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2015年09月09日 イイね!

日本モーターレース史 第一回日本GPから20年

日本モーターレース史 第一回日本GPから20年 苦節約2年(^^; やっと手に入れる事が出来た。
『日本モーターレース史 第一回日本GPから20年』桂木洋二編 GP企画センター/山海堂

 私が自動車レースに興味を持ち出したのは1986年頃。 中嶋悟氏がF1参戦する前年であり、松本恵二氏が日本たばこをスポンサーに、CABIN RACING旋風を巻き起こした年でもある。

 まだインターネットなんて無い世だったけれど、F2や富士GCは地上波で放送されていたし、オートスポーツ誌の情報も充実していた。 そして自動車レースを知るにつれ、自分が興味を持ち始めた1986年以前の自動車レースに興味を持ち始めるのは自然な事だった。

 特に近年インターネットの発展のお陰で、1960年代の鈴鹿サーキットや、富士スピードウェイ開設頃の映像を、YouTubeで観ることも出来るようになり、改めて当時の自動車レースに関する書物を漁るようになった。 


『激闘 '60年代の日本グランプリ』桂木洋二 グランプリ出版
『伝説のレースを追って』中部 博 ニューズ出版
『炎上 1974年富士・史上最大のレース事故』中部 博 文藝春秋
『日本モーターレース創造の軌跡』塩澤進午 ネコパブリッシング
『むかし、狼(ウルフ)が走った』 井出耕也 双葉社
『走り屋一代』 田中健二郎 八重洲出版
『ザ・レーサー』 中島祥和 三推社/講談社
『富士スピードウェイ 最初の40年』 林 信次 三樹書房


 等々以前から所有していた本に加え、ネット書店やオークションで探しあてた。 しかしながら今回購入した『日本モーターレース史』だけは品数が少ない上に、高額な為になかなか手が出せなかった。 ここ2年程気にかけてはいたが、大抵\15000ー~\5000ー と、定価\2500ー の本に倍以上のプレミアムがついていた。
 
 なら図書館に無いかな?と蔵書検索かければ、国会図書館と広島の図書館にしかなかった。 高値で買うか、長期戦覚悟するかと思っていた矢先、Amazonの中古書店から\1300ー の超破格値の出品があり、迷わず即買いした。


 待った甲斐があった。 桂木洋二さんの本はこれまでにも複数読んでおり、本作も緻密な内容で時間を忘れて読みふけった。 特に序章の、1960年代以前の日本モーターレース前史として、大正時代の自動車レースや、第二次大戦前後の自動車レースも取り上げられている。 1960年代に花開く自動車レースの前史の理解の一助になった。

 概ね1960年代が、日本の近代自動車レースの起点として、日本の自動車レースも50年の歴史を背負う。 当時を知る人々が徐々に鬼籍に入っていくなか、書籍の存在もより貴重なものになっていく。 自動車レースという狭い分野の書籍だけに、今後も再販というのは非常に困難だろう。 大切に扱い、また次世代へと引き継がねばならないと強く感じた次第である。
 
Posted at 2015/09/09 10:13:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本・モータースポーツ | 日記
2014年01月24日 イイね!

『激闘’60年代の日本グランプリ』桂木洋二 著

『激闘’60年代の日本グランプリ』桂木洋二 著 2014年モータースポーツのシーズンイン前に、日本のモータースポーツ黎明期のおさらいをしておく♪

 日産やトヨタ、プリンス自動車の激闘! その舞台を設えたホンダの想いに馳せる。

 今のモータースポーツファンにとっては日本グランプリはF1の代名詞だが、1960年代に日本グランプリと言えば、乗用車やスポーツプロトタイプカーによるレースでした。

 今も書籍や動画ならYouTubeで『日本グランプリ』と検索すれば、古の日本グランプリの動画を楽しめます。 1968.1969年の富士スピードウェイの動画は、30°バンクを疾走する迫力ある映像ですよ!
Posted at 2014/01/24 00:06:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本・モータースポーツ | 日記
2014年01月21日 イイね!

『走り屋一代』田中健二郎 著

『走り屋一代』田中健二郎 著 最近日本のモータースポーツ黎明期の本を何冊か読み出している。 そのうちの一冊『走り屋一代』田中健二郎著。 この本はヤフオクで運良く2~3千円で入手することが出来た。

 魚河岸出身の2輪オートレースの猛者であり「逆ハンの健二郎」とも呼ばれる。 八百長レースの発覚で選手資格の剥奪。 その後浜松で寿司屋で包丁を握っている時に、縁あって本田宗一郎、河島善好両氏と出合い、ホンダのグランプリライダーへの道へと歩む。

 1960年2輪のドイツグランプリ、250CCクラスで3位に入り、日本人ライダーとして海外で初めて日の丸を掲げる。
 しかし次戦のアルスターグランプリの事故で重傷を負い、競技生活から指導者へと転身する。

 開設直後の鈴鹿サーキットでホンダの2輪選手のコーチをしている時に、日産の難波靖治氏らに見初められ、ホンダに在籍しながら日産ワークスのコーチも請け負う事となる。 これが4輪レースへのデビューのきっかけとなる。

 1964年、鈴鹿サーキットでの日本グランプリレースで日産ブルーバードで4輪デビューと同時に優勝の快挙! その後ホンダから教え子である高橋国光、北野元も日産入りさせ日産ワークスを盤石のものと確立していく。 その後日産入りする黒澤元治、長谷見昌弘や生沢徹も田中健二郎の教え子である。

 日産ワークス入り後、日産自動車とプリンス自動的の合併があり、それにともないレーシングチームも大所帯となる。
 その頃からより自由に動ける体制を目指しプライベートチームのタキレーシングに参画する。 1970年代前半に現役を引退。 以後ワークスが撤退後に隆盛を極めた富士グランチャンピオンレース等のテレビ解説をつとめた。

1934. 1. 3生~2007.12.29没

 1月3日 生まれといえばレース界の大物M.シューマッハ氏も同日。 芸能界では岩下志麻さん柳葉敏郎さんが1月3日生まれである。 そして私も1月3日生まれである(^^;

 この本は日本のモータースポーツ黎明期を知る上で貴重なエピソードが満載。 そして一人の人間と組織とのあり方にも貴重なヒントを与えてくれる。 いま読んでみても内容は全く色褪せず、再販してほしい本の一冊です。 
Posted at 2014/01/21 20:44:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 本・モータースポーツ | クルマ

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