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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2013年12月04日 イイね!

カタログなき特別仕様車。B11サニースーパーリミテッドと愉快な仲間たち


 この記事は、B11初の特別仕様車「マイン」と「スーパーリミテッド」について書いています。


 今を遡ること2年前。
 サニー界の重鎮であらせられるpt11御大に、B11サニーに設定されていた、とある特別仕様車の存在について教えて頂きました。

 それは昭和57年3月に、カローラの月販販売台数を抜いた記念に短期間販売された、「マイン」と「スーパーリミテッド」

 御大によれば、カタログはおろかサービス周報すら作られず、簡単なリーフレットしか存在しない車なのだそうです。 広報資料も存在しないのか、当時の雑誌類を調べてみても情報は一切見当たりません。

 しかし先日、長きに渡る調査の末、遂に「スーパーリミテッド」の画像を発見しました!!

 最上級グレードのSGLエクストラをベースに、北米仕様の5マイルバンパー&ボディ同色カラードフェンダーミラーを装備。
 GLベースの「マイン」も同じ装備を持ち、SGLエクストラに順ずるライセンスランプ部分のブラックアウト塗装も施されているとのことです。

 日本仕様のボディにUSバンパーとは、何だか台湾仕様みたいですね。


 既に画像でお分かりかとは思いますが、こちらの車はカーセンサー誌の1985年9月号に掲載されていた、サニー新東京の販売車両です。
 このサニー新東京。 当時サニーをベースとした商品化中古車を製作するので有名(?)な販社でした。

 前期セダンをベースに後期化、純正オプションのフロントスポイラーを装着、白/ガンメタツートンに再塗装。

 R30風味で、ちょっとカッコイイやも。

 310サニーをベースに、白/ワインツートンなんて酷い色に塗ってみたり。


 トドメに、ドアミラー化の上に全く似合わないフルホワイト仕様。

 
 勿論それだけではなく、普通の中古車も販売してますよ~

 売り物がB11サニーとサンタナだけとか、ある意味バツゲーム。

 ターボ・ルプリは、B12のツインカム搭載車が出るまでは意外と人気が高かったらしく、値落ち率も低めで高値安定です。

 ルプリに限定車なんてあったの?

 クーペの廉価版1300ESなんてレアグレードも普通に販売されています。
 

 そしてサニー以外には、こんなレア車も。
 A10系スタンザの輸出用5ドアをベースに、昭和54年月から2年間生産された勘違いRV仕様「リゾート」

 言うまでもなく、新車時には全然売れてない車です。 グレードこそ1800ccで一番安いGタイプながら、イメージカラーのベージュ/ブラウンツートン「トーン・オン・トーン」を発注された強者がいらっしゃったとは。
 
 そんな珍しい車であることを知ってか知らずか、お値段は5年オチのわりに中々強気です。
 年式が一年古いとはいえ、セダンだったら同じくらいの走行距離の最上級グレード「マキシマGT-E」が、ほぼ半額で買えちゃいます。




━━しかし、まだまだ驚くには早いのです。
 
 あまりの販売不振の為に僅か1年足らずで打ち切りを喰らい、パルサーベースの「リベルタ・ビラ」にモデル更新された希代のレア車、「バイオレット・リベルタ」

 この1冊には他に2台もバイオレット・リベルタが掲載されています。 しかも揃いも揃ってGLなんていう微妙なグレードばっかり(笑)


 この5ドアなんて、残っていたら卒倒しちゃいそう。


 そして、ただでさえレアなT11系の中でも一番レアな仕様かと思われる、オースターJX前期3ドアの最上級グレードGT-EX、青ツートンもディーラー中古車として販売されています。

 いくらフル装備とはいえ、新車価格はブルーバードのターボやスカイラインのGT系と同じレベルの160万円。 しかもセダンの同グレードより4万円も高価なのです。 そりゃ売れてる訳がありますまい。

 3年落ちで83万円は、当時のT11の相場的にはボッタクリな価格かもしれません。しかし新車価格の半額、中間グレードGS-Xの中古価格にプラス28万円であるなら充分妥当かと。
 
 そもそもオースターJXの3ドアの物件は全部でこれだけです。 ひょっとして、バイオレット・リベルタよりもレアなんじゃ?


 今の目で見ると、なんとマジキチな品揃えだことでしょう……こんなのが当時は普通だったんですか~(溜め息)

 もう、これはタイムスリップして全部買い占めたい。

 えっ!?こんな車、今でも価値がないだろうですって。
 心配ご無用。きっと、シャリマールさんなら喜んで持っていってくれますとも。
Posted at 2013/12/04 02:59:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | 日記
2012年12月10日 イイね!

ルプリさんの、ほしがりませんかつまでは

呼ばれました・・・



呼ばれてしまったのです。


県内北部の中古住宅を見に行った帰り道、普段は通ることのない旧道沿いの『若いハートの日産サニー店』の前をたまたま通りったのが事の発端でした。

ふと何かを感じて廃車置き場の奥に目を向けたところ、なんだか四角くて古臭いガンメタのセダンがチラリと見えました。

わずか一瞬見えただけなので車種の識別はつきません。
なんとなく雰囲気でランタボか60カリーナあたりかと思いましたが、雪が降るほど寒かったので最初はスルーするつもりで通りすぎてしまいました。

しかし何か引っかかるものがあり、気になって仕方ありません。
だいぶ先に進んでいましたが、やっぱり引き返して確認することにしました。


――電撃ルプリでした!!


セダンのルプリって去年の時点で36台(ウチのを含む)しか残ってないんじゃないでしたっけ?
まさか県内にウチの以外のセダンルプリが残ってたなんて。
我ながら1%以下の可能性にかけてばっかりの作り話の主人公じみた強運には驚くばかりです。




シートベルトのタグを見るに製造は昭和58年、登録は翌59年の空冷ターボの後期の前期です。
車検は来年3月まで残ってるのに新車に乗り換えで下取りに出されたそうです。

セダンルプリというと白や赤のイメージが強いので、ガンメタのボディカラーは新鮮です。


積雪地帯なので、融雪剤のせいか下廻りはサビーの呪いに侵されています。
ですが塗装や樹脂類の状態は良好なので車庫保管は間違いないでしょう。


オプションのフォグランプ付き。


内装はお約束のダッシュボードの割れもなく良い状態を保っています。
やはり車庫保管?


あまり日焼けのないオレンジのシート表皮も新鮮です。
ハーフシートカバーもルプリ専用?


それもそのはず、走行たったの5万4千キロ!


機関はオイル漏れも一切なく、ヘッドカバーの結晶塗装も剥がれていません。
エンジンをかけてみたところ「ガ」行の音は一切なく、ルルルと軽い音でハミングしています。
走行の少なさもさることながら、しっかりディーラーでメンテされているので調子は最高です。


ウチのルプリの車体は錆穴等が一切ない綺麗なものの、機関は30万キロ近い走行でガタガタです。
こちらの車両はまったく逆で車体は終了しているものの、機関は極上といえる状態です。


そこで、部品取り車として活用すべく交渉を開始しました。
これがそこいらのモータースなら喜んでホイホイ譲ってくれるところなんですが、お役所仕事の古典ともいえるディーラーの壁は高かった・・・

丸ごとはおろか、部品を外すのすらダメだとか。
一般客相手が無理なら友人の車屋を通して業販を打診するも、それすら出来ないとか・・・

なんでも会社の方針とやらで解体として本部に注文書を提出している以上、再販は無理なんですと。

既に強運は使い果たしてしまったようです。
わたしはその場に凝固しました。
ショックでした。

去年の時点で5台しか残ってない後期の前期MT車(ハチミーに来られていた個体もこの中に含む)のうち1台が最後の時を向かえようとしているなら尚更で。

これでセダンルプリの残りは35台?
滅亡へのカウントダウンは刻一刻と近寄ります。

こうして看取ってやれたのが、せめてもの慰めでしょうか・・・
まるで死に水を取るためだけに呼ばれたかのようです。


~12月11日追記~
さっきサニー店から連絡があり、向こうも何とかならんか検討してくれたみたいですけど、リサイクル法の絡みで解体屋も部品は売れぬということでした…

悪法には勝てませぬです…
Posted at 2012/12/10 18:18:11 | コメント(17) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | モブログ
2012年04月07日 イイね!

B11サニークーペ・ターボルプリのタレコミ物件

B11サニークーペ・ターボルプリのタレコミ物件先日、大虎氏の御友人のヤマ氏が劇写ボーイされた前期クーペのターボルプリです。

ホイールが当時モノのフォートランFFD(?)に交換されている以外はオリジナルが保たれているように見受けられます。

カタログ仕様と同じ、イメージカラーのクーペ・ルプリ専用の特別塗装色のツートン(#286)で、今にも時任さんが降りてきそうな良い雰囲気ですね~

全体の雰囲気からして、マニアじゃない一般オーナー氏が乗られている天然モノでしょうけども、鉄板の薄さは伊達じゃないB11サニー(特に前期)でここまでの状態を保たれているのには感嘆です…


(B11サニーは放っておくとサビーの呪いで子供の夢壊しまくりな姿にメタモルフォーゼしますよ~)

前期にしか存在しないクーペは現存数台というレベルらしいのですが(詳細資料が今手元に無いもので…)、他にも帝都の電装屋さんが長年愛用されている白い個体が確認されています。

来年開催予定(?)のB11サニー32周年記念式典には是非お誘いしたいところです~
Posted at 2012/04/07 01:34:31 | コメント(8) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | モブログ
2011年10月23日 イイね!

反省されてばかりのB11サニー

反省されてばかりのB11サニーB11サニーデビュー当時、モーターファン別冊『すべてシリーズ』は刊行されていませんでしたが、後の『B12サニーのすべて』でB11について、開発にあたっての反省という形で多く取り上げられていました。

まぁ確かにB11は今時の車のような低コスト車ではないものの、はっきり言って低品質車なので反省するのもわかりますが、オーナーとしては苦笑いの連続です。

この中から、特にデザインに関する記事が面白かったのでピックアップしてみます。

B11サニーのデザインは、B310、B12と3代に渡ってサニーのデザインを手掛けてこられた安井浩一氏によってデザインされました。

初のFF化という事で“真のワールドカー”をコンセプトに、室内の広さ感をエクステリアのプロポーションで表現した、あえてキャビンが大きく見えるデザインが採用されました。
空力も、当時としては低いCD値0、40を達成しました。

ですが国内市場では、現在一般的になったショートノーズ・ビッグキャビンが受け入れられず、B310に較べて室内は広いけれど車自体が小さく見えて違和感があるという意見が出て、評価に繋がりませんでした。

それ以外に評価が低かった理由として、前期型ではオリジナルデザインのホイールアーチまで延びたバンパーや、幅広サイドモール、ピラーブラックアウトなどが一部コスト的に成立せず、特にそれが顕著な安いグレードが沢山売れたので全体のイメージが悪くなったという事もあるようです。

後のマイナーチェンジ時の目的は、それを是正する為に、オリジナルデザインが実現されなかった点を元に戻す事が狙いだったそうです。

それと同時に、先行モデルが作られていたB12にイメージを繋げるという意味を多少意識し、丸いフォルムを四角く見せる変更がされました。
パネルの変更が難しく、部品でイメージを変えなければならなかったので若干オーバー気味な表現になってしまったようです。

ちなみに、ファミリア人気におされ、後から追加された割に綺麗にまとまったデザインの3ドアは、北米仕様の2ドアをベースに開発され、怪我の功名的にB11がショートノーズだったのでハッチバックにしやすい形だったそうです。
ですが、ターゲットの20代よりも高めの年代に売れてしまうあたり、本当にB11サニーって踏んだり蹴ったりな可哀想な子ですね~
Posted at 2011/10/23 03:38:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | モブログ
2011年10月15日 イイね!

ルプリとの馴れ初め

ルプリとの馴れ初めサニーターボルプリに憧れ続けて約20年、ついに念願叶ってオーナーになることが出来ました!

元々父親がB310セダンSGL、B12カルフォルニアスーパーサルーンと乗り継いでおり、サニーは身近な車でした。
ですが不思議とB11は代車でも来たことが無く(よりによって雨の日にK10マーチのキャンバストップが来たことはあるのに)直接的には全く縁が無く、シャレードみたいに身近に乗っている人がいて、刷り込みで憧れたわけではありません。

自分のルプリ現体験は、幼稚園に入るか入らないかという頃に毎日夕方母親に連れられて歩くお散歩コースに、今は無い長屋があり、その前にいつも路駐していた個体にあります。
その頃の記憶は殆んど残ってませんが、この路駐ルプリが白い前期セダンATのだったことは、今でもはっきり覚えています。

白いシンプルなデザインのボディに映える黒モールに赤ストライプとターボデカール、金色の他には無いデザインのホイールキャップが強烈に印象的で、当時から車は大好きでしたが明確にこれが好きという車のなかった自分が、子供心に凄くカッコ良く感じて初めて好きになった車でした。(この前期ルプリはバブル期に乗り換えられたようです)

その後、今から10年前に免許を取った頃にはルプリはおろか、普通のB11ですら絶滅していて所有する事は諦めていました。

なのでオーナーになれて本当に嬉しいです!!

このルプリの前オーナー氏は、30代の頃に新車で購入され26年間、27万キロ乗り続けてこられました。
本当に不思議な位ヤレを感じず、B11サニーでは、お約束ともいえるボディの錆が全く無い奇跡的なコンディションを保っており、とても大切にされていたようです。

なんでも前オーナー氏は死ぬまで乗るつもりでいたそうで、本当は手放すつもりはなかったそうです。
しかし家族の反対にあい、息子さんの車を貰うことになり泣く泣く乗り換える為に、折り込みチラシで知ったインターネット専売の中古車店に買い取ってもらったそうです。
そのお店が入庫直後にHPにアップしたのをたまたま自分が見つけて即決で購入したのが馴れ初めです。

そして、いざ現車を見たら本当に、これでもか!…と、いう位に整備されていて驚きました!

近年の整備記録簿
から主要な物をピックアップしますと…
●2006年
ドアミラー交換(標準装着の電動は製廃で他グレード用の手動タイプ)
ヘッドランプ交換(メーカーに掛け合い製廃品を再生産)
●2007年
タービン交換
●2008年
ブレーキOH
●2009年
AT載せ替え
●2010年
ショック交換
エアコン修理
ステアリングラックブーツ交換
サイドブレーキ修理
ウォッシャーモーター交換

これ以外にも大なり小なり色々と手を掛けてあり、パッと見でもエンジン、スロットルボディ、ブレーキマスターはOHした形跡があり、つい最近ウォーターポンプとプーリーを交換されているようでした。

ボディも磨き過ぎで塗装の下塗りが出てくる程磨きこまれており、内装の状態の良さから車庫保管だったのではないかと思います。

お店の人も、もう一つ価値を理解されておらず、自分が購入しなければ解体されていた可能性が高いので、購入出来て本当に良かったと思います。
今までは、色々な車をとっかえひっかえしてきましたが、このルプリは20年間憧れていた車なので、前オーナー氏の意志を継いで上がりの車とし大切にしていきたいと思います。
Posted at 2011/10/15 21:25:41 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | モブログ

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「もう一台のタントはコペン純正レザーで!!」
何シテル?   06/07 19:02
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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