目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
完璧とは言いがたい出来ですが下地処理を行ったアルミホイールに塗装を行います。
まずはホイールの周囲とセンター部をマスキングし、最初にプライマーを吹き付けます。
使用したプライマー「ミッチャクロンマルチ」についてですが、塗装対象物のペーパー研ぎをしなくてもこれを使用すれば塗料が強力に密着するそうです。
ミッチャクロンマルチは透明の液体なので、クリア塗装のプライマーとしても使用できます。画像は塗装後の状態ですが、逆にプライマーが乗っているかどうかがわかりにくいのが不便とも言えます。
2
ホイールカラーペイント(シルバー)と上塗りのクリアを吹き付けます。
シルバーは主にスポークの間の、塗料の浮きを削り取った箇所を重点的に塗りたいのですが、どうしても塗料が届きにくくうまく乗りません。塗りたいところに当たるように吹くと、スポーク表面の塗料の乗りやすい部分に余分に乗るためタレが発生しそうになります。
ホイール用のペイントは以前にソフト99のタッチアップペイントを使用した時にも思ったのですが、普通のシルバー塗料と比較してメタリックな成分が少ないのか、下地の隠蔽力が低いような気がします。その代わり塗膜が強力だったり、表面の保護が効いていたりするのだろうと思うのですが。
3
ホイールカラーペイントは320mlの1缶でホイール4本塗装可能とのことでしたが、結果的に少し厚塗りとなったため、1.5缶程度使用しました。
シルバーの上にクリア(アクリル塗料)を上塗りします。これはホイール4本を1缶で塗れました。
クリア塗料はウレタン系のものを使用すると更に艶が出て塗装面の強度も上がると思うのですが、今回のこの下地状況ではいつ塗装の補修が必要になるかわからないので、後で問題が発生しにくいアクリル塗料を使用しました。
スポーク間は色ムラや起伏も残りましたが、スポーク表面はとてもクールな(元より青黒い感じ?)シルバーに仕上がりました。
4
続いてセンターキャップ。
これも同様に塗装しますが、NISSANマークだけきれいにマスキングするのは大変なので、最初にNISSANマークを取り外します。
NISSANマークは裏面の2箇所で溶着されています。その間に位置決め用の突起(棒状のもの)がありますが、ここは接着されていません。
溶着部は電動ドリル(刃は直径5mm程度)を軽く当てて削ると外せます。
5
ベースの部分はNISSANマーク部分の汚れを落とし、ホイール本体と同様にプライマー~シルバー~クリアの順に塗装します。
NISSANマークはピカールで軽く磨くと、くすみが取れて輝いてきます。(磨き過ぎに注意します)
6
ベース部とNISSANマークが仕上がったら元通り接着します。
予め位置決めの突起部分をサンドペーパーで磨いてメッキ剥がしと目荒らしをした後、ホットボンドを使用して当初の溶着部も含む3箇所を接着しました。
ホットボンドによる接着でも余程接着部に大きな力が掛からない限り剥がれないと思っていたのですが、意外とこのセンターキャップはホイールへの付け外しの時にしなるので、後で剥がれ(NISSANマークの浮き)も一部で発生してしまいました。このためNISSANマークは両面テープで取り付けたほうが安全ではないかと思います。
7
最後にホイール・センターキャップ共塗料のミストが付いてざらついているところはコンパウンドで磨き、仕上げとして全体をポリラックでコーティング処理しました。
正直なところ細部の仕上がりには不満がありますし、今後塗料の剥がれが進む恐れも大いにありますが、とりあえず今回はこの辺で完成とします。
別途注文していたタイヤも届いたので、一緒に車に積み込んで取付に出発です。
8
タイヤを組んでセレナに取り付けたところです。
やはり以前のシルビアのホイールをつけていた頃とはかなり印象が変わりました。
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