松本日産さんのご厚意により30kWhリーフをモニターすることになったので、電気自動車にはちょっと酷なドライブが良いだろうということで海無し県の長野県から海を目指して南下することにした。
目的は三河湾と浜名湖の新鮮な魚、一色の工場直売の海老せんべい、三ケ日のミカン。
美味いもの探しの旅です。
総距離は490kmで、行きも帰りにも千メートルを超える峠越え。
積算標高は6千メートルに達する、EV初心者には少々酷なルートだ。
自宅を満充電で出発して国道153号線で三河湾を目指す。
充電後の電池残量:100% ■■■ ■■■ ■■■ ■■■
三河湾まで180kmほどの距離で新型リーフは途中充電(経路充電)しなくても到達できるのだが、道中の充電施設の配置を考えて適切に充電することが電気自動車で安心して効率良くドライブする秘訣でもある。
今回は、約100km走ったところにある「道の駅 どんぐりの里いなぶ」で休憩しながら充電した。
自宅充電からの走行距離:101km
充電前の電池残量:55% □□□ □□■ ■■■ ■■■
ここの充電器は充電サービス会員でなくても利用できるのでありがたい。
先々の充電器には充電サービス会員でなければ利用できないものがほとんどだから充電している時間を利用して「エコQ電」という充電サービスに登録する。
スマホとクレジットカードの番号さえあれば誰でも充電会員になれる便利がサービスが「エコQ電」だ。
充電後の電池残量:84% □■■ ■■■ ■■■ ■■■
一色さかな広場に昼前に到着した。
普通充電の充電器が設置されているが電池残量は68%もあるので充電の必要はない。
手ごろな価格の新鮮な魚を期待していたが観光客相手のお土産屋さんのようでちょっと期待外れ。
慌てて高い魚を買う必要もないので次の目的地「えびせんべいの犬塚商店」へ移動。
一番期待していた工場の直売店は休業日だったが、本店は営業していた。
高級品から気軽に食べられる品までいろいろあって迷ってしまう。
徳用袋のえびせんと店主お勧めのイカせんべいを購入した。
浜名湖へ向かう道すがらに高級えびせんの青山を発見。
ちょっと覗いてみたが気軽に食べるえびせんというよりも贈答用などの高額商品が多いようでした。
昼食は、たまたま餃子無料券を持っていた大阪王将。
明日も浜松餃子を食べる予定だが、王将のラーメン餃子はお気に入りなので。
買いものドライブだからほとんど観光はしないのだが、「道の駅 潮見坂」に寄ったら充電器が充実していた。
急速充電二基と普通充電器も二基。
充電サービスカードを持っていないから利用できないところが辛い。
浜名湖畔の宿(民宿)に到着する手前に地元のスーパーで浜名湖産の魚を見つけて、やっと車載冷凍庫が活躍する時が来た。
マイナス15℃で冷凍できるから生の魚も安心して長野まで持ち帰れる。
一日目の移動距離:295km
充電回数:一回「道の駅 どんぐりの里いなぶ」
-----------------------
翌朝は快晴で、浜名湖の朝焼けが美しい。
朝一番にやることは航続可能距離が30kmしか残っていないリーフの充電。
無料の充電施設は近くにはないが日産の販売店が営業時間内ならモニター車でも急速充電が利用できる。
しかし、モニター車を借りる際にパスワードを聞いて来なかったので営業時間外は充電できない。
本日の水曜日は浜松日産の定休日。
しかし、昨日日産のお店を覗いたら休業していた。
定休日の水曜日が祝日だから一日前倒しで火曜日に休業していたのではないかと予想してネットで調べたらその通り。
浜松日産の湖西北店で営業時間のちょっと前でしたが心良く充電してもらえました。
前回充電からの走行距離:194km
充電前の電池残量:11% □□□ □□□ □□□ □□■
充電後の電池残量:86% □■■ ■■■ ■■■ ■■■
浜名湖の湖上ドライブを楽しんで「よらっせYUTO」を目指す。
「獲れたて市場 よらっせYUTO」は浜名湖で水揚げされた新鮮な魚介類が買える店。
水曜日は定休日だが祝祭日だから営業していることをネットで確認していた。
店内はこじんまりとしているが水揚げされたばかりの魚が次々と運び込まれる。
スーパーなどでは目にすることのない「セイゴ」や「コノシロ」など魅力的な魚がずらり。
長野県までの持ち帰り方を訪ねたら「手間に余裕があるから下ごしらえしてあげる」と三枚におろしたり鱗を取ってもらえました。
安くて新鮮、さらに親切。
また来よっと。
浜松市内でも地場産の魚を手に入れようと「生鮮市場ビアンカン」に行ったら定休日。
とても残念。
社長が自ら釣り上げた浜名湖の魚が並ぶ鮮魚を期待していたのだが、次の楽しみにとっておこう。
さて、車載冷凍庫に魚を満載できたので、残すは三ケ日みかん。
聞くところによると鮮度と価格は無人販売所が一番らしい。
無人販売所>有人の直売所>土産物店の順番らしい。
浜名湖畔の東北の範囲に無人販売所が点在するという情報を聞きつけて探しながら買い集める。
安い!
ほとんどが一袋100円。
みかん農家の庭先や何もない道端にもある。
袋詰めの中身も販売所ごとに特色があって、たくさん買い集めたらこんなになってしまった。
袋にして20袋、200個以上は買ったかな。
海抜数メートルの浜名湖畔から標高千メートル以上の峠を超えて長野県に帰るためにたっぷりと充電する必要がある。
朝一番で充電してあるが、40kmほど走った浜松市内でも昼食時間を利用して日産のお店(浜松日産初生店)でも充電。
前回充電からの走行距離:41km
充電前の電池残量:73% □□□ ■■■ ■■■ ■■■
充電中は隣の「五味八珍」で浜松餃子を食べる。
浜松餃子いろいろ選べるコースを注文したのだが、何とか食べきれたというくらい満腹になった。
おまけにメール会員に登録したら二等が当たって30%引き。
昨日は最悪に運が悪かったが、今日は逆転して幸運に恵まれた。
ほぼ満充電にできたので自宅まで途中充電することなく帰れる。
充電後の電池残量:96% ■■■ ■■■ ■■■ ■■■
帰宅途中の阿南町には素晴らしい「道の駅 信州新野千石平 蔵」があって充電器も設置されていた。
奥まったところにあるので見つけにくいかもしれない。
充電サービスカードがなくてもエコQ電のサービスを利用すれば500円で充電できる。
今回は電池残量が45%あるから充電しなくても帰れるが、さらに気温が低ければここで充電が必要になるだろう。
駒ヶ根市内の自宅に到着した時にはリーフの後続可能距離はゼロになっていた。
電池残量は7%を示しているから、あと数キロは走れると思うがギリギリになってしまった。
帰り道で電池残量が十分あるからと安心してちょっと飛ばしたのがいけなかった。
帰宅時の電池残量:7% □□□ □□□ □□□ □□■
二日目の移動距離:195km
充電回数:二回「浜松日産湖西北店」、「浜松日産初生店」
-----------------------
二日間の移動距離:490km
充電回数:三回 (道の駅×一回、日産販売店×二回)
期待していた「浜名湖の新鮮な魚」、「一色の工場直売のエビせんべい」、「農家直売の三ケ日みかん」のすべてを買うことができた。
満点のドライブでした。
新型リーフは、充電サービスカードの会員でなくても無料充電施設や日産販売店をうまく使えば約500kmの距離でも充電の不安なくドライブが楽しめる体験ができました。