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2012年08月04日

台湾製ジャスティのローカル限定車と5ドアセダン

初代FFレックスのドアパネルと一部設計を流用して1984年に発売されたジャスティは、本来ならば日本初のCVT搭載車として華々しくデビューする予定でした。

ところが肝心の「スーパーオートマチックECVT」の開発が難航し、発表から発売までに3年もかかっている間に車両本体の旧態化が進み(その間はMT車のみ)、日本では完全にレックスにお株を奪われた不人気車となってしまいました。

ですが意外にも大慶汽車(ターチン・モーター)がノックダウン生産していた台湾では、シャレードのライバルとして人気車になり、その人気は日本ではレックスの特別仕様車に使われた「フューチャー」の名前を与えられた特別仕様車「ジャスティ・フューチャー」が500台限定で独自に販売される程でした。


更に限定車だけでなく、ダイハツの銀翼に対抗する為の5ドアセダンも作られ、90年代後半になっても販売が続けられました。

それがTUTTO(テュット)です。

ぶっちゃけ銀翼の人気を横目に作られた露骨なパクり車なのですが、流石に後発だけあって、よりセダンらしさを強調したミニレガシィ的な造形で銀翼に差を付けています。


MTのみの銀翼に対しECVTの設定もあり、4WDも選択可能なのが本気の証ですね~

しかし、このTUTTOや銀翼のような通常のハッチバック車にお尻を付け加えただけの簡便な設計のお手軽セダンもどき車は、裕隆日産(ユーロン・ニッサン)がK11マーチをベースとしとして開発したマーチセダン(日本にも輸入された方がいらっしゃる模様)を筆頭とした本格的な小型セダンが発売されるにつれ、やがては市場から消えていきました…

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Posted at 2012/08/04 00:27:32

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この記事へのコメント

2012年8月4日 1:17
旧態化しても一応日本初ですよね!?僕とこの学校にECVTが展示されてます☆
この頃までの昴車は車高高いですね~(笑)

ヨーロッパかどっかではシボレークルーズのロング版みたいな形でジャスティが復活しましたがもう無くなったんですかね。

初代ジャスティ全く見なくなってしまいました…(>_<)
コメントへの返答
2012年8月5日 0:28
ごめんなさい!
文章が言葉足らずだったので“車両本体の旧態化”に訂正しました。

ご指摘ありがとうございます。

ECVTは最初、車両本体と同時に84年発売予定→本体がデビューしてから3ヶ月後予定→85年中予定→アナウンスがなくなって忘れた頃の87年発売という、「出す出す詐欺」かとツッコミたくなる程に開発が大変だったそうです。

なので完成したのが嬉しいあまりに全国の自動車関係教育施設に教材を寄付しまくったらしいですよ~

ちなみに、ヨーロッパで売ってた件のヤツはG3Xジャスティですね。

デビューした時に、ガンダムみたいな名前に爆笑した記憶があります。
2012年8月4日 6:27
アジア諸国では本当にセダンの人気があるんですね~ タイなど「セダン=高級車」という国もあるみたいですね。セダン好きとしてはうらやましい限りです。

ところでこのジャスティのノッチハッチボディ、なんか80系スプリンターに似てますね。特にリヤが…

今はスバルのコンパクトカー、OEMであるトレジアしかなくなりましたが、またジャスティみたいなHBも復活させて欲しいものです。

コメントへの返答
2012年8月5日 14:27
日本も昔はセダンにあらずんば車にあらずという感じでしたね~

タイや台湾では、210カリーナの兄弟車のコロナプレミオが革シートに大型バンパーで一見車種不明の超高級車として売られていて爆笑しました。

でも、かの国でも20年位遅れて最近RV車(死語)の人気が出てきたみたいで、これからが心配です

それにしても、確かに80スプリンターっぽいですね~

2012年8月4日 7:18

博士・・・素晴らしいです。

まるで別件で恐縮ですが(汗)‥私め現在、DAIHATSU850なるナゾの眉毛さんのカタログをお借りし、外観は明らかにCB型と思しき843ccの三発エンジンの存在に卒倒しております。
よかったら是非ともご解説のほどお願い申し上げますm(_ _)m

コメントへの返答
2012年8月5日 14:40
あっ、そのカタログ持ってますよ~

850ccはCB40系エンジンですね。

輸出仕様のハイゼット系に長らく搭載されていたエンジンで、最後はインジェクション化されました。

このエンジンをベースとしてシャレード926ターボ用のCE型エンジンも開発されました。

詳細はまゆげの輸出仕様を取り上げた時にでも記しますね~
2012年8月4日 8:31
お邪魔します。

ジャスティは、確か、世界初の無段変速機搭載量産車ですよ。

しかし海外には5ドアセダンモデルも在ったなんて、知りませんでした。!
コメントへの返答
2012年8月5日 14:48
どうもはじめまして!

世界初については↓の方が解説されていまさすが、実は日本初の栄誉は初代シビックにCVTを搭載予定だったホンダになってたかもしれないです。

結局、耐久性と騒音に難ありということでお蔵入りになったんですが、その延長線上として☆レンジ無断変速のホンダマチックができたかと思うと感慨深い物がありますね~
2012年8月4日 9:07
ジャスティもトランク付けろこのヤロー攻撃にあったわけですね。
リヤハッチが喝采とは…

ジャスティは12バルブ3気筒4WDと数字の語呂あわせで1234と詠ってましたねw

さすがにジャスティECVTは脅威の燃費をたたき出していましたよ。
コメントへの返答
2012年8月5日 14:57
内外問わず、当時のこのクラスの車でトランクが付かなかったのって結局スターレットだけなのが、流石は大トヨタというか何というか・・・

1.2.3バルブ、4WDのサイドデカールは当時の評論家にボロクソにけなされてましたね~

当時のスバルはレオーネのフルホワイト仕様でマフラーまで真っ白にしたり、アジアンセンスが際立ってましたね(笑)
2012年8月4日 9:10
ジャスティ、最終型近くになると佇まいがレガシィに似てきます。
漢字の国でも特別仕様車500台があったとは驚きです。
車体カラーも色々ありそう。
東南アジア方面は厚手の本カタログみたいな装備や機能を解説した品がないのか部数が少ないのか、国内でいうところの簡易カタログしか見かけませんねぇ。
コメントへの返答
2012年8月5日 15:12
台湾ジャスティは日本仕様には前期しかなかった青銀ツートン、赤銀ツートンのカラーが後期でも採用されているのが何とも素晴らしいです!

共産主義で閉鎖的な中華と違って、昔から資本主義でアメリカナイズされた台湾では普通に本カタログが流通していて、かの国では日本のカタログサイトのようなデータベースも存在しています。

当方も画像をあちらのサイトから借りましたが、調べてみると中華製の車のカタログも結構web上にupされていて面白いですよ~

2012年8月4日 9:46
おぉ、凄い。リア周りのデザインに
破綻がないのが凄い・・。
銀翼と言いこのジャスティといい、
向こうのアレンジセンスは日本を凌駕しますね・・。

あ・・俺の記憶が確かなら、世界初の
無段変速機搭載量産車は58年デビューの
DAF600が搭載したヴァリオマティックが
最初だったような・・・。

70年代にはボルボに吸収されてしまいましたが・・。

しかし、この前のツーリングオフで
撮り損ねたジャスティが悔やまれるぜ・・。

コメントへの返答
2012年8月5日 15:23
世界各国の車が一極集中しているせいか、アジアの中でも台湾は、ずば抜けてセンスが良いですね~

こういうデザインが出来ると同時に、元は台湾向けだったインプレッサカサブランカみたいなのも作れる懐の深さは脅威です。

そして、確かにCVT世界初はダフですね~

このダフのCVTを使ったピアジオのビーチカーもあったみたいですし、スバルもしっかりパテント料を払っていたみたいなので間違いかと思います。

2012年8月4日 11:39
教授,さすが日本車アレンジ学の権威ですね!
そのうち南の国の中古&解体屋めぐりの実地研修ですか?
コメントへの返答
2012年8月5日 15:27
そういえば以前はオフ会に上着代わりに白衣を着て行ってドクトルを自称していましたね~(遠い目)

南方方面研究は下手なイベントより面白い車がいそうでそそられます。
2012年8月4日 12:44
再びです。
すいません…

言葉足らずでしたので、追記です。

ジャスティは「世界初の電子制御電磁クラッチ式無断変速機搭載車」です。


カタログにも「世界初!」となっているのにおかしいな?、と思って調べたらこういうことでした。(笑)

失礼しました…
コメントへの返答
2012年8月5日 15:33
いえいえ、むしろこういう議論は大好物なんで失礼なんてことは無いですよ~

実際、開発で難儀したのが電子制御によるクラッチの断続だったそうで、やっぱり時間はかかっても、これをモノにしたスバルは凄いと思います。

2012年8月6日 9:30


やはり日系台湾製リッド付きセダンのネタはシャレードだけにとどまらなかったんですね(笑


台湾でほんとに目撃された写真、というのは何枚か見てましたが、カタログ記事で来るとは・・すごい(爆
しかし、2WDで4WDと同じ車高というのは何があったんでしょうかねー・・、レオーネでもアルシオーネでも20㍉位車高が低くなってましたし、日本製ジャスティもそれなりに低かったはずなんですが・・・(爆

なかなか海外サイトから情報を集めてくるのは下手くそなので・・・テュットの存在そのものはすばるっちさんから2年ほど前に聞いたものだったりします^^;;

さすがにわざわざ台湾から持ち込んでくる人はいないんでしょうかね・・・でも、K11マーチセダンが入ってるとなるとまた状況は別で・・・・


USDM JAMに出れば一発で金賞が貰えるレベル (カテゴリ違うし
コメントへの返答
2012年9月6日 19:14
台湾土着車のこういうスーパーリッドなセダンはハッチバックベースで簡単に作れそうなんで探せば他にもありそうですね~

向こうは道がガチャボコなんで足まわりは専用の強化品のようです(それで車高が高いみたいです)

余談ですが、まさかの初代ドミンゴのトラックも実在している現地のカタログサイトのURLは企業秘密と行きたい所なのですが(笑)、後でメッセージでご案内しますね~

2013年2月13日 4:35
おはようございます。わたしはスバルが専門なので、台湾のこの車の存在は知っておりました。日本にもあると良かったのですが、これはこれで、良かったと思います。

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何シテル?   07/27 13:47
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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