
2日間にわたる、北陸ドライブ。
1日目は、
こちら
2日目は、富山駅前の宿を7時に出発。
約1時間後、黒部峡谷鉄道宇奈月駅前の駐車場に到着しました。

駐車場は、P1、P2はすでに満車。P3も残り少しでした(^^; ↑この写真は帰りの14時半頃のもの。
黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗車します。

トロッコ列車の始発駅、宇奈月駅です。
この日の天気予報は晴れのち曇り。
すでに席はネットにて確保してました。
ご覧のように、この日の宇奈月発は午前中はすべて満席。

午後は、欅平からの帰り便がすべて満席。
つまり、予約なしで当日に来ても、昼からの便でないと乗れないので、欅平に午後に着いても帰ってこれない=予約なしでは行けないことになります(^^;
私が乗るのは、9時21分発の便です。
終点の欅平まで、約1時間20分の旅。
黒部峡谷鉄道のキャラクター「でんちゃー」が愛嬌を振りまいてました。
乗車する客車はこんな感じ。

一応屋根はありますが、窓は一切ないので風はまともに受けます。
530円払えば、窓のある客車にも乗車できますが、せっかくなので窓無しの客車で自然と触れ合うことに・・・(笑
JRなどとは違い、出発時間を過ぎても、遅れてきたお客さんを待ち5分遅れくらいで出発(笑
宇奈月周辺は、紅葉も始まったばかりといった感じ。
湖のエメラルドグリーンが綺麗です。
事前の情報で、右端の席が黒部川沿いで視界がいいと聞いていたので、早めに並んでゲット(^^ゞ
座席指定はできません。

先頭の機関車は2両連結。
宇奈月はまだ色付き初めでしたが、徐々に木々が黄色や赤に染まっていきます。

オープンの客車ならではの写真撮影しまくり(^^ゞ
気温は10℃くらいでしたが、ダウンジャケット等の防寒着があれば、1時間20分のオープンカーにも耐えられました(笑
念のため、カイロも持っていたのはここだけの秘密です(笑
途中、いくつかの駅で対向列車とすれ違いました。
基本、単線です。
列車の速度は、HPでは最高速度25kmと書いてあります。
列車は峡谷をゆっくりとした速度で走ります。
欅平駅に到着しました。
この辺で標高は約600m。

まだ欅平付近でも、紅葉は5分程度でしょうか。
ここで引き返すのも面白くないので、トレッキングがてら、散策してみます。
欅平駅から祖母谷(ばばだに)温泉まで歩いてみます。
徒歩で約1時間。
その1で書きましたが、トレッキング用にアディダスのゴアテックス素材のトレッキングシューズを新調しましたしね(^^;
「人食い岩」と言うそうです、この岩。

徐々に色づいてきました(^^
30分くらい歩いたところで、紅葉真っ盛りになってきました。
一番奥の山は北アルプスの唐松岳(2696m)と思われます。
望遠レンズに替えてみました。
欅平からも登山道はありますが、ほぼ1日かかると思います。

長野県側からだと、リフト等があるので初心者が登れる山みたいですが、富山側からだと1泊2日の上級者向けですね。
祖母谷までの道のりは、こんな感じ。

センターは50cm幅くらいでコンクリート。あとはダート。
路面は晴れでも濡れている所も多く滑りやすいので、アウトドアシューズで行った方がいいと思います。
ただし、写真左下はかなり奥深く、もし落ちると怪我どころではすみません。
「黒部に怪我なし」とは、黒部でもし何かあったら怪我では済まないという意味です。
このあと、かなりの登り坂の300mほどのトンネルを通ります。
欅平から1時間ほどかけて、祖母谷温泉にやってきました。
この辺まで来ると、山々は真っ赤でした(^^
この辺の標高は約770m。
綺麗ですね~!
北アルプスの唐松岳、ここからも、よく見えます。
トロッコ列車に乗っていると、中にはかなり大きめのザックを背負った本格登山の格好をした方も。
欅平から、アルペンルートの黒部ダムにも黒部川沿いに歩いて行けそうなんですが、実際にどうでしょう。
調べてみました。
登山ルートがあるようですが、こんな感じだそうです。

(画像はネットより借り物です。)
このような道(割と平坦なんだそうな)を2日間かけて黒部ダムへと登るみたい。
いや~、エセ登山マニアの私には、この道はムリムリムリ!
落ちたら死にますよ間違いなく(苦笑
一応、ワイヤーロープが張り巡らされているみたいですけどね。
あと、抽選でしか行けませんが、欅平から黒部ダムまで、もう一つのトロッコ列車もあるようです。
さて、祖母谷温泉からの帰り。
帰りは登りの半分の30分で欅平駅に到着。
またトロッコ列車に乗って宇奈月まで帰ります。

13時10分発です。
列車は全部で15両くらいあります。
川にかかっている橋は「サル橋」と言って、文字通り、サルの為の橋なんだそうです。
沿線には、サルも。
まもなく宇奈月駅に到着です。
行きは晴れてましたが、帰りは曇ってきました。
宇奈月駅14時30分ごろ、次の目的地へ出発。
やがて南砺市へ。

古風な街並みですね。
井波の金城寺へ到着。
ここの御朱印が北陸では1番人気なんだそうです。
到着時、他に3組の方々が御朱印をもらうべく御住職様のお説教を聞かれておりました。
4組目として順番待ちをします。
1組あたり、20分くらいお話をされます(苦笑
でも、そのお話がとても面白い。
私には、「北陸には何の目的で来ましたか?」と聞かれたので、百名城を巡って来たと伝えると、お城の話で大いに盛り上がりました(笑
実は、この寺の辺りは井波城跡だそうで、一向一揆の衆が作られたそうです。
頂いた御朱印です。
前の組の待ち時間を含め2時間ほど滞在しましたが、また寄ってみたい寺でしたね。
御住職様の人柄がとても良く、楽しかったです。
さて、これで2日間の北陸旅行も終わり、金沢市内でお寿司を食べ大阪には23時50分ごろに帰着しました。
2日間の走行距離と燃費はこちら。
976km走行。
3年前の能登半島1周は日帰りで1000kmでしたが、今回は2日間で976kmほどでした。
燃費は、長距離だとこんなもんでしょう。
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Posted at
2019/11/08 19:34:34