
9月7日 ブエノスアイレスで開かれた IOC総会。
2020年のオリンピックは東京に決まった。
ライバルのイスタンブール、マドリードも、それぞれに政情、経済不安の弱点は有った。
東京には震災からの復興と言う強みと同時に放射能汚染と言う不安がIOC委員達には有った。
IOC総会直前の6日に韓国政府は福島など8県産の日本の水産物の輸入禁止強化を発表
韓国メディアは「世界に迷惑を掛けている日本は五輪を辞退するべきだ」と批難した。
東京の勝因は日本の国際信用と熱心なロビー活動の積重は勿論のことである。
最終プレゼンテーションも決め手となった。
昔から猪瀬都知事は好きになれないが、高円宮妃久子様のスピーチを始め、アスリート達の体験談やスポーツへの熱い思いが伝わった。
IOCのオッサン達は流暢なフランス語で話す、滝クリの「オ・モ・テ・ナ・シの笑顔」でイチコロだ。
「私は日本人度が強いです。」
と自ら語る自分の地元神戸出身の彼女は日本人に生まれた事に誇りを持っている。
そして今福島第一原発の事故に拠る汚染の心配を払拭させたのは日本国政府が責任を持ち東京の安全を保障確約すると言う、首相自らの公約、力強く自信に満ちたプレゼンだった。
プレゼン後の質疑応答でIOC代表委員から出た「安心の科学的根拠説明」の求めに対して
「under control」はオーバートークに聞こえるが「uncontrollable」とは言えない。
「situation is」であり「radioactive contaminated water」放射能汚染水とは言っていない。
IOCは7年後の2020年に東京で開催される場合の選手団やスタッフ、観光客、運営の安全と安心を確認したのであって「今日、現在の原発周辺での安全を保障しろ。」と言っているのではない。
これで消費税が上げ易すくなった、五輪で潤うのは企業だけ庶民には恩恵が無いだと?
小さいな。
東京が落選しても、何れ消費税は上がる。
今、増税したくないのは、デフレ脱却、経済再生を第一目標としている安倍内閣だ。
また日本の首相は消費税を上げる為に原発事故の処理を放置し復興を蔑ろにして五輪招致応援に遥々ブエノスアイレスまで出掛けたのではない。
寧ろ世界に対し事故処理と被災地の復興を日本の首相として公言し約束したのではないか。
国が、国は、国に・・・己は何もせず、文句ばかりタレる。
揚げ足を取って批判し、皇室の政治利用だとぬかす。
アホか。
英国、スペイン、デンマーク、世界の王室は自から五輪招致運動に熱心に参加している。
しかし陛下を己と中共の為に政治利用した小沢民主の非礼は許されない。
経済効果を産む五輪もサッカーもF-1も利益が生じる催しには政治が関わって来るもの。

これまでの不甲斐ない日本の歴代首相達に比べ、ハッキリ主張する安倍首相は良い。
DDH-181 護衛艦「ひゅうが」の飛行甲板上に人文字と日本に仇なす国が忌み嫌う旭日旗。

海上自衛隊も [ TOKYO 五輪 2020 ] を応援している。
日本国民なら、2020東京オリンピックを歓迎し、素直に喜んで欲しい。
五輪は単にスポーツの祭典ではない、開催中は世界中の目が日本に集まる。
東京でのオリンピック開催は経済効果と都市発展のみならず、スポーツの活性化や多国文化交流など子供達の視野も広げ、日本のイメージUPにも繋がる。
オリンピックには涙と感動がある。
スポーツでも祭典でも人が希望と目標を持ち、成功を目指し努力する事は悪い事ではない。
日本が前向きなり、上を向いて歩こうとしてる時に水を差して、何がしたいのか。
中韓が安倍首相を叩くのは勝手だが、日本人が日本の将来を叩くな。
勿論、五輪招致成功に浮かれていろと言っているのではない。
56年前と経済成長率も基盤も違い、五輪効果だけで日本経済が再興できるものでもない。
日本には解決しなければならない問題が目の前に山積している事は首相も解かっている。
チャイナリスク
今日、9月11日で沖縄県・尖閣諸島の国有化から丸1年となる。
国有化以降10日までに中国公船の領海侵入は63日(延べ216隻)
これを含め領海外側の接続水域への進入は259日(延べ1051隻)に上っている。
台風やシケがなければ中国公船はほぼ毎日尖閣周辺を航行し10日には今年4月と並び過去最高となる8隻が領海侵犯した。
海保は尖閣を管轄する第11管区に全国から応援の巡視船を派遣してきたが対応には限界がある為に海上保安官を増員し、2015年度末に600人規模の「尖閣専従チーム」を発足させる。
今年から、この専従チームに配属となる1000トン級以上の巡視船12隻の新造・整備に着手、平成16年度に掛けて別に10隻の新造船も見込まれる。
また国有化から今年6月末迄の9ヵ月間で中共軍機に対応する空自のスクランブルは306回に上り 前年同期(88回)の3.5倍に達し、ロシア軍機への対応数を上回っている。
今月9日には挑発を繰返す中共軍の無人偵察機が尖閣諸島の北東約200キロまで接近しており、防衛省は戦闘機と早期警戒機の部隊を強化する方針だ。
日本の防空識別圏に対抗し中共が防空識別圏を一方的に設定、主張して来る可能性が高い。
無論、領有を主張している尖閣諸島上空も含まれる。
また中共は五輪開催を楯に取り、尖閣に領土紛争を仕掛けて来る可能性がある。
以前、書いたように日本は粛々と尖閣、南西諸島をはじめ日本列島全体の対空対艦ミサイル配備、防空レーダー網の整備強化と陸上兵力の高機動化と海兵旅団編成を急ぐべき。
領海空侵犯など挑発に拠る五輪開催妨害にも充分に注意を払わなければならない。
同時に2020年の東京大会に向け、日本本土への入国管理、防疫、テロ対策、セキュリティーも強化すべきだ。
韓国は88年ソウル五輪開催に日本が10億ドルも資金援助したにも拘らず東京招致の妨害。
日本がやること全て反対妨害する韓国は他国の五輪に干渉する前に己の行く末を心配しろ。
北の核弾道ミサイルによる朝鮮半島有事に雪の無い冬季五輪など洒落にならん。
2018年の平昌冬季オリンピックに経済効果がある日本は協力しろ。と言うな。
韓国は経済危機に陥っても二度と日本に擦り寄って来るな。
韓国がFIFAを買収して無理やり日韓の共同開催にしたワールドカップの悪夢は御免だ。
反日は自由だが下らん反則と放射能汚染などケチな嘘を拡散、誹謗中傷して妨害するな。
「ロ・ク・デ・ナ・シ・」
原爆投下や自然災害を称賛、不幸な放射能漏れ事故など被災者への嫌がらせを外交カードにする下劣な民族に正義など無い。
「オ・コ・ト・ワ・リ・」w
フェアプレイと言う言葉も知らぬ韓国、が東京大会をボイコットしたければすれば良い。
韓国には素晴らしい皇室も、優れた政治家も、滝川クリステルもいない。
紛争、災害、経済危機・・・7年後の2020年まで何が起るか分らない。