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シケイカ★フェンダーミラー将軍・発動篇のブログ一覧

2013年01月16日 イイね!

E90カローラさんの、せかいせいふく


 ビバ!!路上生活。


 記念すべき新年は路上で迎えました。

 富士山嶺の竜宮城で乙姫さまとの楽しい宴にうつつを抜かし、下界に舞い戻れば既にカボチャの馬車は出発した後。
 ひょっとしたら私は玉手箱を開けてしまったのかもしれません。


 ――――まぁ、そこまでは日常茶飯事。よくある季節の風物詩。


 しかし、いつもと違って大変だったのが、そうまでして行ってきた関東です。
 いえ、別に疲れて大変だったわけじゃありません。

 初っ端からE90系前期にしか設定されていないレアな茶金ツートンに遭遇してみたり……宇宙はタイヘンなのです。


 珍しいボディカラーといえば、先ごろ中古車バザールに金色の前期TX(実質的な民生用廉価グレード)が出ましたが、そのインパクトには及びもつきません。



 まぁ、インパクトという点だけでいえば、毎度おなじみの台湾仕様も酷いものなんですけど。

 例えば、この最終型92年モデル。
 
 新意匠のトヨタエンブレムに5マイルバンパー、サイドマーカー、レッドテールを装備。

 あれっ!? US仕様にそっくり?

 まさか天下の大トヨタ様が手を抜くなんて、そんなことあるわけが……ありました。

 マイルメーターまでUS仕様そのまま。このやる気の無さは一体?

 種明かしをすると、当時のトヨタは台湾市場に対してとっても消極的で、ヨーロッパやUS向けの仕様車をそのまま輸入販売していたんです。(今はどーだか知りませんが)

 でも、それでは流石にマズイと思ったんでしょうかね。台湾専用のグレードが特別に用意されていました。

 その名も「APEX」(アペックス)

 はい、そうです(笑)
 TE71後期~AE101までのレビン、トレノでお馴染みの「先端;頂点」を意味するグレード名がセダンにも付けられていました。

 なんだか黒いボディカラーにリアスポ付きでは、関東地区限定車のセダンGTブラック205を連想してしまったりも。


 実にスポーツセダンっぽい、です。そのものではありません。それらしき別の何かです。
 元になったUS仕様に設定されていた4A-GE(92年モデルには設定なし)なんて望むべくもなく、他の台湾仕様と同じハイメカツインカムの4A-FE搭載という見かけ倒しっぷりです。

 しかも、ハイメカツインカム車だとボディステッカーが普通は「16VALVE EFI」表記となるのが通例なのに、台湾仕様はおこがましくもスポーツツインカム車と同じ「TWINCAM16」と大書されている始末ですし。

 そのうえ、国内トヨタ車ではゴージャス版をあらわす「G」の称号が、よりにもよってベーシックグレードの「DX」と組み合わされた「DX-G」なる頓珍漢な仕様まで生み出される始末……ツッコミだせばキリがありません。

 いっそ訴えてやりましょうか。ベーシック=基礎より起訴?とっても素敵ですね。

……
…………
……………やっぱり意義ありですか?


 でも、南アフリカ仕様を知ってしまった後では仕方のないことだと自己弁護を試みます。


 南アフリカにおいて、E90カローラは4種類のバリエーションが現地生産されていました。

 普通のカローラセダン、カローラFX5ドアのコンクエスト、コンクエストのパネルバン仕様のキャリー、そしてECやオセアニア仕様と同じカローラセダンにFXの顔が付いたスポーティ仕様を、カローラ・スプリンターとして販売していました。

 特にスポーツ仕様のスプリンター180iは、他の仕向地にはないサイドスカートまで備える独自形状のフルエアロと、レザー貼りのスポーツシートを備えた本物のスポーツセダンです。


 南アフリカ仕様も初期のスポーツタイプのエンジンは4A‐GEでしたが、93年からは180の名前のとおりトルクフルな1800㏄の7A-FEエンジンを搭載しています。

 
 ちなみに、これと同じ仕様はFX5ドアのコンクエストにも設定されていました。


 このコンクエストは、セダンボディが97年に100系を飛ばして、いきなり110系にモデルチェンジした後も廉価版のコンクエスト・タズ(キャリー)として生産が継続され続けます。


 1800ccはカタログ落ちして、1300(2E)と1600(4A)のラインナップのみに絞り込まれました。

 トヨタのエントリーカーとして、同じクラスのVW初代ゴルフ(シティゴルフ)と21世紀になっても販売合戦を繰り広げる定番車種として確固たる地位を築いていた為の処置でした。 


 そして2000年10月には、前後バンパー、ボンネット、ヘッドライト形状が一新されるマイナーチェンジを受け、コンクエストの名前が外れてサブネームのタズが正式な車名に。


 海外仕様の110系後期と共通のイメージで構成されたデザインは、わざとゴテゴテさせることで以前とは違うというのを強烈にアピールしにくるアジアあたりのセンスとは雲泥の差です。

 新たにエアバックも装備されるようになりました。当時最新形状の3本スポークステアリングが妙にスポーティでシュール。


 そうそう。当時の最新アイテムといえば、初代ヴィッツがピンク旋風を巻き起こしたペールローズ・メタリックオパールを年甲斐もなく身に纏ってみたりもしてるんです。

 幾つになっても女の子は乙女なものなんですよ。

 とはいえ、いくら若作りしたところで2005年頃になると辱めな過去の出来事として押し流されてしまうわけですが。

 うら若き韓国製の現代アトス、起亜ピカントなどの新世代コンパクトカーの南アフリカ市場への上陸に伴い、旧態化したタズやシティゴルフは太刀打ちできず、気持ちが良いほどスムーズに衰退していきました。

 そんな世知辛いご時世なので、2007年には後継車として初代オーリスが現地生産される事になり、タズは20年近くに及ぶ歴史に幕を下ろすのでした。

 しかし、いくらワールドワイドなスケールの大きさを誇るカローラといえど、こんな大河ドラマ的スケールで同一型式を長期に渡り製造することになるなんて、開発当時のトヨタの中の人も考えてはいなかったでしょうね。

 しぶとすぎます。諦めが。人生観的にも。



 ――まさに、神のみぞ知るセカイなのです
Posted at 2013/01/16 13:09:21 | コメント(17) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記
2012年12月28日 イイね!

Kトラさんの、びようせいけいじゅつ

 

 550ccの軽トラが気になる日々が続いていました。

 そこで、ついつい妄想してしまうのが乗用仕様バン顔のスワップ。

 しかし車種によっては溶接でくっ付いているフロントパネルからして、もう全く別物なんですよね。
 アトレートラックやらドミンゴトラック、エブリィトラックなどなど、つらつらとエトセトラを作ってさしあげたかったのですけども、どれも個人レベルでの改造は絶望的です。


 ―――しかし我らが台湾は、やっぱり一味違いました(不自然にアカルイ笑顔)。


 暗黒フォースをかき集め、メーカーレベルでハチマル車を魔改造する習慣にかけては右に出るものがありません。
 架空のファンサービスに余念がないのです。
 


■ハイゼット

 台湾では羽田汽車がノックダウン生産をしていたS8♯ハイゼット。
 シャレードの1リッターエンジンを搭載したバンとトラックが生産されていました。

 当初は550cc車をベースに、角目ヘッドライト、輸出仕様に共通の大型バンパー(国内仕様660ccと同じもの)、CIプレス入りのアオリ、エンブレム程度の違いしかありませんでした。

 ところが93年のマイナーチェンジで、何をトチ狂ったのか車名をアトレーに変更した際に、バンだけではなくトラックも550cc後期版のアトレー顔にマジカルチェンジ!!(エンジンもEFI化)


 あちこちに輸出され、ついでに土着化もしているハイゼットですが、正式にアトレーを名乗っているトラックは世界広しといえども台湾だけでしょう。

 まぁ、アトレー顔のトラックというのだけであれば韓国製の起亜タウナーもですけど。

 こちらは台湾とは異なり、660cc版アトレー顔をベースとしているのが面白い違いです。



■サンバー(ドミンゴ)

 台湾で89年からドミンゴのノックダウン生産を開始した大慶スバルは、他の仕向地には無いトラックボディも製造していました。
 4WD車の設定もありましたが、エンジンは1、2リッターは存在せずに1リッターのみでした。


 荷台は日本のKTサンバーと基本的に同じものですが、他にもオール木製デッキ仕様が用意されていました。
 


■キャリィ

 スズキは現在ノックダウン生産を行っている太子汽車と89年に提携するまで台湾における販売拠点を持っていませんでした。
 その為にキャリィは、ごく最近までフォードブランドで販売されていました。

 フォード製キャリィ「プロント」の初代モデルにあたるのが、トミカのラーメン屋でお馴染みの8代目ST40(4スト)をベースとしたものです。

 
それをわざわざオーストラリア・フォードからデザイナーを招致してフロントフェイスをフォード化する力の入れよう…
 悪を狩り正義を行うのに理由はいらない的なアメリカ的マッチョイズムを見せつけてくるとは敵もさるものです。 




 
 これとは一転。9代目DA71ベースの2代目プロントには、お待ちかねのエブリィ顔が与えられました。(韓国のGM大宇製キャリィもエブリィ顔ですね)


 それだけならハッピーエンドなのに、そこは情け容赦なんてモンが微塵も無いのが安心と実績の台湾クオリティ…98年のマイナーチェンジでは、この有り様です。


 内装なんて初代フェスティバ用ステアリングとホワイトメーターで無駄にスポーティなんです(悲鳴)。

 こうして2000年に11代目DA52ベースの「PRZ」がデビューするまでの間、ずっと作り続けられたのでした。 


 ところで、8代目ST40キャリィは現在でもパキスタン、インドなどで現地生産が続いているのをご存知でしょうか?

 <パキスタン仕様>

2010年モデルから、最新のデザイントレンドを取り入れ、近代的な顔つきに変更されたバン「ボーラン」と、トラック「ラビ」が生産されています。(CA72アルトや2代目カルタスも絶賛生産中!!)

 内装もメーターパネル以外はすべて一新され、JA71ジムニーのステアリングが流用されています。トリム類の色使いがオシャレですね。


 しかし近代的というよりか、なんだか前衛的じゃありません?積み木細工を連想させます。


<インド仕様>

 CA72アルトベースの「マルチ800」の生産が終った今でも、キャリィバンをベースとした「オムニ」の生産は続いています。

 こちらも内装が近代化改修されていますが、センターパネルあたりなんか他の車種の部品を無理くり流用した感が満載です。
 それにしても、パキスタン仕様もですけど日本仕様にはあった筈の送風口すらないのには絶句です…


 そして迎えた2012年の第11回インドオートエキスポ(モーターショー)。

 いよいよ深刻な様相を呈してきました…

 なんだか発想がとっても中華的。
 シュールな風刺絵みたいな光景です。状況がのみこめません。

 このままでは油断してるとカレーの国からムーブメントの小波がやってきそうです。でもこのブームは絶対に阻止したい…
Posted at 2012/12/28 13:55:59 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2012年12月20日 イイね!

千葉真一さんの、あしのいいやつ

  業者オークションを覗くようになり、はや1週間。

 入札権利が無くて良かったと、つくづく思います。

 なにせ堪え性のない私のこと。
 入札OKなら、今頃は自己破産申告してたのは間違いありません…
 文字通り「天にも昇るような気持ちで地獄逝き。なう」です。

 上りきれない天国への階段は遠慮したいところですから、本命のシャレードならびにアプローズが出てくるまでは、ひたすら静観の構えを崩してはなりませぬのです。

 とはいえ、それでも良いモノは良いのです。
 なので今回は、その中から『残念キッズ推奨』なセダン系車種をピックアップしてみました。


●昭和59年式カリーナ1、6 ST-X


 日本初の純正ライン装着フルエアロ、リアスタビライザー、6ウェイスポーツシートなどが最大の特徴、というよりそれしか特徴のない見かけ倒しの超レアなスポーティーグレードです。

 実は個人的に大好きな車で、一時期は本気で捜していた事もあり発狂……でも我慢、我慢。

 しかも現車は5MTのワンオーナー、走行6、7万キロ、ディーラー整備の記録簿多数で4点評価だから、さぁ大変。
 結構良い値段が落札価格に設定されているのも納得な1台です。

 しかし値打ちのわかる方に巡り合うことが出来ないのか、ずっと回転寿司を続けています。
 誰か助けて差し上げてくださいな。


●平成元年式 チェイサー2、0GTツインターボ


 ミストグレー、屋根開き、リアワイパーと3拍子揃った、どっかのクレスタで見た事があるような仕様の81です(笑)

 出品表には動物の毛アリとの記載があったので、これだけ付けた新車時の価格の事を考えると、ブルジョワ階級のセレブあたりが乗ってたんですかね?

 えっ!?美人局(つつもたせ)ですか、そうですか。

 3,5点評価、走行13万キロのAT車でしたが、落札価格のあまりの安さに買っときゃあよかったと盛大に後悔した1台。


●昭和57年式 スカイライン1、8Ti

 ハチマル車のブログではお馴染みの「新・愛のスカイライン」なのに、私が取り上げるのは、なんと初!!

 それが一番低グレードの素のTiというのだから、なんとも見事に歪んでます…私の愛。

 チューニングされたスポーツタイプばかり見かけるスカイラインミーティングなんかに訳知り顔で乗りつけてやれば、さぞ痛快な1台かと。

 残存しているR30の大半がRSな世の中なので、ちゃんとTiの値打ちのわかる方の元に嫁いでいれば良いですね。

 とはいっても、走行9,1万キロ、4MT、修復歴有りのトランクフロアとピラーが歪んでるような状態では、やっぱりRSあたりとはゼロが1つ違う価格で落札されているのが悲しい現実です…


●昭和59年式サニー1,5GL

 

 まさかB11サニーで4点評価が出てこようとは…走行は10万キロなのに、よっぽど大切にされていたんでしょう。

 お約束のサビーの呪い、ダッシュ割れにも侵されておらず、ボディが信じられないくらい艶々してるんで車庫保管は確実です。

 名古屋ナンバーなので、出品地域の中部地方で現在1台だけ登録されている1,5GLのAT車と思われます。

 タイミングベルト交換済で車検も1年残っている、すごく良い個体ですね。

 売主さんも値打ちがわかっているのか、輸出屋さんが買おうとは思わないお値段に設定されているようです。


●平成4年式コンチェルト1、6 スーパーセレクト



 珍しいモデル末期の特別仕様スーパーセレクトです。
 1、6リッター車の廉価グレードJEをベースとして、92年2月~92年11までの僅か9ヶ月間しか生産されていないので、かなりレアなんじゃないでしょうか?

 現車は走行4,5万キロの3点評価なれど、残念ながらラジエターからのお漏らしで粗相をしてしまうようです。

 ホンダ系オークション会場からの出品だったので、ディーラーの下取り車かもしれませんね?

 だとしたらこんな状態でも、これを使用済み自動車=解体として扱わず、商品車として流通させる英断を下された営業マン氏を褒め称えたいところです。

 つくづく業者オークションと解体屋を見ていると、こういう車が後生に残るか否かを決めるのは下取りする人間次第なんだな~と思います。

Posted at 2012/12/20 18:29:33 | コメント(8) | トラックバック(0) | 中古車バザール | モブログ
2012年12月14日 イイね!

5ドアハッチさんの、さぶかる

 業者オークションはエキセントリックなのです。


 前回ネタにしたT11スタンザは、かなり本気で入札してもらうか悩んでたんです。
 そしたらいきなり出品取り消しで入札不可…

 情報一切ナシ。解決策ナシ。

 なんだか最近立て続けのお約束と化している、この躍動的展開には戸惑いを隠せません。

 今ならどんなカオスでも受け入れ可です。そもそも今の私がカオスです…

 ここは一つ、びっくり箱のような業者オークションの中身をブチ撒けてやり鬱憤を晴らしてやるとしましょうか。


●昭和62年式コロナ5ドア1、8GX


 この車をやたらと絶賛する当時のCG誌のバックナンバーが免許取得前の私のバイブルだったせいで刷り込まれてしまったんですかね?
 かつてセダン2000GT-Rに乗ってたことからお分かりのとおり、150系コロナは大好物なのです。

 特に黒バンパーの5ドアは理想の仕様で、おまけに現車はリトラフォグやリアにも付いているコーナーポール、フルシートカバーなどオプションも多数で食指です。

 走行も年式としては少ない15万キロのAT車で、結構綺麗そうなんですが、しかし肝心の出品表は白紙…エアコンが故障してる以外の詳細が全くわからぬのです。

 スタート価格は一桁前半で、かなり悩んだもののチキンな私はギブアップ。
 こんなんでも落札されてました。


●昭和62年式カペラCG・2000DOHC4WD


 ただでさえ珍しいCG(シティギア)なのに、この初期型にはCGの2リッターDOHC車にだけ設定されていた超レアなフルタイム4WD車なので驚きです。

 しかも車体番号は3ケタ台中盤!!本当にど初期の個体みたいです…

 こんなナリをしていながら、BFファミリアの競技ベース車GT-Aと基本的には共通のデフロック付きセンターデフやビスカスLSDを備えたスポーツ4WDのはしりともいえる車なんです。ミッションも当初は5速MTのみでした。 

 これは入札が入ったものの流れてたので、たぶんソコソコの値段みたいですね。それでも値打ちの分かる人にとっては激安なんでしょうけど。

 でも3,5点評価ながら、走行は9万キロ、コアサポートが歪んでいたり、ダッシュボードとテールが割れていたり、あんまり状態はよろしくなさそうな雰囲気です。

 しかし、これだったら90年代後半までバンとワゴンが作り続けられていたので維持も楽そうです。


●昭和62年式スプリンターカリブAV-2ホワイトリミテッド



 これは5ドアというより5ドアワゴンですが、珍しい限定車のホワイトリミテッドなので紹介です。

 ホワイトリミテッドは85年~87年の間、毎年スキーシーズンに向けて販売されていた冬季限定車で、映画「わたしをスキーに連れてって」などに代表される当時の世相が伺える1台です。

 ボディ各部がフルホワイト仕様になって、ブロンズガラス、専用ストライプが装備される他、大型バッテリー、強化スターターなどの寒冷地仕様に準じた装備を標準装備しているのが特徴です。

 現車は走行17万キロ近い3点評価ですが記録簿多数で、見ての通りの結構なシケモクなんですけど落札されていました。


●昭和62年式カローラⅡ5ドア・1500ZX


 珍しい前期5ドアのうえ、スピードとタコはアナログなのに水温と燃料計だけがデジパネになっている、よくわからんメーターパネルを装備した標準車の最上級グレードです。

 一説には、EL3#系の基本デザインはジウジアーロらしいので、デザイン画をそのまま再現したのやも?
 どんな風になってるのか実物を一度見てみたいものです。

 現車は走行13万キロの5速車で、フロントとリアのパネルやらフロアやらが歪んでいる修復すらしてない修復歴車です。
 なんだか誰かさんが騙されて売りつけられたシャレードソシアルを思いだします。

 でも5MTなので輸出需要があるのか、意外な程の高値で落札されていした。

●昭和59年式スプリンター5ドア・1,5ZX 



 凄いのが出てきました…これ、SEXYすぎますよ…
 
 なんでも80カローラ系中でも一番オリジナルデザインに近いのが、このスプリンター前期5ドアらしいのです。

 3,5点評価のワンオーナー、ユーザー買い取りの履歴のはっきりした車で、走行も5万キロになったばかりと申し分ありません。

 AT車なので嫁用にもってこいですし、これなら4ナンバー登録で維持費ウマウマするのも容易そうです。

 ただ一つ懸念されるのが、カローラ系は輸出需要が高いので値段が信じられないくらいまで上がるということ…
 ハイオク仕様は輸出の需要が無いのか、GTよりSEとかの方が落札価格が高いという恐ろしい世界。

 さて、どうなることやら?


 しかし、こうやって見ていると80年代は5ドア車がサブカルチャー的に発展しては消えていった時代な気がしてきます。

 アプローズを筆頭(笑)に、スカイライン、クイント、コンチェルト、ランサー、オースター、アスティナ、シエロなど諸行無常な世界なのです。
Posted at 2012/12/14 20:30:24 | コメント(12) | トラックバック(0) | 中古車バザール | モブログ
2012年12月12日 イイね!

業者オークションさんの、おあずけ

出てきました。




出てきてしまったのです・・・


コメント返信がまったく追いついてないのにブログを上げるなとお叱りを受けそうですが、ほとばしるリビドーとパトスを抑えられらずにはいられませぬのです。

と、言うのも業者オークションに新車のようなG11シャレードが出品されたのです!!

ウチのブランシュも大概綺麗な方だと思ってましたが、世の中上には上がいるもの。


昭和60年式の5ドア、中間グレードのガソリンCS、泣く子も笑う2AT。

この年式で4点評価、内装もA評価。走行距離もたったの2万キロ弱。
出品表によれば傷は全く無く、色褪せして当然の赤いボディカラーやテールレンズが光り輝いてるので車庫保管必須でしょうね。
オプションのフォグランプもポイント高いです。



そして驚くべきは内装の美しさ・・・
シートには新車時のビニールが残っていて、まったく使用感がございません。
新古車でも通用するレベルじゃないでしょうか?


もちろん、即断即決です。
悩む間もなく問答無用で欲しいのです。
そして入札を代行してもらおうと思ったところ。


――終了してました・・・・・・


ルプリに引き続き、またしても手を伸ばせばそこにあるのに縁がないという残酷な天使のテーゼ。
しかも落札価格が一桁万円前半(陸送と代行手数料を入れても10万以下)とくれば悔しくて発狂しかねません。


発狂のあまり、つい変な車があったら入札してしまいかねません。


そう例えば、『ママにお誕生日プレゼント』な愛が乗るT11スタンザFXとか・・・


たしかT11系は2010年9月時点ですら登録されている台数がスタンザ152台、オースター31台のはず。よく出てきたモンです。

現車は昭和59年式の後期型。しかもキャブレター仕様のファミリー系最上級グレードの1800SGXエクストラ、これまた低走行3、5万キロの5速車。

T11は前期型が、ジウジアーロデザインと囁かれる程に秀逸なデザイン(でも本当は社内デザインらしい)のおかげか、今になってようやく評価されるようになってきました。

ところがそれに対し、フロント廻りのボディパネルを総とっかえして“セドリックスピリット”的にビッグチェンジをした後期は今でも酷評され続けています。

でも基本的に輸出仕様は後期でも前期オースターボディのまま作り続けられた(なので日本仕様に無いオースター顔の5ドアとかもあります)ので、この四角ばったデザインのボディは実質国内専用に作り分けられていたんですよね。

海外での余り物を割高な価格で売ってる不甲斐ない新型車に較べて、なんと贅沢な話なんでしょう。
――もう少し後期型を見直してやっても良いんじゃないですかね?

特にこの個体みたいに真っ赤だと、カタログカラーの2トーンのイメージが強いので怪しいアジアンカーのように感じられ、いとおしくて仕方ありません。

ACは壊れてるけど、車検は再来年4月までと長いし、評価も3、5点と年式からすればかなり高得点です。

こんな車を欲しがるのはシャリマールさんか私くらいしかいないでしょう。
たぶんスタート価格の1桁中盤で入札=落札の予感がひしひしと。

しかし、こんなのに手を出してしまうとルプリ以上に泥沼な予感が・・・はたして部品供給は大丈夫?

まぁ、台湾にはコイツのコンポーネントをまるっと流用た「ユールン・フィーリング」なる車があるので世界規模で見れば何とかなりそうな気もしないではないですが。

Posted at 2012/12/12 18:35:59 | コメント(12) | トラックバック(0) | 中古車バザール | モブログ

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何シテル?   10/05 16:10
ほら今日も、まゆげのおじちゃん探してくるよ、シケモク車。
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