
5月16日 日本の飯島勲内閣官房参与の訪朝について、日本政府から事前に通告が無かった米国と韓国両政府は対北朝鮮政策で日米韓の連携に悪影響を与えかねないとみて懸念を強めている。
日本と韓国との強い結束を示した上で制裁行動に同調する動きを見せ始めた中国から協力の拡大を取り付けて北朝鮮に揺さぶりを掛ける狙いだった米国政府は飯島氏の訪朝で計算に狂いが生じる可能性もあると視ている。
5月7日 オバマ大統領は訪米中の朴槿恵大統領との記者会見で「日韓両国と緊密に調整を続ける」と述べた。
歴史問題を巡り韓国の対日感情が悪化していることを念頭に韓国側に「日本外し」をしないよう暗に求めたものだったが飯島氏の訪朝はそうした米国の「配慮」も無視する形になったと言える。
・・・以上、新聞記事より。。。
米韓は日本が連携を壊したと批難するだろうが、経済で宗主国の中共に擦り寄り、領土問題を歴史問題にスリ替え共闘したうえ、米国に対し散々「日本外し」を画策した韓国が言うな。
これまでに被害者の御家族も訪米し米政府にも支援要請していた故、通告はすべきであろう。
しかし事前に通告をすれば米政府は止めないまでも時期が悪いと延期を促したと思われる。
民主党と共和党も大枠は同じでも、オバマとブッシュとでは中朝に対するスタンスが全く違う。
それでも北朝鮮に対し、朝鮮半島の非核化を前提にする安全保障に日米韓の協調は必要だ。
しかし韓国は「反日、日本外し」を辞めず米中を両天秤に掛けて寧ろ中共に接近していくだろう。
無論、旧宗主国である中共は歓迎し、経済だけではなく安全保障でも韓国を取込もうとする。
やがて朴正煕の娘の愚かな外交は米国防総省どころかオバマ政権からも信用を失う事になる。
日本国民の拉致誘拐被害者を奪還するのに日本政府が他国政府の顔色を窺う必要はない。
世界の何処に自国民、しかも婦女子を誘拐拉致され黙って見ている独立主権国政府があるのか。
そんな国などは国家とは呼べない、国益とは領土や資源に通商利益だけではない。
今回の飯島勲内閣官房参与の訪朝は日米韓の連携を崩しを目論み日本を利用しようとして北朝鮮側が声を掛けた可能性が高く、間違いなく北朝鮮は内外に対する宣伝に利用する。
だが現在の朝鮮半島情勢と北朝鮮内政、権力バランス、総連本部の件を考えれば北朝鮮が直接、日本との対話を望んでいる時こそ日本の強い意志を示す良いタイミングだとも言える。
日本国民の為に日本政府が動かなければ何処の国も助けには行かない。
日本はこれまでの「圧力で北の政策を変え、対話に拠って拉致問題を解決する。」の方法を維持し、安倍内閣は人質外交を平気でやる無頼国家に利用されぬよう慎重に交渉談判して欲しい。
拉致問題は外務省主導ではなく、内閣主導でなければ進展しない。
連れ去られてから 30年、40年、被害者と御家族は、もう充分過ぎるほど待たれた。
安倍首相は被害者と家族の心情をよく理解し、国家観と固い決意を持ち尽力している。
またマスコミは中国が制裁決議行動に同調していると言うが、中朝の相互利益の為に北京は平壌に口座凍結を事前通告し預金を移動させているのは血の同盟の常識だと言う事を理解せよ。
北朝鮮は弾道ミサイルの開発を続け、核武装を阻止できなければ拉致被害者も還さない。
これまで調査解答をズルズルと引き延ばしてきた北朝鮮に期限を切り、明確にさせるべきだ。
Pirates of the East China Sea 東シナ海の海賊
4月23日 尖閣諸島周辺の日本の領海内に、国有化以降最多となる8隻の中国の海洋監視船が相次いで侵入し、周りの接続水域でも2隻の漁業監視船が航行した。

領土奪取を狙う中共が挑発の度を次第に高めているのは明白、海上保安庁の巡視船は神経戦のような対峙を強いられている。
菅義偉官房長官は「極めて遺憾だ。」と表明、外務省は程永華 中国駐日大使を呼んで厳重に抗議し全船の即刻退去を求めた。
安倍晋三首相は参院予算委員会で、「尖閣諸島に上陸となれば強制排除するのは当然。」と述べ、閣僚の靖国神社参拝との関連を問われ、「他国に文句を言われる筋合いではない」と応じた。
一党独裁覇権主義のままで世界一の人口15億人(華僑を含めると20億)の中国が経済成長して行けば中華思想が台頭し世界中の限り有る資源を食い潰し、最終的には大気汚染や海洋汚染などの公害や温暖化、最悪の場合は核に拠る冬が地球を人や動物が住めない星にする可能性もある。
これまで世界は幾つかの文明や帝国、信仰宗教に支配されてきたが、近年はユダヤ国際金融資本やオイルマネーに拠る経済支配が続いた。
20世紀のイデオロギー対立、東西冷戦はソビエト連邦崩壊で幕を下ろし、今世紀はエネルギーを制する者が支配する時代になり、やがて現在の宗教や民族の対立に拠るテロや局地戦も終る。
このまま人口が増加して行けば、次の世界大戦は海底油田や鉱物資源、食糧を確保する為に農地や穀倉地帯の争奪戦になると自分は考える。
朝鮮半島問題に気を逸らされているが、本当に注視すべきは思想宗教、政治活動の自由を認めず14億人民を一党独裁共産党が言論を統制し少数民族を弾圧、周辺国の領土領海に触手を伸ばし日米に対する駆引と目眩ましに北朝鮮を己の世界戦略の為に利用して来た中国共産党である。
自衛隊を無くし非武装中立。
我々日本が自衛権・防衛力、即ち兵力・軍備を持たなければ平和が保てると言うバカがいるが中共や北鮮は軍事力の後ろ盾も無い話し合いが通じる相手ではない。
国家の平和と安全は無償ではなく、防衛力や外交努力を積重ねた上に初めて成り立つものであり、他国の政府から与えて貰う物ではない。
自分は好戦的な人間ではない、また 軍国主義者でも国粋主義者でも民族主義者でもない。
現在、日本に仇なす国に対しても武力を行使し、若者の命と引換に駆逐せよとも言わない。
親戚や同級生、先輩や後輩には陸海空自衛官や海上保安官が多く、北朝鮮の偽装工作船に利用された兵庫県の日本海側 香住・津居山港の「第一大西丸」や「第二大和丸」の元乗組員や日本海で行方不明になった船にも知人がいる自分にとって安全保障や領土問題、拉致事件は無視できない身近な問題であった。
また自分自身が船員時代に貧困に喘ぎ苦しむ第三世界の後進国や治安の悪い国々、東西冷戦下の共産圏東側諸国や北方領土も直接目で見て祖国日本は素晴らしい国だと思う様になった。
海ゆかば
タンカーや木材、冷凍貨物運搬船で、マリアナ諸島からフィリピン、マレー、インド洋、インドネシア、ニューギニア、ポリネシアまで自分は南方の太平洋戦争の激戦地や基地跡へ寄港し上陸した。

そして現地人のお年寄達から体験した激しい戦闘や優しく親切な日本兵の話し、日本の兵隊さんが教えてくれたと言う日本の歌を聞かせて頂き、20代だった自分の目と耳に確りと焼付けて来た。
今でも海図に残された沈船表記、海岸で朽ち果てた艦船、航空機、戦車、機関銃、野砲の残骸。
故郷の日本から遠く離れた南海の孤島、蒸暑い辺境のジャングルで自分達の爺ちゃん達が家族や国の為に餓えや病に苦しみながら戦ってくれた事を思い、感謝と辛い気持ちで目頭が熱くなる。
戦うも亡国、戦わざるも亡国、戦わずしての亡国は魂までも喪失する永久の亡国。
祖国日本の正義と勝利を信じ、戦友と助け合い気候の厳しい外地で過酷な行軍戦闘に耐える姿、現地民や敵の捕虜、戦死者に対する敬意、戦友と談笑、小休止に疲れて眠る姿、兵士達の日常の素朴な笑顔、家族から来た手紙を懐かしみ嬉しそうに読む姿は、平和な現代を生きる私達と何等、変わらない。
しかし日本軍将兵の多くは海に沈み、空に散り、遠い異国の土になり、二度と日本の地を踏む事が出来ず、愛する家族との再会を果たせなかった。
多くの民間人を巻込み、敵味方の兵士の血を流した先の大戦を美化するつもりは全くない。
また無謀な作戦を立案強行した無能な高級参謀、将官を讃えるつもりもない。
ただ左巻き左翼が、総ての日本軍人を鬼悪魔、犯罪者喚ばわりするのを自分は我慢できない。
偏向マスコミの思想煽動や捏造は国益を削ぎ日本を貶める反日国に利する売国行為。
しかし問題は日本の防衛力や取巻く周辺反日国家より、我々日本人自身の意識。
虐め問題も然り、歪んだ平和に道徳心、事無かれ主義で見て見ぬふりをし、平気でズルい嘘をつく大人達を見て育つ子供達は、どんな日本人になるのか。
また神戸で大空襲を経験して辛い思いをした母の世代でさえ、日本の安全保障、資源エネルギー、領土問題、国際関係、祖国である日本の将来について多くの日本人が無関心だ。
この現状の責任を教科書の内容や戦死者慰霊や参拝にまで干渉する他国の政府や国家を否定し、国旗・国歌に敬意を払わない偏狭な左翼日教組の責任にするのではなく日本政府、即ち民主主義国家の主権者である私達国民全体が意識を変えていく事が必要だと考える。
誰でも承知の通り、中韓にも親日家はいる、またアメリカはもとより日本にも反日家がいる。
敵を増やすのは簡単な事だが、敵を心から変え味方や同志を増やすのは大変な事だ。
普段からの知日親日家への支援や対外的主張の広告、印象操作、ロビー活動は重要である。
政治家は賢く立ち回り、本音と思想だけで行動、発言してはいけない。
自称インテリの反日、左巻思想の「保守=好戦的で知的レベルも低い。」と言う奴らの持論レッテル貼りを許し、マスコミに上げ足を取られ反日国と左翼連中に政治的に利用される事にもなる。
人の意識や思想は教育や育った環境で変わるもの。
日本は義を重んじ天地公道に基づき行動すべし。
日本人は恥を恥とも思わない下劣な者達と同じレベルに下げてならない。
恥の文化を持たない国の人に恥ずかしいと気付かせるのはとても難しい事だが、日本は直接的にも間接的にも国際社会に訴え、上から目線ではなく周辺国に道義を伝えなければならない。
皇室を持たない国、神道・仏教が根付かない国民が道徳に馴染み理解するのは難しい。
自分はこれまで外国人に対して自分が日本の代表のつもりで常に言葉や行動に気を配り、内地でも外地でも日本人として誇りを持ち恥ずかしくない様に接してきた。
職務上、士官として、自分の部下であったフィリピン人や韓国人、中国人、南米人にも厳しく、そして親切丁寧に接した。
自分と一緒にいた外国人は皆、親日派になり母国に帰っても心変わりないと信じている。
国旗・軍旗を振り回し、国歌・軍歌を大音声で鳴らす事が愛国ではない。
また愛国心は他人に押し付け、他人から押し付けられる物でもない。
争いを阻止出来るのは武力でけではなく、賢い外交と経済、優れた技術と伝統の精神文化。
今、大災害と原子力事故に見舞われた日本を日本人がどう再生して行くのか世界中の人々が注視している。
技術先進国日本で起こった原発事故で原子力の危険性と自然の力の前での人の無力さを再認識したと同時に「秩序を乱す事なく皆が助け合いながら懸命に復旧作業に取り組む姿に感銘を受けた」と日本人の精神を敬愛する他国の人も増えた。
また世界中の国、政府、個人、様々な人々が日本を応援し、助けてくれた。
我々、日本人がこの国難に受けた恩と日本の精神を忘れる事なく、努力復興する。
そして日本が国際紛争や危機を回避させる為に努力する事は日本を助け応援してくれた世界中の人々への恩返しである。
日出ずる国、日本。 Empire of the Sun 「太陽の帝国」
Revival of Japan 日本復活

Rising Sun 新しい日本の夜明け
日本船のブリッジには神棚が祀られており、毎日、航海の安全を祈願した。
自分はオフィスや家にも天照大御神の神棚と福笹が祀られ毎日手を合わせる。
初詣に伊勢神宮や出雲大社に行き、商売繁盛と航海安全祈願に戎様と金刀比羅宮。
季節ごとに御先祖さまと弟のお墓参りをして仏教の坊さんが経を読み、八幡神社で夏秋祭り。
また感謝祭には七面鳥、ケーキを食べてクリスマスを楽しむ自分は無宗教者だろう。
日本人は古来、太陽神を崇拝し宇宙、太陽、自然の恵みに感謝して生きて来た民族。
メタンハイドレートやレアメタルは時給自足はおろか日本を資源輸出国に変え世界の経済秩序まで変えてしまう可能性のある素晴らしい自然の恵みの発見である。
商社マンは何を売ろうと自由だが国や魂まで売ってはいけない。
己の既得権益を守る為に国の発展の足を引く事は国賊、売国行為だ。
政治家や科学者は名誉や金と引換に人の未来や夢を売ってはいけない。
日本の希望はアジアの希望
外省人の馬英九を信用してないが、日本は台湾との友情を大事にしなければならい。
先日、合意調印された日台漁業協定締結は、中共と台湾の間に楔を入れる事になる。
ただ気になるのは、現場、日台漁業者の細かい取り決めが出来てない事だ。
強欲な中共からシーレーンと海底資源を守る為に尖閣の領有権は絶対に譲れない。
しかし他国とは違い日本は資源を独占する様な国であってはならない。
富める国は貧しいアジアの友好国と豊かさを分かち合うべきである。
先の大戦は、西洋列強白人支配からアジアを解放する正義の戦争だったと言う考えがある。
結果的に植民地支配から独立した国、独立戦争に身を投じた日本軍将兵がいたのは事実だ。
確かにアジアには日本に感謝している人達が沢山いる。
しかし、それは日本が勝った結果ではなく、負けた結果でもある。
また中韓朝以外のアジア人が全て親日だと思うのは妄想だ。
日本が欧米同様に他国の領土に資源を求めた戦争であった事もまた事実である。
二度と戦争をしない為にも、日本は貧乏に戻ってはいけない。
負け惜しみと言訳はやめて負けると分っている戦争を始め、多くのアジアの人々や若く優秀な将兵、沖縄・広島・長崎を始め多くの民間人を死なすまで戦をやめなかった事は潔く反省する。
しかし、日本の正義を信じ、家族と国の為に遠い海や異国で戦い亡くなった将兵に罪は無い。
私達、日本人は彼らに誇り持ち堂々と慰霊し、感謝するべきだ。
日本国民の生命、財産、資源、領土を日本の軍隊が守るのは当然の事である。
また日本が迷惑を掛け、共に戦ったアジアの貧しい国々を援助しなくてはいけない。
中韓に慰霊や参拝まで干渉、政治利用され自虐的な教育や媚びた政治外交をする事はない。
嘗て世界最強最大の軍隊を持つアメリカでさえも日本を最強の敵と見なし恐れ苦戦した。
日本人は一度、戦争に負けた事で、誇りと自信まで失ってはいけない。
負けても、立ち上がる国が本当に強い国だ。
日本は他国の工作員に容易に侵入され、自国民の拉致誘拐を許す様な国になってはいけない。