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スラ板が乗りずらく、エッジが引っかかるのでビベル角をさらにつけて-2度、サイドを87度で試し乗り！

先週は、-1度の88度だったのでエッジ角89度を変えないためにはサイドを87度にする必要がある。

エッジの目立ては、レーシング！

前ほど引っかかりは無いが、それでも手強い..
ストックリーのFIS-SLを同仕様にして比べるが、明らかにブロッサムの方がエッジングが強い！！
これはもはやスキーの特性としか言いようが無い！
頑張って慣れてみようと思うが、選手並みの短く力強い瞬発力のあるエッジングをしないと乗りこなせそうにも無い..

まずは、エッジの引っかかり対策としてテールの尻尾部分とトップの頭部分を思い切ってダリングして、更にエッジ全体を砥石でツルツルに磨き上げることにしてみた。
砥石は、オイルストーンの中目と細目で削った後、仕上げはアーカンサスストーン。
これは、レースの時にサービスマンがアイスバーンの状態によって微妙に調整するときに使っているやつだが、磨き上げた後は滑走時の音が変わるほど効果がある。


角度が変わらぬよう、87度のファイルガイドで固定して作業を行った。


仕上げは、ホットワックス。
成分はよくわからないが(;^_^A 、新開発のものらしいものをもらったので早速お試し..

スクレイパーは、8mm厚の樹脂製でしっかり砥いだものを使って軽く研ぐ。


仕上げのブラシはボアブラシは一本のみ(;^_^A
トレーニング用はこれで十分。


トウピースを4mm上げているが、トップの喰いつきが強いのでヒールピースにも同様にディスタンスプレートを追加して様子を見ていることにする。


8mm厚のスクレイパーは、一筋縄では研げないので手持ちの波目ファイルを使った自作シャープナーがとても使いやすい。
スキー板1セット毎に研いで、切れ味を維持しないとソール面のストラクチャーを潰してしまうのでここは気を使っている。


作業を居間で見守っていた柚子さんは、ニコニコして待っていてくれた(*^o^*)
さぁお散歩でも行くか！！

うちの三女..
柚子さん..でも、たまに「ゆずお」って呼ばれてます!


機嫌がいいと、一緒にテレビを見てくれます。



生意気に、僕の脚に顎を乗せて気持ちよさそうに寝るもんですから、僕は起き上がれません..

あの巨大なフォードが日本から撤退するっていう事は日本に魅力が無いって事ですよね...
それが大変残念です..

過去、戦略的な失敗もあり、フォード車のイメージはお世辞にもいいものじゃなかったですよね..残念ですが...

さて、インポーターがなくなると販売するには以下の事を行う事になるかと思います。

1.フォード車の占有販売権(ディーラー権利)はアメリカ本社と締結する事になる。
2.国内法規に適合させるための改装と国交省型式指定の取得を行う。
3.オーナーズマニュアルの作成
4.サービスマニュアルの作成
5.サービスマン教育
6.サービス部品の供給
7.リコール対応
など...

当面のサービスは引き続き、現行の販売店で行うでしょうが、長期的に見ると上記の業務は、力とノウハウを持つ会社で無いと難しいかもしれませんね..

型式指定を取ったり、各種マニュアルの作成は厳しいかもしれませんが、やる気があれば、販売とサービスの継続は可能と思っています。

ずいぶん前ですが、仕事でアメリカへ行った時にフォードの工場で偶然、北海道のフォード販売会社のサービス部長とお会いした事がありました。
聞くと、サービスマンの教育の件で打ち合わせに来たとか..
この北海道の販売会社では独自にサービス教育まで取り組んでいたんです。
しかし、お互い北海道で会う事も少ないのに広いアメリカで、しかもとんでもなくだだっ広い工場(部品専門の貨車の引き込み線が何十本もあり、工場の端が見渡せない広さ)ですれ違う偶然にただただビックリしました。

ニュースで心配されている方も多いかと思いますが、フォード本社が設立したインポーターは無くなるが、フォード販売が全て無くなるわけでは無いと思います。少なくともここ北海道では..

北海道では、フォード設立のインポーターができる前からフォードと独自に販売契約を結んでフォード車を販売していた会社があります！

根強いフォードファンがいる限り販売は継続すると思います！

免許取立ての頃は、この会社で販売していたブロンコに憧れてましたが、その頃はまだインポーターはなかったですから...

並行販売ではなく、フォード本社と販売契約を正式に結んでの販売なので安心出来ると思います！

逆にインポーターのしがらみが無くなるので、日本未発売の車両も購入できる可能性ができるかも.....

上手くはないが、無類のスキー好き..
お陰で怪我が絶えない..

骨折した年に購入した板は殆ど乗っていなかったのだが、いざやっと乗れるようになってくると思い通りに動かない...
とても手強い感じで、フォールライン過ぎで特にエッジングが強すぎる..

この板はブロッサムのフォローミーというSL用のレーシングスキーだが、同じレーシングスキーでもストックリーのFISモデルのSL板よりトーションが強い！

因みにブロッサムというメーカーはSAJの公認を取っていないのであまり市場に出ていないため、一般にはあまり知られていない板だが、素性は有名スキーメーカーの選手用スキーをOEMで供給しているイタリアのアトリエである。

レーシングスキーは、エッジの角度がソールが0.5度、サイドを88度で仕上げるのが一般的だが、技術系では横への振り出しがしやすいようにさらにビベル角をつけるのが流行っている。

聞くと某有名デモはビベルを3度にしているそうな...
現状はレーシングスキーのセオリーにそった仕上げなので、技術系に向くようにセッティングすべくチューナーに相談したところ、まずは1度で試して下さいとのアドバイスを頂いた。

昨日、仕上がったとの事でワクワクしながら板を受け取ると、エッジの仕上がりはうちの包丁より鋭い！
多分、キャベツは普通に切れそう..

で、乗ってみると硬いバーンでは全く自由度がなく、全然ズレない！
さすが、レーシングチューナー！

って、全然ダメじゃん！

3本程乗った後、エッジを甘く調整してもらいましたが、やはりキツイ..
フォールライン過ぎで一気にエッジが効いてパンって走る！
ここで板をグッとタワます事が出来れば綺麗にターンが出来るのだがそんな技量と体力は残念ながら無い！

今日一日乗ったが、無理っぽいのでビベルを二度にしてもらう事にする。
さて、どうなることやら..

身内びいきだが、うちの奥様も無理やりスキーにつれまわしているうちにエッジの違いがわかるようになったらしく？、ビベルは1.5度、サイド88度がいいらしい。なので同じくブロッサムの技術系小回り板のフレアをチューニングして使っている。