スピーカー交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日オートバックスに行きました。家から距離があるので普段はあまり行かないのですが、タイヤ交換の関係で立ち寄った形です。
で、待ち時間の間店内をフラフラしていたら、ちょうどそこにスピーカー視聴コーナーが。どんな感じなんだろうという興味に惹かれて覗いてみたんですが、ソレガシッパイダッタ。
私の使用しているTS-C1720Aをはじめ、複数種類のスピーカーと、4種類のアンプが展示されていて、そのスピーカー達とアンプ達を組み合わせて視聴できるものでした。どんな音なんだろうかといろいろ組み合わせてみた結果、carrozzeriaとALPINEが残りました。
一応予備知識として、carozzeriaとALPINEそれぞれの得意な音域というか、傾向のようなものを知っていたつもりでしたが、いざ聴いてみたら予想以上にALPINEのDLX-F17Sが良い音に聴こえてきて興味が出てきてしまい、carozzeriaのTS-V172Aと最後まで迷ったんですが、最終的にALPINEのDLX-F17Sをポチってしまいました。私の好みとしてはボーカルの透明感というかクッキリな音なので、普通に考えてcarozzeriaの方を選ぶべきだったんでしょうけど、冒険心って怖いですね。あぁ、泥沼一直線…。
2
これはツィーター、ウーハー、ネットワークそれぞれの端子部分です。今回は冒険ついでに端子タイプのモノをチョイスしました。
ネットで見かけた、オーディオケーブルのプラシーボ効果を体験したかったからです。「ケーブルはOFC(無酸素ケーブル)が良い」とか、「デッキからアンプへのRCAケーブルはもとより、アンプからのスピーカーケーブル長は左右で均一が良い」とか…。
でも一番の理由は、自分で工作した方が楽しめそうだったからです。
3
ネットワークを開けたところです。
ケースに「PUSH OPEN」の記載があり、とりあえず押してみるも開かず…。カンの悪い私は「スライドして開けるのか?」と思い込んでひたすら押し込むも開かず。これはと思って取説を読むも開け方は載っておらず、手詰まり。悩みつつガチャガチャ弄ると「パカッ」とすんなり開きました。
カバーは片方に固定爪が掛かっており、カバーを押し込んでもう片方の爪を外してやると開く構造。まるで蝶番みたいです。
こうして私の5分間の格闘は報われました。
4
ネットワーク拡大。
端子台になっていて、ケーブルの皮を剥いて挟み込むようになっています。また、ツィーターの感度を調節する為のジャンパーが付いており、ツィーターの感度を-0dB、-3~-8dBに任意で設定できます。私は今回ジャンパーは初期設定(-0dB)のまま取付します。
端子のプラスマイナスを間違えないように気をつけないと。
5
いきなり配線接続後です。実は今回、ネットの情報に乗せられてオーディオケーブルを新調しました。オーディオテクニカのAT7433というものです。このケーブルでアンプとネットワークとを接続し、もう一回り細いケーブル(AT7432)でネットワークと各スピーカーとを接続しています。
余談ですがこのケーブル、とにかく柔らかいですね。そしてその柔らかさを裏切らず、皮むきもやりやすいです。むしろ皮が柔らかすぎて、カッターナイフを入れた時に芯線まで持っていってしまうんじゃないかと不安になるくらい。
そして皮を剥いた後、芯線の素線が0.1mmの細さなのでかなり曲がりやすく、アンプ(GM-D7400)の端子に差し込む時に苦戦しました。ほんの少し引っかかっただけでもクニャッと曲がります。何度か芯線を整えなおしてやっと接続できました。
6
組み付け後です。
ネットワークは結局、ドア内に両面テープで貼り付けて、ケーブル関係は誤魔化しまとめています。スピーカーケーブルをドアの蛇腹に通すスキルが無いので、むき出しのケーブルにスパイラルチューブを巻いて一応の保護にしています。しかし今回使用したケーブルは取り回ししやすい代わりに耐久が頼りなく、通線の時は内装や金物に擦れてケーブルが負けないかと少しヒヤヒヤしました。
7
音についてですが、いい意味でも悪い意味でもホントに全然違う音になりました。低音が出るようになり、中音に厚みが出て、音全体に丸みがあるというか、音に包み込まれるような感覚というか…。丸みがあるのに今までより定位間はある不思議な響きに感じました。
今までは定位感はここまで安定しませんでしたが、もっと音の輪郭がハッキリクッキリしていて高音も伸びて…あの響きはお気に入りだったので、ある意味で一つの完成系になっていたのかもしれないです。
TS-C1720Aの時は、いま手にしているこの「包み込まれるような音」に憧れていたハズなのに、今は「ボーカルがもっとクッキリ聴こえる音」が恋しい。まるで、私の耳がオーディオ環境に調律されてしまったかのような…。失ってからわかるこの感覚。
スピーカーとアンプとの兼ね合いで音の味付けが変わるのなら、今度はまた別のcarrozzeriaのアンプを入れて、carrozzeriaらしい響きが得られるのか試してみたくなって来ました。ALPINEのスピーカーにcarrozzeriaのアンプ…ゴクリ。コレがオーディオの泥沼というやつですかね。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( オーディオ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク