まず誤解を受けるとヨロシクないのでお断りしておきますね、基本ワタクシはプロのレーサーでも何でもありません。また限界云々とか偉そうに表現していますが、その速度域はあくまで法定速度界隈のお話ですのでお含み置き下さいませ。
さて長い前置きで失礼しました、今回いざ出掛けるまではステーションワゴンと言うこともあって正直ハンドリングはきっとそれなりだろうと冷めた気持でした。
高尾山から大垂水峠を抜けて大月まで相模湖畔をドライブし、帰路は中央道を使い帰って来ました。そこそこ飛ばしてもスキール音とは皆無ですし、何より限界スピード自体が高いらしく唐突な動きは一切見せずに気持ち良く走って無事に帰って来れました。
その第一印象は一言でいえば「セダンと変わらない感覚で普通以上に良く走るし良く停まり良く曲がる足の速い安全なクルマではないの」でした。サイドビューの写真を見るとその理由が分かりました。
1.前後のオーバーハングがとても短かく上から見ると四隅の形状と幅もかなりすぼまっているため見切りが良く運転が楽。悪く言えば迫力にやや欠けるデザイン。
2.運転手の重心はほぼホイールべースの中心にある。
3.ボンネットとテールゲートの傾斜も強く小さく軽量に造られていて重量マスが小さい。最も重いエンジンとミッションがキャビン側に押し込まれているためハンドルを切った時のレスポンスが良いことが一目見ても分かります。

今時の日本車にはないロングストロークの4気筒エンジン+スーパーチャージャーの組み合わせは本当に気持ち良く加減速が出来ました。
以前のV6M112エンジンは高速の合流などはパワー感のある加速は良かったんですが、何せ吸気音と排気音は何の面白みもなかった。このM271エンジンは吸(給)排気音は普段は全く目立たないのですが、さすがに気配りがされたらしく高負荷、高回転域になると音量自体は大きくないもののグオーというなかなか渋めのサウンド(昔日の2T-G、18R-Gみたいな?!古っ)が耳障りにならない音量で心地よく車内に聞こえてきてSモードにしてレバーでシフトアップダウンで楽しく走れるのが嬉しかったですよん。
頑張って一生懸命喰らい付いて来た後続の黒いアルファードのお兄さんは途中でリタイヤしてしまいました、どーだ!(単に同乗者が車酔いしただけかも?)まあとにかく侮れない良~いクルマです。
Posted at 2021/06/18 21:19:03 | |
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