目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
30分以内
1
セレナに履かせたタイヤ(トランパスLu)が4年経過し、トレッド面(溝の部分)にひび割れが発生し始めたため、まだ溝は残っていますが交換を検討しました。
今までミニバン用タイヤを装着していましたが今回はミニバン用に拘らないことにし、もう少し軽快な、できればよりスポーティなものを選択したいと思います。
サイズは205/55R16で、候補に挙げたものは
・ミシュラン パイロットスポーツ3(PS3)
・ミシュラン エナジーセイバー
・ピレリ チントゥラートP7
・ピレリ P7
です。価格はPS3が最も高く、下へ順に安くなります。通販で買う予定なので、価格の高い国内メーカータイヤは候補に入りません。
2
エコ性能や静粛性はあまりこだわりませんが、ポヨンポヨンした乗り心地のもの、ドライ・ウェットグリップが心許ないものは嫌いです。
インターネット等の評判を総合すると、PS3にすればほぼ全てにおいて満足しそうな気がします。また価格も候補の中では最も高いとはいえ、国内メーカーのタイヤと比較すると特に高いわけでもありません。
しかし今回は候補の中では比較的安価かつ設計の新しい、ピレリのチントゥラートP7にしてみました。
チントゥラート(「チンチュラート」のほうが馴染み深いか?)P7といえば昔のスーパーカーが履いていた高性能タイヤで、昔作った1/24スケールのプラモデルの車が履いていたものもサイズにかかわらずなぜかこれが多かったものですが、現在のチントゥラートP7は以前とかなり性格が異なり、エコにも配慮した高性能中~大形セダン用タイヤ といった感じのものです。
ピレリはP7もP6もP ZEROも、昔の名前をそのまま再使用しているので混乱してしまいます。
3
装着前のタイヤがあるのでじっくり観察してみることにしますがその前に・・・
ピレリのカタログ等で調べてみると、チントゥラートP7の同じサイズでもロードインデックス、速度記号、自動車メーカー承認タイプ("MO","AO","★"等の記号が付いている)によりいくつも種類があり、さらに生産工場も世界中にあるためおそらくタイヤ構造や重量も全て同じではありません。このためこの個体は数多くある種類のうちの1タイプ、くらいに考える必要があると思います。
このような理由によりこのタイヤから読み取れる表記はできるだけ詳しく記録したいのですが・・・
まずは外面(OUTSIDE)です。
このタイヤはリムプロテクタが付いていません。カタログ等の画像はリムプロテクタが付いているものをよく見かけるので気にする方は注意が必要です。(どのサイズに付いているのかがわかるとよいのですが)
製造年週の表示は外面にしかありません。
4
次は内面(INSIDE)です。
こちらには外側のCinturatoのロゴ付近にあった"ECOIMPACT"の文字とアイコンのようなものがありません。これはタイヤの特長をアピールしているものなので普段見えない内側には必要のないものなのでしょう。
製造国の表示は内面にしかありません。非常に見にくいのですがPIRELLIのロゴの近くの内側寄りに、小さな文字で"MADE IN CHINA"とあります。
5
6
トレッドとサイドウォールの構造を示しています。
これは同サイズの他のタイプ(特に"MO","★")ではどうなっているのだろう。
タイヤ自体の仕上げはとてもきれいで、以前のピレリのタイヤはゴムのヒゲがたくさん残ったままになっているものが多かったのですが、これはそのようなことはありません。
7
体重計にタイヤを載せてみました。
9.8kgと表示されていますが10.0との間を行ったり来たりしていたので9.9kgくらいか?(精度や誤差については不明)
チントゥラートP7の205/55R16は9.0kg前後と思っていたのですが・・・
どこかに詳細なデータはないでしょうか?
8
予め用意しておいた日産純正U30プレサージュ・バサラ用アルミホイールと組み合わせてセレナに装着しました。参考までにこのホイールの重量は8.8kgでした。
タイヤ断面が丸みを帯びているせいか、リムプロテクタが無いからか、少し貧弱に見えるような気がしますが・・・
今回はアルミホイールの入手からタイヤ取付までに時間が掛かってしまいましたが、これにて完了です。
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