命じ、栗田は「大和」以下主力部隊との合流を急ぎ北西に向かった。

退避速度が落ち油を曳く両艦は間も無くPBYカタリナ飛行艇に発見されミッドウェー島から飛来した ビンジゲーター6機とドーントレス6機から急降下爆撃、8機のB-17に水平爆撃を受けたが両艦ともに大きな損害は無かった。

しかし両艦は追撃して来た米空母「ホーネット」「エンタープライズ」の二艦からの攻撃隊により再び袋叩きの空襲を受け、「最上」は爆弾5発を被弾し四番、五番砲塔と飛行甲板に命中大破、誘爆を避ける為、酸素魚雷を緊急投棄する。

「三隈」は「最上」の護衛に「荒潮」と「朝潮」を残してウェーク島基地に向い単艦で退避行動をとっていたが、艦橋に被弾し機銃砲座の弾薬が炸裂して火災が発生、三番砲塔、両舷機関室にも直撃を受け「三隈」は航行不能となり、艦長の崎山釈夫大佐も重傷を負う。

また火災発生により酸素魚雷が誘爆して副長が総員退艦を命じ、「荒潮」が乗組員の救助に当るが、後部砲塔に爆弾が命中して戦死者が続出、この間も米軍機は容赦なく海面を漂う乗組員に対し執拗な機銃掃射を繰り返し「荒潮」は約240名を救助して退避を余儀なくされ「三隈」から離れた。


空襲に曝された重巡洋艦「三隈」

「最上」は米軍機空襲の危険を回避し日没後「朝潮」に「三隈」生存者救援に向かわせたが戦闘海域には既に「三隈」の艦影は無かった。

近藤中将は空母「瑞鳳」第二艦隊に「敵空母部隊を捕捉撃滅し三隈、最上を救援せんとす」と命じて反転したが、米軍機動部隊の捕捉に失敗し、6月8日午前中、大破した「最上」は救援に駆け付けた第二艦隊と合流して敵空襲圏外へ脱したが、航行不能に陥った「三隈」は救えずに沈没した。

6月9日 米潜水艦「トラウト」は漂流していた救命筏の「三隈」乗組員2名を救助した。





ボコボコである。 悔し過ぎる。

真珠湾攻撃からマレー沖海戦、セイロン沖海戦と航空戦力が新しい海戦の主力である事を実戦で証明した帝国海軍が空母同士に拠る航空海戦であるミッドウェー海戦に於いて連合艦隊の虎の子であった空母機動部隊「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」の正規空母4隻と艦載機289機 重巡洋艦 「三隈」を一度に失い、3,057名(内艦載機搭乗員110名)戦死させた。

米海軍側損失 

空母「ヨークタウン」駆逐艦「ハンマン」沈没 戦死者307名 内艦載機搭乗員172名


開戦当初に真珠湾を叩かれた米海軍太平洋艦隊は空母3隻を残して殆ど撃滅状態であり、決して物量に物を言わす贅沢な戦いが出来た訳ではなく、寧ろ第一機動部隊の遥か後方に艦隊主力を置いた山本連合艦隊の方が艦艇を温存する戦い方をしている。


この頃の撃墜率・急降下爆撃・雷撃の命中率を見れば日本海軍パイロットの技量は米軍パイロットよりも優秀で練度も高く、零式艦戦・九九艦爆・九七艦攻・九一式航空魚雷の性能も米海軍の装備よりも優秀だった。

米海軍はレーダーの存在に頼りきらず、PBYカタリナ飛行艇を全方位に展開させ索敵哨戒する努力をしている。

ミッドウェー作戦発動前の図上演習の結果、作戦の主目的である敵空母部隊の補足撃滅が難しく、高いリスクを伴う作戦である事が判明し「ミッドウェー島攻撃中に敵からの先制攻撃を受けた場合はどうするか」と宇垣纏参謀長が尋ねると草鹿は「そうならないよう行動する」と答えた。

その為、宇垣は注意喚起を続け「第一航空艦隊はミッドウェー攻撃を二段攻撃とし第二次は敵に備える」とした。

また当時の作戦会議で中沢佑 第五艦隊参謀長が「機動部隊と連合艦隊主隊の距離が離れ過ぎている」と指摘したが、黒島は問題無いと発言し、山本は「本作戦に異議のある艦長は即刻退艦せよ」と強く訓示して連合艦隊司令部は問題点を確認することなく作戦を発動した。

事前に山口少将から相談を受けていた宇垣参謀長は南雲司令部の指揮能力に不安を感じ予想外の敵攻撃に備えるよう注意している。


主な敗因は以下である。

1.暗号電文が傍受、解読されていた。

2.情報収集・偵察軽視、索敵の不徹底で米艦隊を捕捉できなかった。

3.連合艦隊司令部が無線封止に固執して機動部隊に敵情を伝えなかった。

4.艦攻半数・雷装待機の原則を破り索敵完了前に雷装を解き爆装を始めた。

5.敵艦を発見した際に準備済攻撃隊だけでも発艦し上空待機させなかった。

6.敵空母を確認した後も兵装転換を行い迅速な攻撃を行わなかった。

7.雷撃機に気を取られ急降下爆撃機の接近に気づかず攻撃された。

8.戦隊を分けず4空母を集中しながら臨機応変に発着艦を運用しなかった。

9.主力艦隊が後方に離れ過ぎてバックアップの作戦が取れなかった。

等が主因として挙げられるが、他にもあった。

これはインド洋作戦・珊瑚海海戦の戦訓が全く活かさなかったと言う事か。

命令不服従、忠告無視、年功序列人事、帝國海軍の悪しき習慣もある。

操艦達者な水雷屋の南雲中将も航空戦の指揮判断を参謀の草鹿や源田に任せていた。

本作戦は米空母を誘出撃派を謳いながら必要の無い陽動にアリューシャン方面へ兵力を分散させ、充分な護衛も付けず、4空母を纏めて突っ込ませ、旗艦「大和」と連合艦隊主力部隊は300マイルも後方の米艦載機攻撃範囲外、基地にも敵空母にも夜襲を掛けるには遠過ぎる安全圏で観戦。

何時も奇襲、騙し討ちが成功する訳がない、常に会敵と失敗に備え2段、3段構えでバックアップの作戦が重要である。

山口多聞少将が機動部隊の指揮を執り、またアリューシャン方面へ向けた北方部隊 第四航空戦隊の角田覚治少将と空母「龍驤」「隼鷹」をミッドウェーに投入、6空母3機動航空部隊を編成し3方向からの分散攻撃にしていれば索敵範囲も広がり先に発見されても違う結果になっていただろう。

真珠湾攻撃に於いても、第一目標である米空母を討ち漏らし、第二次攻撃を行わずして帰投した為に港湾修理施設の壊滅には至らず、沈めた戦艦8隻の内6隻が引揚げ修理されて艦隊に復帰させ大打撃を与えた米太平洋艦隊を立ち直らせてしまう事になった。


陸軍・海軍軍令部はおろか開戦に及んでも連合艦隊内ですら意志統一がなされていない。

真珠湾からの海戦史実が示す様に戦闘指揮官は強引だけでは勝てない、臆病でも負ける。

戦いには賢明で慎重な作戦と現場の正しい判断と大胆さが必要だ。



真珠湾とミッドウェイは博打だった。と以前にも書いた。

山本長官を貶めたり、賛美することもしたくない。

米太平洋艦隊に大打撃を与え米国の戦意を喪失せしめ早期に講和に持込む。

米国の国力を知り三国同盟に反対した博徒山本は大博打を打つ他になかったのだろう。



日本海軍はガダルカナル、レイテ沖海戦と大敗し情報管理の甘さから暗号電文を敵に傍受解読された事により、視察激励にラバウル基地から一式陸攻で飛立った山本司令長官はブーゲンビル島上空でP-38戦闘機の編隊に待伏せ撃墜され戦死する事になる。

情報は戦いを制する。

出撃前、兵卒から呉の芸者までが「次はミッドウェー」だと噂していたと言う。

また空を制する者は海を制し陸をも制する、島を制する者が空を制し海をも制する。

特に、ガダルカナル攻防戦は制空権争いに制空権で負けた戦いであった。

そして帝国陸軍も開戦当初は香港を攻略、マレー作戦に於いて山下奉文中将が率いる第25軍が、マレー半島コタバル強襲上陸から電撃戦でクアラルンプール、シンガポールを攻略。 

蘭印作戦で今村均中将の第16軍がバリクパパンへ上陸、アンボン攻略、第一挺進団の空挺作戦に拠ってスマトラ島 パレンバンの油田設備と飛行場奪取に成功、バリ島、ジャワ島占領などの快進撃を続けたが、ニューギニア、ガダルカナル、フィリピン、マリアナと大敗、日米の制海空権は逆転して兵站補給が困難になり、無茶なインパール作戦でも大敗を喫する。


日清日露と連戦連勝して来た帝国陸海軍は過信と驕りから来る敵兵力の過小評価、索敵不徹底、情報管理分析の甘さが多くの判断ミスを招き、広く長く伸び過ぎた戦線は自給力が無い帝国陸海軍の首を絞めていく。

ミッドウェ-海戦は太平洋戦争のターニングポイント、日米両国の勝敗を決した戦いだったと言われるが、日露のように一海戦だけに勝利しても帝國は対米戦争には勝てなかった。



日本は短期を見て、長期を見ず、連合国アメリカとの圧倒的な工業生産力と物量・補給能力の差、国際社会からの孤立に拠ってアジアの新興国日本は完敗したが・・・・・



果たして負けた理由は本当に、それだけか。


「太陽の帝国」 聯合艦隊旗艦に続く。



日本の近代史・戦史を書いたブログ

Empire of the Sun 1   「太陽の帝国」その1   真珠湾攻撃・マレー・蘭印作戦

Empire of the Sun 2   「太陽の帝国」その2   インド洋作戦・珊瑚海海戦

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Empire of the Sun 5   「太陽の帝国」その5   聯合艦隊旗艦

Empire of the Sun 6   「太陽の帝国」その6   大和出撃

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Posted at 2013/06/18 22:14:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 太陽の帝国 | 日記

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