
最近ある特定の運転環境で滅多にない強い眠気に襲われあわやという体験を何度かしてしまいました。あまりにも強烈な恐怖経験だったので自分なりにその時の状況を思い出しながら考察してみました。
■強烈な眠気に襲われた際の状況
1.前の晩はよく眠れていて睡眠は十分とれていた。
2.厳しい寒さの日に高い確率で起こる。
3.6名以上の定員の国産ワゴン車で多数の同乗者が乗車中あるいは降車後間もな
い時に起きる。
4. 自家用車のCクラスメルセデスでは眠くなることは殆どない。
5.まだ乗車間もない時に急速に暖房を利かせようとすると当該車両の空調は自動
で内気循環に切り替わっている。これは日本車ならではの早く車室内を温めよ
うとするきめ細かい親切設計の賜物かと思われる。しかし自分の知る限りこの
後に外気導入に自動で戻った記憶がない。
ちなみに参考文献として東北大のレポートURLを載せておきます。「二酸化炭素が多くなった環境はいわゆる酸欠状態となる。酸欠とは体内の酸素が欠乏していてこれが極端な状態になると強烈な眠気に襲われたり意識朦朧となって最終的に死に至る」
とのことでした!
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/09/press20240903-01-sleep.html
そう言われてみると乗車人数の多い冬のスキーバスやキャビンの狭い大型トレーラー、トラック、高齢者の暴走による重大事故は、もしかすると運転手の酸欠による気絶か最悪の場合突然死がその原因になっているのではないかとふと思いついたのです。ちなみに我が家の旧いCクラスワゴンは基本エアコンは外気導入となっていて(欧州車はほぼ同じく外気導入がデフォルトではないかと思われる)止むを得ず内気循環のボタンを押しても一定の時間が経つと自動で解除されている様子です。これはメルセデスの安全思想もしくはTUVの安全のための規制なのかも知れませんね。
皆さん、運転中でも仕事中でもにやたらと眠気を感じる時は素早く窓を開けて空気を入れ替え、内気循環になっているクルマは外気導入に切り替えましょう!
これを読まれた皆さんはどう思われますか?
Posted at 2025/02/11 12:31:33 | |
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