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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2012年09月11日 イイね!

イカ類は衰退しました

虎穴に入らずんば虎児を得ず。

シケきった沙婆ライフに別れを告げ、宇宙(そら)の晒し者になるべく北陸ハチマルミーティングに参加した筈が、気付いたら現地工作員氏の手引きにより“虎の穴”に足を踏み入れているではありませんか。

ど ぅーゆー あんだすたん?




つい興奮のあまり、望我の興に囚われて全体の2割程度しか撮影が出来てませんが、あたり一面が今となってはその殆んどが惨たらしく壊されてしまった、実用性の一辺のかけらもない中途半端に懐かしいアルミホイールだらけなのです。消費期限偽装とか?

エアロディッシュホイールなんか、ちっとも珍しくない中で一番の珍品だったのが70スープラ中期型ナローボディの限定車 「ブラックスープラGTツインターボ」用と思われるホイールです。

限定台数の300セット分しかこの世に存在してない幻の逸品の筈ですが、ぶっちゃけ標準車用のを色替えしただけの代物なんで値打ちは全く無いのですけども。

そうそう。値打ちといえば、今ではプレミア価格で取引されているVWのピレリホイールや15インチのFF車用SSRメッシュ(センターキャップディスク付き)なんかが爆安だったりする反面、お腐れ様ホイールが異様に高価だったりする値付けの無茶苦茶さ。妖精さんの仕業ですね。

そんなこんなで、ほとばしる熱いリビドーとパトスの命じるままに、プレッソやコスモといった超COOLなマツダ車の社外マフラー樹海をかき分けた果てにヤツはいやがりました。

オートピスタ・プロジェクト製「プラッツィオ・タイプS」

タミヤのカリーナEDでお馴染みの十字野郎(ジウジアーロ)デザインのスポーツシートで、ナマで見るのは私も初めてです。

殆んど新品っぽいにも関わらず、定価8、5万円が5万円で販売されてるんで、何ともお買い得なのです。


そして、唐突に始まる運命の赤い糸が引き寄せた「すーぱーそふぃあたいむ」。
哲学的な問いかけが昼下がりの幹線道沿いのモータースで繰り広げられます。(休業日)

Q:HEY.Boy。コレは?


A:EL30前期コルサ特別仕様車TXソフィア。4MT。走行5万キロ。

れっきとした売り物で程度は極上ですゆえにー。

なまじ思い入れが強すぎる為に、程度の悪さに納得がいかず、冷めきった熟年夫婦のような関係が続くソシアルを放出して、いっそのこと彼女に入れ替えてしまいましょうか?
まぁ、どちらにしろ熟れきったマダムである事に変わりはありませんが。


そうして会場に帰ってきたのは、ミーティングがとっくの昔に閉会した後でした…


えっ!?イベントレポ?
それって美味しいんですか?

すし…うま…(酢飯約2合)
Posted at 2012/09/11 18:45:44 | コメント(13) | トラックバック(0) | 原田知世 | モブログ
2012年09月06日 イイね!

とある中華の汽車模型(シケモデルカー)

古今東西、歴代シャレードのミニカーは、初代の現役時にメーカーのノベルティ品として発注された後に一般販売されたヨネザワ製ダイヤペットの初代クーペと、最近になってから作られた国産名車コレクション113号のおまけ(?)のノレブ製初代5ドア、あとはミニカーの範疇に入るのかは微妙なモーターショー記念の初代5ドアと2代目3ドアのボトルキャップくらいしかこの世に存在しない物と、つい昨晩まで信じ続けてはやウン年・・・

いつかは変態車をモデル化するのでおなじみのトミカリミテッドやハイストーリーなんかでモデル化してくれないかな~と、新人類の妖精さんにお願いしつつ眠い目をこすりながら中国のネットオークションを徘徊していたら、そのふざけた幻想をぶち壊されてしまいました!!

そういえば翻訳ソフトや辞書でも、夏利の語約は「シャレード」ってなってる位に有名な国民車ですもんね。ミニカー位、あっても当然です。


ディテールはともかく、トランクの無理やり感漂う後付け感や特徴的なフェンダーのエロいラインをシャープに再現するなど、結構プロポーションが良好な子供の玩具的ミニカーのソシアルがあったり…



厚ぼったいフェンダーのラインが残念なのを除けば、ほぼイメージ通りの理想的な43分の1精密モデルの5ドアもあり…



同じ43分の1ではビッグマイナーチェンジ後のソシアルもあるのですが、このイヌカレー的な生理的不安感を煽られる造形は何なんでしょうかね?

この中ではイヌカレーだけが輸入代行業者にお願いして日本でも入手が可能そうなんですが、こんなレトロな未来派の出来にも関わらず、1台160元(1920円)、4色セットで600元(7200円)+送料&代行手数料と意外に高価なんですよね…

しかし、よく見つけたものだと自分を誉めてあげたい気分。
神のようなわたし。わたしは神。

そうして、すっかり眠いのは何処へやら、午前4時過ぎにも関わらず誰もの心にそびえているピノキオ天狗山脈に単独登頂を試みていたら…


まさか彼の地で黄虫と呼ばれた“まゆげ”ハイゼットのタクシーまで43分の1モデルになってるではありませんか!

……
…………
………………
つくづく人間は考える芋だと思いました。

いつだって芋蔓式だから。
Posted at 2012/09/06 19:51:08 | コメント(13) | トラックバック(0) | シャレードがいっぱい | モブログ
2012年08月05日 イイね!

台湾の魔改造B310サニー

最近お気に入りの台湾ネタで一番“笑撃”…もとい、“衝撃”的だったのが、ニッサン車のノックダウン生産を行っている裕隆汽車(ユールン・チーツァー)製の歴代サニーでした。



1975年にサニーのノックダウン生産が開始された当初のB210やB310の初期型は、日本仕様との差異がハンドル位置とエンブレム程度でしかありませんでしたが、B11にモデルチェンジしてからは北米仕様の大型バンパーを装備するなど徐々に独自色が強くなり、日本ではモデルライフ途中でハッチバックに切り替えられたクーペもB12にモデルチェンジするまで生産が続けられました。




そして1987年からB12サニーの生産が始まると、台湾製サニーはプリウスファミリーばりの増殖を開始します (笑)

●シリーズで一番上級なのがB12型「321・尖兵」(セントラ)


E16S型1、6リッターエンジン(海外専用エンジン)を搭載する尖兵は、細部が異なる以外は日本仕様のスーパーサルーンをベースに北米仕様の大型バンパーを装備した小さな高級車です。


後期モデルではグリルが独自のデザインの物に変更されました。


●シリーズの中間に位置する尖兵の廉価モデルの普及車種がB12型「321・速利」(サニー)


これは日本仕様の最廉価モデルDXに相当する1、3リッターのE13Sを搭載する車種です。


●シリーズの廉価モデルにして、裕隆のエントリーカーを担うのが名機A12を搭載したB310型「303・速利」


セダンがステータスの台湾では、エントリーカーを初代マーチにするのは市場ニーズに合致しないのと、旧型ながら根強い人気があった為に角目仕様にマイナーチェンジしたB310型の生産が継続されていました。

更にB110サニートラックも「YLN-303T」として生産され、3つの形式のサニーが同時に作られている異常な状況になってしまいました。

その中でも一番異常だったのが長期間生産されたB310で、当初は前述の通りに日本仕様と大差ない仕様だったのが、80年代末からアヤシい魔改造が段階的に実施され、後継車のK11マーチセダンが発売されるまで生産が続きました。

まず1988年に大型樹脂バンパーやエアロパーツが装備されたスポーティーモデルが追加されました。

日本ではビジネスモデルのCTグレードを名乗ってるのがしょっぱくて何とも…(笑)


そして1990年にはビッグマイナーチェンジでイメージ一新!!

……
…………
………………ナニコレ?

でも、実はフェンダーやボンネットはマイナーチェンジ前から変更されておらず、当時のヨーロッパ仕様の日産車がこぞって採用していたウィンググリルと、B12との繋がりを感じさせる異形ヘッドライトが新造されただけで、ここまで印象を近代的にしてしまう手腕には脱帽と言わざるを得ません。


ただゴテゴテさせるだけの中華と違って全体で見れば綺麗にまとまっているセンスの良さが台湾流です!


外装と違って内装はステアリングとシフトノブ、シフトブーツが後年式の日産車と共通の部品になっている程度なのでホッとしますね~(カップホルダー付き大型センターコンソールはアフター品)


そして1992年発売の最終モデルになると、当時台湾で流行していたデザインのグリルに変更され、もう顔面見ただけでは完全に車種不明(笑)



純正でハイマウントストップランプにパワーウィンドが付いたB310って、ちょっと想像つかないや・・・


そんな台湾でもFRサニーはチューニングベースとして人気が高いのですが、この近代化された後期モデルは日本の角目サニトラ以上に黒歴史扱いのようで、大抵日本仕様と同じだった頃の初期の外観に改造されてしまうのが個人的には残念で仕方ないです…
Posted at 2012/08/05 14:17:40 | コメント(12) | トラックバック(0) | ニッサン | 日記
2012年08月04日 イイね!

台湾製ジャスティのローカル限定車と5ドアセダン

初代FFレックスのドアパネルと一部設計を流用して1984年に発売されたジャスティは、本来ならば日本初のCVT搭載車として華々しくデビューする予定でした。

ところが肝心の「スーパーオートマチックECVT」の開発が難航し、発表から発売までに3年もかかっている間に車両本体の旧態化が進み(その間はMT車のみ)、日本では完全にレックスにお株を奪われた不人気車となってしまいました。

ですが意外にも大慶汽車(ターチン・モーター)がノックダウン生産していた台湾では、シャレードのライバルとして人気車になり、その人気は日本ではレックスの特別仕様車に使われた「フューチャー」の名前を与えられた特別仕様車「ジャスティ・フューチャー」が500台限定で独自に販売される程でした。


更に限定車だけでなく、ダイハツの銀翼に対抗する為の5ドアセダンも作られ、90年代後半になっても販売が続けられました。

それがTUTTO(テュット)です。

ぶっちゃけ銀翼の人気を横目に作られた露骨なパクり車なのですが、流石に後発だけあって、よりセダンらしさを強調したミニレガシィ的な造形で銀翼に差を付けています。


MTのみの銀翼に対しECVTの設定もあり、4WDも選択可能なのが本気の証ですね~

しかし、このTUTTOや銀翼のような通常のハッチバック車にお尻を付け加えただけの簡便な設計のお手軽セダンもどき車は、裕隆日産(ユーロン・ニッサン)がK11マーチをベースとしとして開発したマーチセダン(日本にも輸入された方がいらっしゃる模様)を筆頭とした本格的な小型セダンが発売されるにつれ、やがては市場から消えていきました…

Posted at 2012/08/04 00:27:32 | コメント(11) | トラックバック(0) | スバル | モブログ
2012年07月29日 イイね!

元祖スーパーリッドな台湾製シャレード

元祖スーパーリッドな台湾製シャレード







一見4ドアセダンに見えて、実はトランクとリアゲートが持ち上がる5ドアハッチバックという凝った構造のスーパーリッドが特徴だったアプローズですが、その元祖ともいえる車が台湾で作られていました。

97年頃のドライバー誌の読者投稿欄に写真が掲載(おそらく日本で唯一のメディア露出)されて以来、ずっと情報を集め続け、最近になってやっと正体が判明しました。


その名も「銀翼」(SKYWING)!!


中国に引き続き、輸入車に対する関税が異常に高額な台湾においてもシャレードは羽田機械というメーカーからノックダウン生産されていました。



当初はオリジナルのG11シャレードに準じた5ドアハッチバックのみが作られていましたが、80年代後半に荷室容量の拡大とセダンに人気のあるマーケットの要望に応える為にリアゲート以降を延長して、あたかもセダンのように見える独自のボディが作られました。



この銀翼は大変人気のある車種となり、後継モデルのG100シャレードがノックダウン生産されるようになった後もエンジンのEFI化、オリジナルにはOP設定すらなかったパワーウィンド、集中ドアロックなどの快適装備が装着されるなどの近代化を続けながら90年代半ばまで作られていました(画像のカタログは、その最終仕様となる3型モデルのものです)

生産期間が長かったおかげで、日本では消耗品ですら入手が困難になったG11シャレードの部品も、台湾では今でも普通に純正、純正同等、中古品を問わず入手が可能なので、ある意味では福音ともいえる存在です。
Posted at 2012/07/29 13:15:27 | コメント(10) | トラックバック(0) | シャレードがいっぱい | 日記

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「ロシア?のサイトで作画崩壊スペアタイヤカバーの同士を発見。エラー品かもと思ってたけど、案の定こーゆーモンだったのね〜」
何シテル?   07/18 19:25
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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