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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2013年12月04日 イイね!

カタログなき特別仕様車。B11サニースーパーリミテッドと愉快な仲間たち


 この記事は、B11初の特別仕様車「マイン」と「スーパーリミテッド」について書いています。


 今を遡ること2年前。
 サニー界の重鎮であらせられるpt11御大に、B11サニーに設定されていた、とある特別仕様車の存在について教えて頂きました。

 それは昭和57年3月に、カローラの月販販売台数を抜いた記念に短期間販売された、「マイン」と「スーパーリミテッド」

 御大によれば、カタログはおろかサービス周報すら作られず、簡単なリーフレットしか存在しない車なのだそうです。 広報資料も存在しないのか、当時の雑誌類を調べてみても情報は一切見当たりません。

 しかし先日、長きに渡る調査の末、遂に「スーパーリミテッド」の画像を発見しました!!

 最上級グレードのSGLエクストラをベースに、北米仕様の5マイルバンパー&ボディ同色カラードフェンダーミラーを装備。
 GLベースの「マイン」も同じ装備を持ち、SGLエクストラに順ずるライセンスランプ部分のブラックアウト塗装も施されているとのことです。

 日本仕様のボディにUSバンパーとは、何だか台湾仕様みたいですね。


 既に画像でお分かりかとは思いますが、こちらの車はカーセンサー誌の1985年9月号に掲載されていた、サニー新東京の販売車両です。
 このサニー新東京。 当時サニーをベースとした商品化中古車を製作するので有名(?)な販社でした。

 前期セダンをベースに後期化、純正オプションのフロントスポイラーを装着、白/ガンメタツートンに再塗装。

 R30風味で、ちょっとカッコイイやも。

 310サニーをベースに、白/ワインツートンなんて酷い色に塗ってみたり。


 トドメに、ドアミラー化の上に全く似合わないフルホワイト仕様。

 
 勿論それだけではなく、普通の中古車も販売してますよ~

 売り物がB11サニーとサンタナだけとか、ある意味バツゲーム。

 ターボ・ルプリは、B12のツインカム搭載車が出るまでは意外と人気が高かったらしく、値落ち率も低めで高値安定です。

 ルプリに限定車なんてあったの?

 クーペの廉価版1300ESなんてレアグレードも普通に販売されています。
 

 そしてサニー以外には、こんなレア車も。
 A10系スタンザの輸出用5ドアをベースに、昭和54年月から2年間生産された勘違いRV仕様「リゾート」

 言うまでもなく、新車時には全然売れてない車です。 グレードこそ1800ccで一番安いGタイプながら、イメージカラーのベージュ/ブラウンツートン「トーン・オン・トーン」を発注された強者がいらっしゃったとは。
 
 そんな珍しい車であることを知ってか知らずか、お値段は5年オチのわりに中々強気です。
 年式が一年古いとはいえ、セダンだったら同じくらいの走行距離の最上級グレード「マキシマGT-E」が、ほぼ半額で買えちゃいます。




━━しかし、まだまだ驚くには早いのです。
 
 あまりの販売不振の為に僅か1年足らずで打ち切りを喰らい、パルサーベースの「リベルタ・ビラ」にモデル更新された希代のレア車、「バイオレット・リベルタ」

 この1冊には他に2台もバイオレット・リベルタが掲載されています。 しかも揃いも揃ってGLなんていう微妙なグレードばっかり(笑)


 この5ドアなんて、残っていたら卒倒しちゃいそう。


 そして、ただでさえレアなT11系の中でも一番レアな仕様かと思われる、オースターJX前期3ドアの最上級グレードGT-EX、青ツートンもディーラー中古車として販売されています。

 いくらフル装備とはいえ、新車価格はブルーバードのターボやスカイラインのGT系と同じレベルの160万円。 しかもセダンの同グレードより4万円も高価なのです。 そりゃ売れてる訳がありますまい。

 3年落ちで83万円は、当時のT11の相場的にはボッタクリな価格かもしれません。しかし新車価格の半額、中間グレードGS-Xの中古価格にプラス28万円であるなら充分妥当かと。
 
 そもそもオースターJXの3ドアの物件は全部でこれだけです。 ひょっとして、バイオレット・リベルタよりもレアなんじゃ?


 今の目で見ると、なんとマジキチな品揃えだことでしょう……こんなのが当時は普通だったんですか~(溜め息)

 もう、これはタイムスリップして全部買い占めたい。

 えっ!?こんな車、今でも価値がないだろうですって。
 心配ご無用。きっと、シャリマールさんなら喜んで持っていってくれますとも。
Posted at 2013/12/04 02:59:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | 時任三郎と松坂慶子 | 日記
2013年11月06日 イイね!

ぎょうはん4!!



 さ~て、今週の『ぎょうはん』は~?



第7位:平成元年式サニー1500スーパーサルーン(FB12)


 カローラ系ほどではありませんが、サニー系の車種も輸出では人気があるので、B12以降であれば今でも普通に流通しています。

 とは言っても、この個体のようなスーパーサルーンのサンルーフ付きなんてキワモノは初見です。
 当時は普通の人が普通に買っていたグレードなだけに、こうしたメーカーオプション装着車はなんとも珍しいものです。

 日産ディーラー系会場からの出品で、走行4,7万キロ、3,5点評価のAT車でした。



第6位平成元年式ランサー1500SXサルーンX(C62A)


 当時、突如としてサブカル的に流行の兆しを見せた、5ドア車。
 それまで堅実にやってきたミツビシも、来るべきバブル景気の熱病にやられたのか、ヨーロッパ輸出用の5ドアをギャラン店主力のランサーブランドで売り出す始末でした。

 メーカーとマスコミが何か勘違いしてただけでしかなかったブームなだけに、結局全然売れなかったのはご存知のとおり。

 現車は平成元年4月にユーザーの上級化ニーズに応えるために追加された1500ccのファミリー系最上級グレードSXサルーンXです。

 ベースとなったSXサルーンですらフル装備の豪華仕様であるところに、SXサルーンXは更にオートエアコン、オーディオなどの装備をプラスで上級車並に装備が充実しております。走行6万キロ、RA点、外装C・内装C評価の個体でした。

 この型のランサーといえば、一部で有名なのが、大垂水峠近くの国道16号線沿いの駐在所のパトカー。どうやら、こちらの駐在さんが過去に某サビ取り雑誌から取材される程に古い2輪がお好きな方のようで、今でも大切に乗られているみたいです。



第5位:平成元年式ミラパルコ(L70V)


 見るからにバネカットの車高短、塗装の黒バンパーなど、残念な弄り方をされてる特別仕様なんだけど特別感の無いミラパルコの2AT車。

 でも、走行がたったの5970キロなんです!!距離が距離だけにモチロン4点評価。


 ちなみに綺麗なフルノーマル状態で一度出品、落札されている個体です。

 これだったら文句ナシ。わたしが欲しいくらいです。それが、どうしてこうなった?



第4位:昭和63年式コルサ1500EX(EL31)&平成2年式ターセル1300ジョイナス(EL30)


 L30系は、去年まで1週間に1台程度は普通に出てきていたのが、最近は1ヶ月に1台出てこない事もあるなど、極端に流通量が減ってきました。もし購入を検討されているのでしたら、是非お早めに。

 一説にはジウジアーロデザインと言われているのも納得できるツートンカラーがとってもお洒落。少なくとも、ボディサイドの6ライト目のウィンドの折れ曲がったラインは日本人のセンスにはないものかと。

 5ドアの最上級グレードにのみ装備されているデジタルのバーグラフ表示の燃料計と水温計が、なんともピアッツァちっく。

 走行6,6万キロ、RA(修復アリだけど綺麗)評価、内装C評価の5MT車。
 こうしたコンパクトカークラスの車というのは、新車時に廉価なお買い得仕様やスポーツ仕様などのわかりやすいグレードばかりが売れていた為に、こうしたファミリー仕様の上級グレードというのは中々に珍しいものなのです。

 そうやって、噂をすれば影が射す。お買い得仕様のターセルジョイナスも出てきました。

 白や赤のイメージが強いグレードなだけに、ダークブルーというのは新鮮な印象を受けます。

 トヨタディーラー系の会場からの出品で、走行たったの1,9万キロ、4点評価、外装C・内装D評価のAT車です。まだまだ、こんなに低走行の個体も生き残ってるものなんですね~



第3位:昭和48年式ニューギャラン1600(A112A)


 初代コルトギャランと3代目ギャランΣの間に挟まれ、影の薄い2代目ニューギャラン。
 事実、あんまり売れていなかったようで、現車は発売から約1年が経過した昭和48年7月登録の個体ながら、車体番号が7000番台までしかいってません。

 残存しているだけでも凄いレア車なのに、桃太郎王国こと岡山からの出品だけあって、39年間ワンオーナーで、勿論「岡55」ナンバー!!

 しかも排ガス規制が施行される前に製造された未対策の前期型。出品表にはグレードが記載されていませんでしたがデラックス系かカスタムだと推測されます?

 走行4,1万キロ(5桁メーターの為に改ざん扱い)、記録簿完備、リア周りに修復アリとはいえ外装B・内装B評価なので、よっぽど大切にされてきたのでしょう。過ぎた年数を感じさせない異様な綺麗さです。

 岡山、なんて怖いトコ。



第2位:平成元年式スターレットバン1500ディーゼル(NP76V)

 リアウィンドの奥に輝くガードバーが4ナンバーの証し、今や幻の車となったスターレットバン!!

 当時はスターレットのみならず、シャレードやシティ、フェスティバなどのコンパクトカーの3ドアハッチをベースとした4ナンバーバンが設定されていました。
 しかし、車検期間が2年で維持費も車両価格も安い軽ボンバンに市場を奪われた為に、どの車も販売が奮わず1代限りで続々と廃止されていきました。

 そんな訳で、元々の販売台数が少ないうえ、先週取りあげたカリーナDXと同じく、耐久消費財として消費され尽くしてしまった車なだけに、よくぞ残っていたものです。

 なんだかプロダクションレースのN1車両みたいで、素敵なレーシーさ。
 なんと、ガソリン車ではブレーキブースタすら省かれている始末。それ以外にもいろんな装備が省かれているので車重はシリーズ最軽量で、まるで競技ベースみたいな商用車(笑)

 現車は走行17,7万キロ、3,5点評価、内装B評価。当時モノの長野44ナンバーつきなので、これもワンオーナー車かも?



第1位:昭和62年式アコード1800アニバーサリーEXL(CA1)


 かの二玄社刊「日本車大検索図鑑」にすら記載されていない、どマイナーな限定車で今週のトップは決まり!!

 なんでもアコード発売10周年、ビガー発売5周年を記念し、昭和62年2月3日に発売された特別仕様車なのだとか。

 ベースになったのはA18A型シングルカム1800cc搭載のアコードEXLとビガーMXL。
 ボディカラーは、白とグラファイトグレー/サバナグレー・ツートーンの2色を用意。ボディ同色の電動リモコンミラーや全面ブロンズガラスが採用され、外観は高級感が強調されています。

 内装は、豪華で肌触りのよい専用モケットシートやモケットドアライニングを採用し、落ち着いたムードを演出。

 大型センターコンソール、ルーフスポットライト(運転席・助手席側)、フロント助手席側のグラブレールも装備され、充実した内容となっています。

 限定台数は、アコードが4500台、ビガーが1000台。これだけの装備が追加されていながら、価格はベース車の約2万円高の166,2万円(5MT)と、大変お買い得な設定でした。

 現車は走行5,7万キロ、フロント周りに修復歴アリ、外装D・内装E評価、ホンダディーラー系の会場からの出品です。
Posted at 2013/11/06 02:32:25 | コメント(11) | トラックバック(0) | 中古車バザール | 日記
2013年10月26日 イイね!

ぎょうはん3!!


 さ~て、今週の『ぎょうはん』は~?



第10位:平成6年式アプローズ1600Xi(A101S)


 2010年時点ですら現存台数が400台程度と云われていたアプローズなのに、何と2週連続で出てきちゃいました。
 なんと、既に今月に入って3台目の出品・・・いつもは半年に1台程度しか出てこないのに、もう何がどうなってるのやら。

 今回の個体も、3点評価、外装D・内装C評価の走行8,1万キロ、ノークレームコーナーからの出品と素敵なシケモカーです。

 聞きなれない16Xiというグレードは平成6年のマイナーチェンジの際に、従来の16Siに換わってラインアップされたフル装備のお買い得仕様でした。



第9位:昭和63年式サニー1500スーパーサルーン(FB12)


 セダンの赤!! 
 B12は前期の赤ガンメタツートンを筆頭に、歴代サニーの中で一番赤が似合いますね。

 北海道からの出品なので走行は27、9万キロと多いのですが、朱色にならずに艶の残った赤色、融雪剤による腐りのないボディーからして車庫保管で大切にされてきた個体かと思われます。

 距離のわりに内装がめちゃんこ綺麗なうえ、ニスモ系のグリルが付いているので、お好きな方が乗られていたのでしょうか?



第8位:平成2年式スターレットXリミテッド4WD(EP85)


 変な色といえば、コレ!!
 わたしもこの個体で初めて目にする前期にのみ設定されていた「ブルーイッシュグレー」というEP8♯系専用に開発されたカラーです。一見黒バンパーにみえる部分もガンメタで塗装されているツートンカラーなのです。

 この前期のXリミテッドのみ、メーターパネル内にタイヤの向きと後進の方向を表示する「ハンドルモニター」なんていうトンでも装備も付いていました。なんてバブリ~。



第7位:昭和60年式アコードエアロデッキ1800LX-S(CA2)


 赤ツートン、屋根付きと、まるでカタログから出てきたかのような、60年10月登録のド初期のエアロデッキ。

 1800LX-Sは、一番バランスの良い組み合わせと言われている、B18ツインカム・ツインキャブエンジンを搭載したベーシックグレードです。パワーウィンドすら装備されないグレードですが、ツインカム搭載車にはツートンカラーが標準装備でした。廉価仕様にも関わらず、ホンダらしくクルーズコントロールまでも装備しているのは流石です。

 走行7,5万キロ、3,5点評価、内装B評価、某大手中古車サイトに新潟から出ていた個体ですかね?



第6位:昭和61年式エテルナΣ1800EXE(E12A)


 ギャランΣだったら今でもちょくちょく出てきますが、エテルナΣとなると久しぶりの出品です。
 EXE(イグゼ)とは、度々販売されていた為に、もはやカタログモデルのような印象を受ける、エアコンやオーディオなど充実した快適装備がウリのお買い得特別仕様車です。

 EXEシリーズには1800LXサルーンエクストラがベースの「1800EXE」、1800ツーリングエクストラがベースの「1800ツーリングEXE」、ギャランΣにのみ設定の1600LXエクストラがベースの「1600EXE」の3種類が設定されていました。
 現車は、この中でも1番スタンダードかつ、1番販売台数の多い1800EXEです。

 走行8、3万キロ、3点評価、内装D評価、名古屋78ナンバーが付いているので、ひょっとしたらワンオーナー車だったり?

 ちなみに昭和62年に販売されたEXEはフロントエアダム、カラードマッドガードを新たに装備しています。ここはテストに出るので覚えておくように(笑)



第5位:昭和52年式ギャランΣ・2000スーパーサルーン(A133A)


 先々週の後期に引き続き、今週は前期のスーパーサルーンの登場です。しかも、こちらは名古屋59ナンバーのワンオーナー車。 まんま、トミカリミテッドですね(笑)

 電動ファン追加、ポイント点火からイグナイター方式に変更など、いかにも昭和の愛車家って感じのオーナー様に可愛がられてきた個体かと思われます。

 走行5,4万キロ、3,5点評価で内装はB評価。年式からすれば異様に状態の良い個体です。内装も全然日焼けしてないので、間違いなく屋根下保管でしょう。



第4位:昭和52年式ブルーバード1800GL(PJ810)


 これまた排ガス規制という名の暗黒時代を生き抜いたミドルクラスのセダン、こちらも松本55ナンバーのワンオーナー車!!

 出品表が白紙の未検査コーナーからの出品ながら、走行はたったの3万キロ。見ての通りの極上車です。まさに長野コンディション!!

 810ブル自体が3年ちょっとでフルモデルチェンジと、歴代ブルーバード史上最も短命だったモデルなだけに、ここまで状態の良いモノはもう出てこないかもしれませんね。


第3位:平成3年式NXクーペ1800タイプS・Tバールーフ(HB13)


 またしても赤色のサニーです(笑)

 メーカーとしては、サニーから独立した1車種という位置付けにしたかったようですが、これが大失敗。この個体の販売された91年の時点で月販台数は500台以下、翌92年になると100台弱になる月も出てくる始末。
 あんまりにも売れなかった為、とうとう次期型のB14では北米仕様の2ドアセダンとクーペは統合されてしまうのでした。

 そんな現車は、ただでさえ珍しいNXクーペの中でも特に珍しい最上級グレードタイプS・Tバールーフです。

 Sとは勿論「スポーツ」のことで、ハイオク仕様のSR18DEを搭載、シリーズで唯一の針パネ(他は全てデジパネ)、4輪ディスクブレーキ、ビスカスLSD、ハードサスなどを装備していました。
 しかも、この個体はABS、アルミホイール、55扁平タイヤがセットOP化されたGパッケージ装着車なのです。

 名古屋71ナンバーのワンオーナー車、5速MT、走行8,5万キロの3点評価。
 あと少し予算を足せば、S13シルビアや180SXのターボが購入できたグレードなだけに、よっぽど拘りのあるオーナーが新車購入されて乗られていたのでしょうね。



第2位:昭和61年式クイントインテグラ・5ドア1600GS(DA-1)


 ひょっとしたら昭和のホンダな方々の間で噂の、都内で度々目撃事例の上がっている野生の5ドアがコレでしょうか?

 品川52ナンバーのワンオーナー車で、走行17万キロ、3,5点評価、内外装共にB判定なので、年式と距離からすれば凄く綺麗な個体のようです。

 11月登録の個体なので既に4ドアセダンは発売されている中、敢えて5ドアを選択されるなんて初代オーナー様は実に通な方です。
 それ故なのかオプションも多数装備しており、フォグランプ、ホイールキャップ、コーナーポール、マッドガードなどが確認できます。

 部品供給の劣悪さには定評のある昭和のホンダのことだけに、とうとう維持できずに手放されてしまったのでしょうか?



第1位:昭和59年式カリーナ1500DX(AT150)


 サイドモールすら付かない廉価グレードDXの奇跡のサバイバー!!

 こういったグレードは、文字通り耐久消費財として使い潰されてしまって残ってないので、車種を問わず本当に貴重かと。
 なんせ、この150カリーナの場合は、あと6万円足せば装備充実のSGが購入できたので一般ユーザーは、まず買わないグレードでしょうし。

 この下にも更なる最廉価仕様のカスタムDXが用意され、このDXとカスタムDXは、主に会社やら官公庁なんかのフリートユーザー向けに販売されていました。

 そういったユーザーニーズを反映してか、カスタムDXとDXのみはフェンダーミラーが標準装備です。

 ただお察しの通り、フリートユーザー需要の大半を占めるカローラクラスよりも1クラス上な車格が災いし、販売台数は少ないのですが。

 カスタムDXには装備されない成型ドアトリム、メーター内時計、セミファブリックシート、シガーライターなどが標準装備。廉価グレードらしいシンプルな内装に好感が持てます。

 走行11、3万キロ、こちらも未検査コーナーからの出品でした。
Posted at 2013/10/26 12:58:43 | コメント(10) | トラックバック(0) | 中古車バザール | 日記
2013年10月22日 イイね!

犬日々・・・ドッグデイズ

 

 ――夫婦喧嘩は犬も食わない――


 結婚というものをしてみたところで、煩悩の犬は追えども去らず、某車の購入を巡り家庭内で負け犬となってしまったわたしは家出を決意しました。

 犬も歩けば何とやら、イカ男が徘徊すればシケモカーに当たるのが、いつものお約束。

 終わりなき旅路の果てに何が待つのでしょう?
 もはや気分はフォークミュージックの世界です。

 そんな訳で出発早々から近所のホームセンターに超大物が。。


 カタログから抜け出してきたような野生のサニカリさん!!

 珍しい黄色のボディカラーにオプションのウッディサイドパネルつき・・・前期のSGL、5速MT。


 こんな天然記念物級の超レア車にいきなり遭遇するなんて、幸先の良いスタートです。

 ……はぁ。この状況で、まだ幸せとか言ってられるなんて、どんだけ脳ミソお花畑? 犬ですら、3日飼われた恩は忘れないというのに、この男ときたら……


 でもその後、橋の欄干に隠れて完全に死角な位置にEP71スターレットを見つけてしまうと、ついそう思わずにはいられないわけで。


 ヒャッハー!!なんという事でしょう。


 レア中のレアグレード、5ドアのターボS、しかも半年程度しか製造されていない前期です。

 平成8年の点検ステッカーが貼られていることから、かれこれ15年以上は、ここでシケ物置として活用されているようでした。

 豪雪地帯のわりにはコンディションも良好で、この当時のトヨタ車お約束のリアフェンダーの錆穴以外に大きな腐りはありません。ルーフの塗装が薄くなっている程度で、起こすことも不可能ではなさそうな感じです。


 しかし、驚いてばかりもいられません。まだまだ自分探しの旅は始まったばかりなのですから。


 うらぶれた整備工場のバックヤードに、L70ミラ・ウォークスルーのシケ物置。

 珍しい純正イエロー、オプションのハロゲンフォグが食指です。


 寂れたショッピングモールの駐車場では、これまた珍しい限定車に遭遇です。

 SV21ビスタのモデル末期、平成2年の1月にビスタ店の設立10周年を記念して販売された「10周年記念VXリミテッド」!?

 ハードトップVXをベースに、標準車には設定されていないダークグレーマイカのボディカラーのみを設定、14インチのアルミ、木目調パネルなどを装備した特別仕様車です。果たして現在でも生き残っているサバイバーは、何台あることやら?

 流石に、酒でも飲まねばやってらんない気分になってきました。
 そうして、1本58円の激安ノンアルコールビールを求めて訪れた筈のドラッグストアには、艶々ピカピカな初代フェスティバ・ジュニアの極上車。


 その近所のハイゼット墓場では、550ccのS81に囲まれた眉毛が空を見上げてます。


 カルフォルニアミラーとアトレー用ステアリングで武装したダンプまで!!


 デルタのレッカー車に2代目パブリカのトラックも叢から微笑みを投げ掛けてきます。



 もう、やめて!!ノンアルコール飲料を飲んだ筈なのに酔っぱらっちまったんでしょうか?
 何だか時空が歪んでます。世界の見え方がオカシイです。


 ラングレー(笑)


 ホンダSF時代のメーカー系中古車販売拠点HISCO時代のものと思われる看板。

 看板だけに留まらず、普通の中古車としてTNアクティを売ってるんだから何か間違ってます。

 中古タイヤ屋の片隅では、警視庁のJW1トゥディでお馴染みのボルクレーシングのエアロディッシュホイールのキャップがうち捨てられ。


 路地裏には前期のY30グロリアV20ターボ。


 こちらもVターボのC32メダリストのシケ物置。


 住宅街の一角から漏れ出す妖気。


 既にシケ物置としても終わってる初代ライトエース。


 ドアミラー化のうえ、再塗装されてる910ブル。まさか商品化中古車ではあるまいな?

 見れば見るほど、そんな気が・・・・・・




 ・・・・・・パトラッシュ、僕もう疲れたよ・・・・・・

 もう、おウチ帰るの。
2013年10月20日 イイね!

ぎょうはん・・・トップをねらえ2!


 さ~て、今週の『ぎょうはん!!』は~?



●第7位:平成2年式スプリンターカリブ(AE95G)&平成2年式カローラ1600GT(AE92)

 またスプリンターかよ!?、って言われちゃいそうですが、今週はこの車からスタートです。


 変な色、触覚、屋根が食指な最上級グレードのAV-2です。


 北海道からの出品なので、ある意味仕方ないのかもしれませんが、走行16、6万万キロ、腐食穴のため評価は2点・・・


 こんなシケモクでも、カローラ系であれば輸出目当ての外人が買っていってしまいます。それ故に、90系以降であれば現行車と代わらないレベルで今も流通しているのです。
 とは言っても、1600GTともなると新車での販売台数が少ないので流通量は少ないのですが・・・

 それでも先週に引き続き平成2年式の後期型GTが出てきました!!今度はカローラのATです。


 3,5点評価、走行7,1万キロ、ドライブシャフトブーツが破れていて内装はヤニ汚れが目立つものの、ホイールキャップも完備で先週のスプリンターGTより程度が良さそうです。



 しかし、ATのハイオク仕様では外人の食い付きが悪いのか、だいぶん安くで落札されていました。



●第6位:平成元年式カリーナED・2000Gリミテッド(ST162)


 最終型Gリミテッドの5速、走行6,8万キロ、外装4点評価、内装B評価ですごく程度が良さそうです。後期でグリニッシュのボディーカラーは中々珍しいかと。


 しかも岡山58ナンバー(字光ナンバー)のワンオーナー車!!

 業販が魔界であるとするならば、こんなのに乗ってる天然オーナーが普通に走ってる桃太郎王国こと岡山県は、さしずめ鬼ヶ島といったところでしょうか(笑)



●第5位:昭和63年式セドリック・グランツーリスモSV(Y31)


 程度の良い前期のグランツーリスモというだけでも珍しくなってきてるのに、超レアなホワイトパールツートーン(#2F5)ではありませんか!!


 ブロアムでもレアな色なのに、まさかグランツでお目にかかれるだなんて・・・

 グリルに輝くJAFバッジが育ちの良さを物語る、ワンオーナー、走行8万キロ、記録簿完備な4点評価の個体です。

 「あぁ、この瞬間が日産だね」、的なACの液晶表示不良と出品表にあるので、オーナー様は手放されてしまったのかもしれませんね?



第4位:昭和62年式スカイライン1800G(FJR31)


 超希少な前期R31スカイラインの最廉価グレードGタイプ!!
 ハイソカーを目指したR31スカイラインの癖にパワーウィンドすら付いてないなんて最高です。こういうグレード大好きです。

 走行7、4万キロの5速、ワンオーナーの車庫保管ですが、3点と評価が妙に低いです。会場によって評価には結構バラつきがあるので他だと3,5点はいきそうな感ですが。

 OPと思われるルーフキャリアが付いてるせいか、USDMみたいです(笑)

 後ろから見ると丸テールの6気筒系とは、もう完全に別の車のよう。

 実際に、オーストラリア仕様ではRB30を搭載する6気筒仕様をスカイランとして売る傍ら、4気筒仕様は910ブルーバード後継のピンターラという完全に独立した別の車種として扱われてましたし。



第3位:昭和57年式:ファミリアXG(BD1051)


 あんなにゴロゴロ走っていたのに全く残っていない、初代FFファミリアのイメージモデルともいえる前期型1500XGです。


 EGIやらターボは全て後期になってからの発売なので、前期ではこの仕様が最量販グレードにして最スポーツ仕様でした。

 現車は当時のこのクラスのスポーツ仕様では珍しいAT、フロント修復アリ、キャブ不調、エアコン故障と良い感じにシケてます。それでも、この形があるというだけでも凄いことだと思います。


 当時モノのフルコンポが食指です。是非これで岡田奈々とか聞いてみたいものです(笑)

 メーター標示は走行8千キロらしいですけど、走行距離計が5桁メーターの時代の車の宿命で改ざん扱いになっています。まぁ、全体の傷み具合からして10万8千キロといった所でしょうね。

 しかし、月販1万台も売れてたはずなのに何故、こんなにも残っていないんでしょう?不可解でなりません。
 つい、B11サニーみたいに何らかの公にされなかった欠陥をかかえていた為じゃないのかと邪推してしまいます。当時のオーナーズレビューを見るに実際に品質は悪かったみたいですし。

 FF第一世代の大衆車はメーカー問わずに防錆鋼板が普及する前で腐りやすかったのと、代替時期がちょうどバブル景気と重なって潰されまくったのとで残存率が低い傾向にはあるのですが、それにしても、ね~・・・



●第2位:平成7年式アプローズ・リミテッド(A101S)


 メーター交換歴アリの走行23万キロ、3点評価と中々のシケモクながらも、ユーザー買取の群馬54ナンバー、最上級グレードのリミテッドでOPも多数!!
 毎回アプローズが出てくるたびのお約束と化した、出品表に4ドアセダンと書かれちゃって、後から5ドアに訂正パターンが笑えます。


 メーカーOPのツートンカラー、14インチアルミ、リアワイパーなどが確認できます。

 各所でネタにされてるリアワイパーは、ハッチバックである証としてガラス部からではなく、ハッチゲートから生えてきています。
 でも、そこには深い意味がある訳ではなく、ぶっちゃけワイパー専用の穴あきリアガラスを製造するよりも、ハッチゲートに穴を開ける方がコスト的に安いからなのです…

 距離が距離なんで仕方ありませんが、エンジン、ATミッション要現車確認とあるので、よっぽど調子が悪いんでしょうね。

 こんなにボロいのに落札されてたので輸出逝きかな?



●第1位:昭和54年式シャルマン1600GC(A40)


 アプローズが出たと思えば初代シャルマンが・・・よくぞ残っていたモンです。
 いまだかつて、こういったランキング形式の紹介文でシャルマンとアプローズがワンツーフィニッシュしている例は前代未聞でしょう(笑)

 現車は昭和53年にマイナーチェンジした後期型の最上級グレードGC(グランドカスタム)です。


 ダイハツのフラッグシップに相応しい高級モケット内装、リアシートにはセンターアームレスト、カーペットも他グレードより分厚くなり、インパネには木目パネル、電動ミラーやトランクオープナー、メッキのサイドモールも装備・・・というとショぼく思えますけど、当時のこのクラスではかなりの高級仕様でした。


 エンジンは1600ccの12T型エンジンを搭載。
 大幅に手が入ってるとはいえ基本的に1,2と1,4のエンジンを搭載していた20カローラセダンがベースなのに、30カローラのパワートレーンを搭載した隠れスリーパーな点が、この後期型シャルマンの面白い点です。

 そして、まさかの走行8177キロ!!

 これも距離計が5桁メーターなので改ざん扱いになっていますが、新古車のような内外装の程度のよさから、おそらく実走行じゃないかと思われます。
 ここまで状態の良い初代シャルマンは、おそらくもう2度と出てこないのではないでしょうか。

 ただ残念ながら、コアサポートやピラー廻りに板金塗装された形跡があるために修復アリ扱いです。でも距離が距離ですし、部品が普通に供給されていた時代に修理されてるんでしょうね。



 ・・・なんだかもう、見てるだけでお腹いっぱい。
Posted at 2013/10/20 00:35:07 | コメント(13) | トラックバック(0) | 中古車バザール | 日記

プロフィール

「うひぃい!!新品?のCBエンジン売ってるよ~(ちゃんとダイハツマーク入り)某所にあるというエンジンの無いG100シャレード復活できるんでない?」
何シテル?   06/21 13:48
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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グリル交換。 
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2025/02/25 19:19:59

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本来なら、まだデュエットと末永く付き合うつもりでした。 でも、足を痛めてしまい急遽AT車 ...
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