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シンちゃんパパのブログ一覧

2025年03月14日 イイね!

ドゥカティが逢わせてくれた素晴らしい出逢い。

ドゥカティが逢わせてくれた素晴らしい出逢い。今日朝我が家の前を最新型と思しきドゥカティのバイクがドコドコと独特の快音を響かせながら通過していったのが妙に懐かしくて、当時自分が安月給をつぎ込んで何年もドカと付き合った時代を指折り数えてみたら~なんともう40年も前の事だったと分かりかなりのショック!を受けてしまいました…。

美術学校を出て当時引く手あまただった広告デザインの職人生活。深夜早朝に及ぶ毎月400時間オーバーのハードな仕事柄都心のボロアパートに住みながら通勤の足はもっぱらバイクでした。そんな仕事に追われていた毎日で唯一の生きがいとばかり給料を殆どつぎ込んだ2台のバイク。
メインは900DMRマイクヘイルウッドレプリカ。そしてサブは既に旧車となりつつあった250MARKⅢ。

実は僕の住んでいたアパートの坂上は当時既に超高級住宅街。千昌夫氏が金髪の美人奥方と住んでいたのは知っていましたが、カタログのロケの撮影日のある日の朝4時。真っ白いトレーニングウエアの男性が敷地の外で待ち構えているではないですか!ちょっと怖いなあ。
軽く会釈をして目を合わせまいとそのまま逃げるようにキックスタートの準備をしているとその男性は「カッコイイバイクだねえ。走っていくところまで見てていいかい?」としわがれたどこかで聞いたような声で言うではないですか。
ビビった僕は「あ、ああ構わないですけれど…」と答え、まだ薄暗い中をしゃがんでしげしげとバイクを覗いているその男性の顔を覗いてまさにのけ反ってしまった!「あ、あ~、もしかして、や、矢沢永吉さんですか!!」
「うん、俺の事知ってるの?」だと仰るではないですか。
そして彼は僕のことをバックミラーで見えなくなるまで見送ってくれました。ちなみにこのバイクだけは青山一丁目のホンダ本社に打ち合わせで乗り付けても246の青山通りから見えるところに停めさせてくれました。普通メーカーさんは他社の製品で乗り付け厳禁なのに一体何でだろうなあ~。そういえばいすゞさんもそうだった。

そのしばらくあと、今度は夜の六本木の旧テレ朝通り(今の六本木ヒルズそば)で250MARKⅢが突然アイドリングストップ。そろそろ寿命になりつつあったキャブのフロートからのオーバーフロー。シコシコしゃがんで弄っているとフレームの向こうから短髪の麻のスーツの男性が同じ目線の高さでこちらを覗いているではないですか?
「フロートバルブから洩ってるのかな~?」
静かな語り口の紳士はどこかで見たような気が…。
「あ、あの、もしかしてか、片山敬済さんではないですか?」とびっくりして聞くと
「よく俺のことを知っているねえ」などと謙虚に仰るではないですか!
だって片山さんは確かプライベーターでWGPのチャンピオンになられたとバイク業界のみならず世間では凄く騒がれていましたからね。

今思うとまさに普段まず逢うことなどないお二方でしたから最高に嬉しかったなあ。
バイクってつくづくいいもんだなあ。正に青春の生涯忘れ得ぬ思い出だったと今も懐かしく思います。

Posted at 2025/03/14 16:26:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月03日 イイね!

東京タワーは雨に泣いていた…。

東京タワーは雨に泣いていた…。昨日は毎月のお決まりの都心徘徊をして来ました。まあ色んな用事があるのでこれは欠かせないんですね。昨日今日は東京も久々に降雪の予報。都心はまだみぞれでしたが、幼馴染の東京タワー(僕と同い年)は雨に泣いていました。
もちろん昨日のドライブのBGMは僕の尊敬する荒木とよひさ先生の「東京タワーが雨に泣いている」をリピート再生しまくりです。

お恥ずかしながら僕の子供の頃の夢は1.カーレーサー2.ミュージシャン&作詞家3.カメラマン&デザイナーだったのですが、残念ながら自分の少年期~青年期の我が家は当時家庭の事情が急変、財政的に火の車で最後の夢だけがちょっぴりかなったもののバブルのしもべとなって辛うじて生き延びられたという顛末。

もう皆さんの方がよほど良くご存知のことですが東京タワーの城下町(塔下町?)である麻布・赤坂・青山・六本木・原宿界隈は元々の武家屋敷と寺社に加え明治維新以降軍人の街となり昭和の敗戦後に米軍が大挙してそこに駐留した関係で外人が闊歩するモダンな街へ変貌し彼らが持ち込んだ欧米の文化を知り憧れた日本の若者が自分の夢をかなえようと日本中から集まり、右も左もカタカナ商売の若者ばかりの街に。

荒木とよひさ先生はそんな戦後世代の若者を代表する方でした。僕の親と同じ満州の出身で命からがら帰って来た苦労人の引揚者の彼はそんな苦い青春時代を経てあの芹洋子さんの四季の歌をはじめ故テレサ・テンさんの数々のヒット曲をも手掛けた女心を書ける(男性なんですけれどね)数少ない輝かしい才能の持ち主であることは僕が言うまでもありませんね。

かくしてささやかな僕の昭和のセンチメンタルジャーニーは今回も無事終了。
今夜は久々の銀世界になるのでしょうか。
嫌だなあ~雪掻き…😂。
Posted at 2025/03/04 13:47:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「ヘアピン・サーカスって…。 http://cvw.jp/b/2076359/48691008/
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見た目ただのオッサンなので絵になりません。なのでウチの色男、♂のフレブルのシンちゃんの顔写真でご勘弁を。 自分の車歴、殆どが中古車でその内の何台かは頂きモノ。...
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