みんカラの皆様、お久しぶりです。
すっかりブログを書かなくなってしまいましたが、どうしてもシェアしたい出来事があったので、2年ぶりの投稿です。
事の発端は2年前の夏……2019年7月のお話。
僕の住んでいる静岡県浜松市が記録的な豪雨に襲われました。
その結果、当時の愛車がこんな姿に。
ボクスターを停めていた駐車場のすぐ近くの川が氾濫したのです。
この写真は僕ではなく、同じ駐車場を利用していた知人が撮ってくれたもの。
当時、僕は出張で遠方にいたため、車を助けられず……ただ眺めることしかできませんでした。
その後、出張から帰宅してすぐにレッカーを手配しました。
もう走ることはできなんだろうな……そんな気持ちでお世話になっているショップへ送り出したのを覚えています。
数日後、ショップから連絡があり、今後の対応ついて話をしました。
内容としては、ここまで水没してしまったら修理はできないこと、仮に修理できたとしても一度冠水してしまっているため、予期せぬ不具合があるかもしれないということ。
とても気に入っていた車でしたが、廃車(部品取り)として数十万円で手放すことになりました。
そして、その2年後の2020年。
なんとなく中古車サイトを眺めていると、富山市にて当時乗っていた車と同じ色、仕様のボクスターを発見。(2021/1/26現在も掲載されています)
懐かしいなと思いながら見ていると、カーナビ、キーホルダー、走行距離……あまりにも元愛車と一致する点が多いため、もしかしてと思いました。
こちらの販売店さん、写真のひとつにオークション出品票を掲載しているのですが……車台番号を確認してみると。(※この写真は後述の電話後に削除されてしまいました)
なんと!完全に元愛車と一致しました。
その証拠に、こちらは2019年当時にショップでいただいた車検の見積書です。
車台番号:WP0ZZZ98Z6U700810
もちろん車台番号は世界にひとつだけなので、間違いはないでしょう。
さて、気になるのはこの販売店さんが冠水車なのを知らずに売っているのか、それとも知っていてワケアリとして売っているのか、はたまた隠して……はないとは思いますが。
そこははっきりとさせたいですし、もし知らないとしたら伝えるべきだと思ったので、電話をしてみました。
その結果、やはり販売店さんは冠水車であることを知りませんでした。(冠水車であることを明かす前に、修復・冠水歴はありませんか?と聞いてみました)
また、車の状態はばっちりで、特に水没した形跡はなく、走りも好調とのこと。
現代のコンピューターまみれな車が水没しても、直そうと思えば直せるということに驚きました。
というわけで、中古車を買うというのは(当たり前ですが)それなりのリスクがあることをあらためて実感しました。
プロが隅々まで見ても冠水車であることを見抜けない……そんなこともあるのです。
冠水車と知らずに次のオーナー、次の次のオーナーの手へ渡ってしまう可能性もあります。
皆様も中古車購入時は十分に注意してください。
Posted at 2021/01/26 01:19:58 | |
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