
ラウンジから船首を望む。
まず、フェリーの予備知識は
ここでどーぞ。
休みは17日から23日ということで、最大限時間を取るために、行きは16日の深夜(17日1:45発便)に乗りました。これに間に合わせるためには、最低でも0時には大洗港で乗船手続きが必要になります(推奨は22:30らしい)
1600時
当日、自分は仕事を1時間早く上がって、お土産少々購入して帰宅。最後の荷物準備&チェックです。いつもながら、何か忘れ物してないか不安になるのは何故でしょう?w で、19時ごろ早めに出発。
ちょっと出るのが早いのは、一人で壮大に遊びに行くのに、よめさんとの最後の顔合わせが今朝の寝ぼけ状態だけというのもなんなので、都内で夕飯だけ一緒に取ることにしてたからってことで。もっとも、我が家的には去年よめさんは京都~九州一人旅してるので、一人旅に関しては政治的に解決済み(^^;
2030時
で、最後の晩餐w といっても時間も時間なのでゴージャスディナーは無しでファミレスへ。紙に印刷してきた行程地図を見せて大まかに説明したり、仕事の愚痴聞いたりいつもの夕飯。
2145時
そろそろ時間がヤバイのでここで涙の離散w 首都高乗って6号線から三郷JCT経由でどんどん北上。渋滞もなくノンストップで流します。が、パトカーなんかに捕まったら本当に間に合わなくなるので、自重モード。実際、追い越してった車が覆面に捕まってました。
2310時
さっくり大洗到着して、フェリーターミナル入り。乗船手続き用の印刷した紙と車の車検証を出して手続き完了です。車検証はなんでチェックするのか謎。盗難車とかの持ち逃げに利用されないためとかかな?
この時、受付の人に「車高とか大丈夫ですよね?」と聞かれて「いや、ちょっと…(^^;」 しばらく待って下さいの後で「乗船は後になります」と。まあしゃーないですな。
2330時
「苫小牧行き」と書かれた紙を貰って、ダッシュボード上に置いて指定場所で待ちます。待ちます。待ちます… お呼びかかりません。
待ってる時に分かりましたが、長距離便のトレーラーが非常に多いです。数十台は乗り込んでました。そして(多分、港湾の乗り込み専門)ドライバーの運転スキルに感動。
巨大コンテナのタイプはトラクタにつないでバックで入れるのですが、当然フェリーと港の間は山状の段差があって、しかも狭い。そこを結構なスピードでバックで進入、途中からアクセル抜いて惰性で乗り越えたところで軽くハンドル切って、連結部でくの字に折れてトレーラー部だけ奥へねじ込んでいきます。トレーラーだけ置いたら、トラクタだけ帰ってきます。これがまた凄いスピードで出てきて、くいくい曲がってく。ジムカーナかよ!って感じでしたw
0000時
よーやく係の人が来て、やっと乗れるのかと思ったら、下を覗き込みます。「あー、これは一番最後ですね」orz
0040時
トレーラーとかどんどん乗り込んで、ほとんど待ちの車は無しです。置いていかれそうな気持ちになります(^^; ってとこで、ようやくどうぞと。乗ってから分かりましたが、車両用の甲板は3階建てで、トレーラー以外は1、3階が基本のようです。自分は上下移動の無い2階。周りはトレーラーばかりで1台だけアルファの状態w
0050時
ようやく正式に乗りましたよと。部屋は1室4ベッドで相部屋はもう1人だけでした。対角のベッド配置なので、まあいいや。自分は窓側だったので、窓際のテーブルも使い放題(今もノート広げてこれ書いてるしw)
0130時
風呂が2時まで開いてるのですが、運ちゃんで混んでるらしいのでパス。2時ごろ定刻どおり離岸しました。…結構揺れる(^^; 大きな揺らぎより、小刻みにゴツゴツときます。波に当たってるからかなあ(その後、沖に出たらやはり大きくゆっくりした揺れに変わりました) 船酔いが怖いので、バファリン飲んで寝ました。
0730時
朝日で爽やかな目覚め。意外とぐっすり寝られました …もちろんまた寝ましたw
0930時
洋上朝風呂ですよ。幸い誰もいなくて貸切。窓から外も見られるし、これはナカナカ快適です。
1000時
先頭ラウンジで朝ごはん(コンビニで買ってきたパンだけど) ちなみに夜便は自販機サービスのみで、船上レストランとかは無しです。ただ、行楽地価格ではなくジュースは120円など普通。まあ毎日運行便でボってもね。食べ物はお菓子とレトルトご飯ものがあります。こだわりないなら、無理に持ち込む必要ないですね。
あと、この時点で携帯(au)は結構圏内です。位置的は釜石港沖でした。ドコモはもっと圏内ぽいです。他のエリアでもずーっと電話で話してる人も居たので。あと、船舶電話もあります。ドコモの衛星電話サービス使ってるようです。
で、ちょうどこのあたりの洋上で、上り便とすれ違いました。結構珍しい見ものなので、乗る機会がある方は10時前後に左手を要チェック。
1100時
カメラ持って船内をぶらぶら。お上りさん丸出しですが気にしない! 外には簡単に出られます。と言うか何の注意も無いし結構微妙。柵は普通に低いし強風に煽られて落ちても、コレ誰も気付かないでしょう(^^;
船のいっちゃん高い赤い部分は煙突でした。その下でうん万cc、V12のディーゼルエンジンが凄まじい重低音で唸ってます。近くに居ると余りの低音に気持ち悪くなります(^^; 音の感じからして80~300rpm程度?の超低回転です。これでオーバー1万馬力だからなあ。
フォトギャラはこちら。
北海道ツーリング(さんふらわあ だいせつ)
1330時
お昼ごはん。レトルトの麻婆丼@400円ですよ。TVはBSアナログ放送のみ受信可。普段見ませんが、こういうとこでは有難いです。その後、再び写真撮りながらぶらぶらと。
1500時
おやつの時間なので部屋戻り。つか流石に船内は飽きてきたので、次出るのは日没直前の写真撮影かなと。まあ暇つぶし用にノートPCに音楽やら動画やら詰め込んであるので無問題。
閑話休題
いつかカーフェリーに乗る気のある方向け、持ち物&過ごし方メモ。
あると良いもの
・酔い止め、鎮痛剤
相当強い人でも無意識に影響受けてると思います。遠洋出てる時は20~30秒周期で左右に揺れてます。下船後も車で走る場合は、普段飲まない人も規定量の半分ずつだけでも飲んだ方がいいかも。
・耳栓
うるさくても気にならない人は要らないけど、一応あった方が。相部屋の人の行動音、船の空調(止められません)、船のエンジンの低音とか。自分は音楽聴くようにノイズキャンセリングのイヤホンももってきましたw
・暇つぶし用具
書籍類、ノートPCにデータ詰め込む、ポータブルゲーム機、ポータブルDVDプレーヤとか。音楽プレーヤだけでは飽きると思う(^^;
・コンセント三つ又タップ
枕もとのコンセントは一つ口なんです。窓際に二つ口があるのでそっち使うのも手だけど相部屋の人次第。
・ハンガー
収納スペースが少ないのと、お風呂入った後のタオル乾しとか。
・中くらいのバッグ
とにかく至る所に「盗難に気を付けて下さい」の文字が(^^; まあ相部屋しかないのと、勝手知ったる乗船客の中には… ということですかね。で、100円リターン式のロッカーがあるので、部屋を出る時にざっと荷物まとめてロッカーに持っていける袋があると便利です。
過ごし方という程でもないですが、車庫エリアは出航後は出入りできません。荷物は乗船時にまとめとく必要ありで。風呂は夜中より翌朝か真昼間がお奨め。空いてるし外も見られてグッドです。
1700時
洋上日没の撮影も終わって真っ暗。ヒマ。流石に飽きましたのでお昼寝です。
1900時
まもなく到着のアナウンスで軽く荷物まとめ始める。1945時に着岸して20時ごろから下船開始。
2010時
降りる時になるほどと思いました。フェリーに乗る時、車はギリギリまで詰め込み状態で、しかも頭から突っ込むのでどうやって降りるのかと思ってたのですが、前が開くんですね。そのまま直進で降りられますw
この時点でGTの足回りの不調は原因不明のままなので、ビクビクしながら千歳のホテルへ移動。
2050時
てことでさっくり到着。ごまふさんとメールやり取り詰めて、明日は9時半に途中で集合>ディーラへということに。夕飯は近所のラーメン屋で済ませました。おやすみ。