
日本列島梅雨明け いよいよ夏本番。
この夏、長期間に渡り重たいパイロットに悲鳴を上げながら激務をこなしてきたオレンジの憎い奴 CH-46N
チョイノリはシーマ艦隊所属「リリーマルレーン」の
機関長に引き渡され、オーバーホールと整備後に艦載機として働く事になった。
我部隊はブルーのMV-22C コスプレイを配備した。
神戸のバイクのナンバープレートにはこんな絵がある。
今回、配備された MV-22C コスプレイ

新型 コスプレイは某スーパーマーケットや都市銀行まで僅か3分間で到達可能。
長い航続距離は隣の町の信用金庫、ホームセンターまで作戦行動範囲内に収める。
低騒音で搭乗する操縦士の体重制限や積載量も既存のCH-46N チョイノリ型を凌駕する。
但し、空中給油は出来ない。
こちらは米海兵隊所属の MV-22 Osprey オスプレイ

オスプレイとは回転翼の角度が可変出来るティルトローター方式の垂直離着陸機である。
愛称である Osprey オスプレイは猛禽類の鷹の一種である「ミサゴ」(獲物を見つけて空中に静止、ホバリングから急降下して水面近くで脚を伸ばし両足で獲物(魚)を捕らえる)から由来している。
大径ティルトローターを回転させ飛行する姿は名前通り他を威嚇する猛禽類だ。
両翼に迂闊に近付けず、大きなローターが危なそうにも見える。
少ない知識と情報による安全性より、その厳つい風貌にビビって配備に反対する人もいる。
MV-22 オスプレイの10万時間当たりの平均死傷事故率は 1.93
在日米軍に現在配備されているCH-53D シースタリオンは 4.15
だが新華広播電台東京支局(犬HK)は事故率はもっと高いと報じている。
MV-22はイラク・アフガンにも実戦投入され、作戦中の人為的な操縦ミスや夜間暗視飛行・悪天候下の強行運用に拠る離着陸の失敗、兵装の故障、尻もち等、NHKの数値は負傷者ゼロの陸海上の物体との接触も含んでいる。
騒音も現強襲揚陸用のCH-46E シーナイトと比較しても飛行中は全ての領域でより静かだ。
配備の最大の目的は日本の尖閣諸島防衛に協力する事で中共への抑止力となる。
MV-22とCH-46の作戦行動範囲の比較
今回、配備される MV-22 オスプレイは普天間から尖閣諸島まで僅か1時間で到達する事が出来るうえ、長い航続距離は上海など一部中国の都市も行動範囲内に収める。
空中給油も可能で搭乗する作戦部隊と戦闘車両の積載量も既存のCH-46 型を凌駕する。
そりゃ中共にとってオスプレイの沖縄配備は脅威、あらゆる手を使い阻止したい。
先日、TV番組で「なぜオスプレイじゃないとダメなんですか?」と言う質問に対して某コメンテーターが「戦闘機は米国が軍需産業を保護する為だけに買い換えるのです。」と偉そうに言った。
能力優位性どころか戦闘機と輸送機の違いも解らず涼しい顔でアホな解説コメントするな。
オスプレイは旅客を乗せて飛ぶ民間機ではなく、常に仮想敵より新しく優秀なもの開発して採用する軍用機動兵器であり、100%安全などと誰にも言えない。
米軍も兵士の命を大切にする、訳の判らん中国人が運転する大型高速バスより断然安全だ。
貴方が宝くじで大金を当てるのと貴方の家にオスプレイが墜ちる確率とどちらが高いのか。
また災害時の救助救援にも高性能輸送機として頼もしい味方になって活躍してくれる。
MV-22 オスプレイの性能は、海上自衛隊 DDHへの次期搭載機としても相応しい。
配備に反対してる者は本当に安全性の問題だけで反対しているのか。
災害発生時に海兵隊が救助に来てくれても「米軍オスプレイは帰れ!」って追い返すのか。
東日本大震災に対し米国は陸海空3軍と海兵隊が速やかに連携し統合軍の形態を執った。
将兵2万4000名、航空機190機、艦艇24隻、数100台の輸送及び工事用車両が自衛隊と共に人命救助や捜索救難活動、救援物資輸送、災害復旧に参加した。
現地では被災した多くの人達が同盟国米軍の迅速且つ、暖かい救援に感謝している。
だが左傾マスコミは故意に報道を避け、沖縄と北海道の左巻地方紙は感謝どころか「在日米軍基地の重要性を不謹慎にアピールしている」と記事を載せ「震災の政治利用は厳に慎むべきだ」と礼儀も知らず批判した。
問題は新鋭機の安全性や配備ではなく、配備される基地周辺の環境や飛行ルート。
普天間基地の周りに住宅地が密集している状況については二つの側面がある。
一つは、普天間基地の周辺は沖縄戦の激戦地区で日米両軍の不発弾が埋もれていた危険地域であり、戦後、米軍により不発弾処理がなされた後、民間人の収容所として確保された。
沖縄の本土復帰以前に、民有地については琉球政府が住民から土地を一括で借り上げたうえで、米海兵隊に又貸をして地料(基地・飛行場の土地賃借料)についてはアメリカ側から琉球政府に支払われ住民に分配された。
もう一つは、基地建設後、本土復帰以降に日本政府の思いやり予算に則した基地行政などにより、周辺住民が基地に依存した地域社会を形成し現在のような住宅密集地域となった事実である。
上記のように住宅や学校が密集する地域に無理矢理に米軍が基地や滑走路を作ったのではなく、基地の周辺に仕事や便利さを求め後から商店・住宅・学校が出来たことだ。
しかし今の普天間の状況下では米軍機だけではなく自衛隊や民間の航空機でも危ない。
F-16・22、アパッチにブラックホーク、ジャンボにエアバス、セスナに消防ドクターヘリ
軍用機・民間機を問わず、どんな機種でも墜ちる時は墜ちる。
当然、通常運用で安全な機体も厳しい状況下での訓練や作戦中には危険性は上がる。
常日頃から訓練し安全意識が高いパトカーや白バイでも公道で人為的な事故を起こす。
危険性を言うなら、先送りせず日米両国が進めてきた基地移転を真剣に考えるべきだ。
中共が尖閣はおろか沖縄まで、自国領土だと主張し仕掛けてくる現状では気の毒だが沖縄県内から遠い所に基地を置くのは日本にとって得策ではない。
航続距離が長く巡航速度も速い機体配備を拒否するなら尚更の事だ。
また朝鮮半島有事に備え岩国基地への配備も重要である。
MV-22 オスプレイはそう簡単に墜ちない優秀な機体であると言っておく。
日本の国民は日本の楯となった沖縄県民に今も昔も感謝している。
日本の安全を脅かしているのは、米軍やオスプレイではなく中距離核弾頭ミサイルの照準を日本に合わせてる中共と北朝鮮だ。
日米同盟と沖縄の兵力は戦争を始める為ではなく、アジアでの戦争抑止の為にある。
しかしマスコミは本日も大陸半島からの強い電波を中継しプロパガンダを垂れ流して洗脳中。
オスプレイの配備が出来なくなり大喜びするのは反米左翼を操り尖閣・沖縄を狙う中共だ。
反米デモをやるなら「中国は日本の尖閣沖縄に手を出すな!」って反中デモをやってみろ。
9条バリアは中朝からのミサイル防衛や領海空侵犯には全く役に立たない。
アホな左巻き中朝の工作員に言っても無理だな。
フィリピン、ベトナム、インドネシア周辺で無法を繰り返す南シナ海を見よ。
中共は米軍が退けば圧してくるのは明白である。
これから中国は増長し、公官船や航空機による領海侵犯を繰返して漁船や民間活動家、海洋調査、あらゆる手を使い尖閣・沖縄を侵略する為に必ず何度も仕掛けてくる。
彼のHPを見れば、沖縄の汚染ぶりがよく判ると思う。
沖縄出身 元海上自衛官
惠隆之介氏