
記憶では10年以上無違反だったのですが、とうとうやってしまいました。
昨日は行きつけの先生が院長として勤務を始めた都内の歯科医に行って虫歯の治療を終え、腫れぼったい麻酔の効いた状態で帰宅の途に。
けっこうな渋滞だった国道20号に接続した道路で交差点の信号が黄色から赤に変わろうかというタイミングで前車とトレイン状態で連なって交差点に進入し右折をしようとした瞬間。すると道路を渡り切れない歩行者が。見つけた途端前車は急停車。車間距離を充分に取らずに追随した自分も急停車し渋滞中の交差点に2台が取り残されるも前車はさっさと急発進して脱出。その直後左方から白バイがサイレンを鳴らして飛んできてこちらの進行方向を塞ぎ、あっけなく御用となってしまったのでした。
どことなく優しい警官曰く、「きわどい信号のタイミングで交差点に入った前車はギリギリ見逃がしましたが前車との車間距離も不十分で連なって交差点に入っていたそちらをさすがに見て見ぬフリは出来ませんでしたよ。急いでいる理由が何かあったのですか?」と自分でも分かっていたでしょと言わんばかりに訊かれましたが最新型の1200㏄の白バイを駆る警官の柔らかでサラリとした指摘に否定の余地などなく、「虫歯治療で歯医者に行った帰りで早く自宅に帰りたい一心でした」と言い、若かりし頃には考えられないほど無抵抗で青キップを頂戴してしまいました。
半世紀に及ぶ運転歴にきっと油断や慢心があったのでしょうね。深夜早朝の人気(ひとけ)のない路地裏の一時停止も必ず止まるのが唯一自慢の自分のくせに…。でも今回の件は、初めて見た300kgにも及ぶデカくて重い新車の白バイを自在に転がすやや年配の柔道体格の白バイ警官は恐らくベテランで物腰も優しく理路整然としていたため彼へのリスペクトもあり確かに物損事故や歩行者を巻込む人身事故などを起こさなくて良かったと前向きに考え何度も自分に言い聞かせています。
自省を込め自らを厳しく律する意味で今回は大変お恥ずかしながら投稿させて貰いました。
Posted at 2025/11/11 09:58:09 | |
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