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Pon/onのブログ一覧

2009年02月22日 イイね!

巧い運転を目指して:あとがき

今回で運転をテーマはひとまず最後です。
もともとこれは自分の考えを整理する事を目的に始めました。自分の運転に関して「目指すべき理想像を捉えた上で、それに対して何が足りないのかを客観的に考える必要がある」と思ったのが1年半ぐらい前。ところが、ただ考えるのではなかなかまとまらず進みませんでした。そこで取った手段がブログです。
 ・毎週欠かさずアップする事
 ・毎日一文で良いから書き進める事
 ・機会がある毎に読み返す事
こんな事を目的に、ブログを活用する事にしました。これらはずぼらでいい加減な自分に課した約束事であり、モチベーションを保つ為の手段でした。おかげさまで、まずは一段落させる事が出来ました。

文章を書いていく課程で、自然に2つの方法をとっていました。
 ・自分の考えを整理して文章化する
 ・自分の知っている事に基づいて、組み立てながら文章化する
このいずれもが、苦手な文書化を若干ながらも克服する足がかりとなりました。文書を書いていく過程で、いつの間にか書く事自体に慣れたのも大きな収穫です。考えを組み立てること自体にも慣れてきたはずですが、こちらは実感が薄いです。

とはいえ、まだまだ一つの通過点です。軽く読み返してみましたが、「これはきちゃってるなぁ」と自分自身が呆れる部分があり、「まだまだ甘い!!」と思う部分もあり、と多くのムラがあります。その温度差を無くしていく事が必要です。
また、書いた文書の内容を精査させていく過程で、考えをまとめ身につけていく事が控えています。その中で新たに分かった事や考え方が変わった事が出てきたら、折を見て追記していきたいとも考えていますので、その際は「あ~ぁ、まだそんな事をやっていたのか・・・」と呆れてながらもお付き合いください。


最後になりましたが、自分の考えをまとめていく機会を持てた事がありがたいと思っています。特に実際にあった時にいろいろな話をしてくれた/聞いてくれた方々が考える機会を下さった事、たいへん感謝しております。
御精読&御静読、ありがとうございました。

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<文書一覧>
改めて「巧い運転」について考えてみた
練習とは?
練習の重要性と目標(1)
練習の重要性と目標(2)
練習の対象
練習を行う際には
日頃の心がけ
余談:巧い運転と現在の自分
効率がよい運転(1)
効率がよい運転(2)
効率がよい運転(3)
余談:効率が良い運転・自分編
タイヤの働き
無駄が無い運転
インフォメーション編
ブレーキ編
ブレーキング編 前編
ブレーキング編 後編
アクセル編 前編
アクセル編 後編
ハンドル編
シフト編
操作速度
車両感覚
タイムラグ
事前準備
事前操作
タイヤ編
荷重移動編
アンダーステア/オーバーステア
余談:パーツ交換
余談:セッティング
並行操作
操作の組み立て 前編
操作の組み立て 後編
余談:挙動のイメージ
タイヤ操作
速さと消耗
車の素性
余談:スポーツと運動の違い
余談:ゆとりと遊び
自然体の運転
車が動く/車は手足
車との距離
心構え
余談:「運転」という趣味
環境と車/運転
余談:「巧い運転」とは?
考えるという事
余談:回顧録

<文書>
詳細形式
シンプル表示
Posted at 2009/02/22 13:42:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 運転について | 日記
2009年02月15日 イイね!

余談:回顧録

走るようになって早10年弱。特に数えてはいませんが、走りに行った回数は既に1,000回を越えている事でしょう。その間には色々な事がありました。今回はそれらについて、徒然なるままに書いてみたいと思います。
特に趣旨はありませんのでパスして頂いても構いません♪


元々運転は好きでしたが、走りに行く訳でもなく出かける道中を楽しむ程度で、意識してドライブに出かけるのは2~3ヶ月に1回程度でした。そんな自分が走り出したのは湾岸ミッドナイトを読んで首都高に行った事でした。よくある話で申し訳ないのです。もちろんその時も単なるドライブです。先日、改めて読み返してみましたが・・・考え方等で、思っていた以上に影響を受けていたことに気が付いて、ちょっとビックリです。
当時乗っていたGC8では、若気の至りで無茶もたくさんしました。結果、ハイドロプレーニング現象で制御不能になり壁に激突。修理するも2ヶ月後にエンジンブローとなり、直前に記念撮影されたので廃車+3ヶ月の免停(免取が+講習で免除)。明けた後にGDB購入に踏み切りました。

今思えばこのGDB購入が今に至るきっかけでした。それまでは車を足として使う為に入手していましたが、初めて走る為に買った車です。
誤解して欲しくないので書きますが、これは別にGC8が悪くてGDBが良い、という事ではありません。これは単に自分にとってGC8よりGDBの方が相性が良かった、というだけです。GDBより更に相性がよい車があるかもしれませんし、「当時の自分」ではなく「今の自分」であればまた違った結果になる可能性もあります。

「下手の横好き」と言いますが、「好きこそ物の上手慣れ」ともいい、そして「継続は力なり」です。継続する事がどれほど難しい事であるかが今更ながらに分かってきました。そして、継続する事で初めて分かった事も多々あります。もちろん「継続しているが故に分からないこと」も有るはずです。「そろそろやめようかな?」と思った事もありますが、やめられなかったですねぇ...
同じ「運転」をしていても、続けている中でその楽しみ方に変化がありました。最初はただ一生懸命にアクセルを踏むだけで、とにかく速く走るのが楽しかった時期がありました・・・今思うと、「速く走ろうとする事」が楽しかった、という感じもします。どうやればより長くアクセルを踏んでいられるかと試行錯誤をしていく中で、楽しみは運転技術が向上していく事に変わりました。向上する事がうれしく楽しくて仕方無かった時期もあります。そしてその試行錯誤自体も。「運転技術をどの様にしたら向上できるのか」という題材に対して、面と向かって取り組む事にも楽しさを感じています。もちろんこれは別の事でも感じる事が出来る楽しさだと思いますが、目的と課程の双方を楽しめる事はなかなか無いと思いますので、双方を楽しんでいます。

ある人からの指摘で初めて気がついたのですが、どうやら自分は今のホームコースに拘りを持っているようです。
 ・家からほどよい距離にある
 ・適度にアップダウンがある
 ・コーナーが高速/低速と多岐に渡る
 ・区間区間で全く違う顔を見せる
 ・距離が長い
こんな理由で気に入ったのでお気に入りという程度には思っていましたが、いつの間にかそれが変化していたようです。確かに大好きな場所ではあるので、拘りをもっても不思議では無いと思っています。

走っていてコーナー侵入前に走馬燈らしき物を見た事があります。しかも二回。まぁ走馬燈とは言っても、過去を振り返るような内容ではなく、未来の事でしたが。
 ・あ~ぁ、事故っちゃった
 ・保険屋に連絡して、レッカー呼んで・・・諸手続がめんどくさそうだなぁ。電話番号は・・・カード入れに確か、連絡先が書いてある紙が入ってたな。
 ・あ、帰りどうしよう。友人に迎えに来てもらうか・・・あそこからだとなんだかんだで2時間はかかるなぁ
 ・多分怪我するだろうから、病院に通院して・・・有給足りるかなぁ・・・同僚にも迷惑を掛けるし、後々のリカバリが大変そうだなぁ
こんな感じの事を、「やばいっ!!」と思った瞬間に映像付きで考えていました。で、一回目は事故って3つ目までを実行。怪我は無かったので4つ目は不要でした。二回目は頭で走馬燈らしき物を見ていても体は動き、タイヤを軋ませながらも車線をはみ出す事もなく抜ける事が出来ました。さすがにその日は、肝が冷えたので速攻帰りました。
ちなみに冷や汗が出て背筋が凍るような、しばらく嫌な脂汗を掻くような、そんな感じの体験は両手に余ります。


もちろんまだまだ精進が足りないようで、いたる点での力量不足を感じます。そして先日、会社からの帰り道に唐突に気が付きました。・・・俺は速く無いし運転も巧くないという事実に。まだまだ上が果てなく広がってます。そしてもう一つ気が付いた事は、俺にとってはそろそろ向上が限界のようにも感じている、という事実。まぁ王道はないので一歩一歩踏み固めていくしか無いわけですが、「先が長い」=「まだまだ楽しめる」と前向きにこれからもやっていこうかなと思ってます。

「『そろそろやめようかな?』と思った事もあります」と書きましたが、これは一度や二度ではありません。「そろそろいいだろう」とも思いましたが、有る意味頑張って続けてみた時もあります。「いーかげん、やめればいいのに...」と端から言われるような事を思ったこともあります。でも、やめていません。続けています。気が付けば習慣になっていて、行き先を考えずに運転していると自然とホームコースに向かっています。最近ではホームコースに対する執着も若干ながら薄れてきていて、停まることなく走れる場所で有れば何処でも良い感覚もあります。今となってはとうの昔に目的も目標も無くなっていて「そこに道があるから走る」という自然体で運転をしている気もします。もちろん錯覚でしょうが...


やっぱり中身のない感想文になってしまいました...
Posted at 2009/02/15 17:47:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 運転について | 日記
2009年02月08日 イイね!

巧い運転を目指して:考えるという事

※自分は今こう考えている、というものであり、
 これが正しいとは限りませんので御了承ください。

改めて述べる必要は無いのかもしれませんが、最後に「考える」という事についてです。これこそ千差万別/十人十色であり正しい答えはありませんが、何かの手助けになるかもしれませんのでキーワードを元に箇条書きします。
・対象

運転は「ドライバーが操作し車が動く」という関係となります。従って、ドライバー/運転/操作/車といった各々を考えるだけでなく、「操作により車がどの様に挙動するか」というような関連性も対象とします。このような形で、考える対象/範囲を過不足無く明確にします。

・予備知識

つっこみが来るのは百も承知ですが・・・考える為には、考える為の知識/知見が必要です。車について考えるのであれば、構造/原理等です。操作/ドライバー/コース/コンディション等の関連する知識/知見が多ければ多いほど、より深く/より広く行う事が可能です。これは裏を返す事で、知らない事/分からない事が何かを知る、という事にも繋がります。

・実践

ただ考えるだけでは進歩はありません。何らかの目的を目指して取り組むので有れば、
 1)現状分析を行う能力/手段
 2)課題を解決する能力/手段
 3)実行する為のリソース(場合によっては必要なし)
 4)使用/実行する為の運転技術
 5)実装/実施後の効果確認
のという試行錯誤が必要となります。Do-See-Plan-Do-Seeをスパイラルに実施できれば問題ありません
尚、場合によっては「1~3は問題なくても4が伴わず扱いきれない為、現状では見送る or 運転技術を向上させた後に5)を実施する」という結論もあり得ます。

・見つけ方

これは「何か」に如何に気が付くか/考える対象を如何に見つけるか、という事です。
これは以前も書きましたが、あえて同じ事を再び書きます。
考えるには題材やきっかけが必要です。特にきっかけを得るには、日頃から様々な事に絶えずアンテナを張っておくという事が非常に重要です。よくよく考えると当たり前の事ですが、例えば練習に関する心がけやメンタルに関する事等は運転「のみ」に該当する事だけではありません。裏を返すと、他の事柄に関する事でも運転にも該当する/応用出来る事は多々あります。似ている分野であればあるほどすぐ活用できる事が多く、遠い分野であればあるほど逆転の発想や考えもしなかった事が多いです。例えばテレビを見ている時の何気ないインタビューの内容で、目から鱗が落ちるような事に気が付く事もあります。最近はバラエティを見ていても何かに気が付くこともあります...日頃の生活で見つけたことを応用して運転技術を向上させ、運転を通して学んだ事が日頃の生活で役立てることが出来ます。これは意外と難しいですが、是非実践する事をお薦めします。

・方法

どの様な状況で考えるか、というシチュエーションを指しています。自分にとって考えやすい状況を掴むと、効率良く進めることが可能です。
また、例えば布団に入ってから眠りに就く間のまどろんでいる時に考えるようなとりとめのないな思考も、漠然と考えているが故に本質を突いていることが意外とあります。そういった事を如何に残すか/覚えているかが発想の転換に繋がる事になります。夢で見たことも同様です。

・まとめ方

何かを考える時、漠然と考え続けても思考は堂々巡りをするだけで意外と先には進めません。何らかの形で文章や言葉・形(≒実践)にする事でそれを理解/実感し、それが足場となって先に進むことが可能となることがあります。
「頭で理解していても~」と言う表現がありますが、それは言い換えると知っているだけで実践出来ていないと言うことです。これも、自分にあった/見合ったまとめ方を身につける事で、効率よく行う事が可能となります。

・考え方

これは分かり難いかもしれませんが、考えるに際しての進め方を指しています。人にはそれぞれ得手不得手や癖・特徴がありますが、同様に考え方にも癖や特徴があり、個性の要素ともなっています。例えば「三人寄れば文殊の知恵」とは、知識だけでなく考え方にも個性があることを指している慣用句です。
考える内容や結論は年齢や状況によって変化することがありますが、考え方/組み立て方は意外と変化しないものであり、その自分なりの考え方の良し悪しを吟味することも意外と有りません。例えば「逆のアプローチから考えることが出来る」という場合、言い換えると「逆のアプローチから『しか』考えることが出来ない」となっていることが多々あります。抽象的な表現となりますが、考え方は方向/距離/目線/姿勢/時間軸というような要素により様々な方法があります。効率的に目的を達成するに適した方法がそこにはあり、非効率ながらも様々なことを潰し込みながら進めることが出来る方法も同時に有ります。柔軟な思考とは考え方にいくつもの方法を持っていることを指しており、状況や目的に合わせて考え方を選択出来るので有れば、これは非常に強力な武器となります。他の人の考えに接する時、同時に他の人の考え方にも接する事で、自分の考え方自体を成長させることが可能です。

・創造力

何かを考える時に、その「何か」が先人/他の人にとって既知の事であれば、目的のみを見据えて教わる事で効率よく進めることが可能です。教わる事が出来る状況ではそれをあえて考える「必要性」はありませんが、いつも教わることが出来るとは限りません。例えば運転している最中に考えて対策を行う必要性が生じた時に、その場で予備知識として持っている知識/知見を活用してどの様な対策を行えばよいかを考える事で、即座に行うことが出来ます。この時に手助けをしてくれるのが創造力となります。
考えて導き出す事を目標とする場合、そこから導き出された「何か」は重要ではなく、何かを「導き出す事が出来た」事が重要です。創造力を持って考える事で、そこから得られた「何か」が先人/他の人にとって既知の事であったとしても、その人にとって新たな事で有ればそれは自ら導き出した物となります。そして既知であるという事は、その組み立て方が誤りでない事も確認出来ます。同じ事を知っているとしても「教わった」のか、それとも組み立て上げる事で「自ら得た」のかには雲泥の差があります。「聞いた話」と「実体験に基づく話」の関係性に似ています。何かを進めることを目的として考える時、必ずしも身の回りに先人がいるとは限りません。より前に進もうとした時、道標がなければ進むことが出来ないのか、それとも自ら切り開く事が出来るのかで、その後の展望は大きく異なる事になります。

・目的/理由

何故、考える必要があるのか。何故、まとめる必要があるのか。モチベーションに繋がることは少ないかもしれませんが、その重要性を理解することで「考える」という事への取り組み方は変わってきます。「考える」目的/理由が必ずありますが、「考える」事はその目的を果たす為の手段であって目的ではありません。何の為に行うかを理解した上で、目的に合わせて打ち切る事も時には必要です。
これは目的の一つなのかもしれませんが、考えるもう一つの側面は、理解する/理解してもらう/理解させる事です。「何時」「誰に」「どの程度」という側面が以外と重要です。同時に、伝えることで相手から更なる何かを引き出し、切磋琢磨に進めることも可能となりえます。

・「考える」という事

どんな事に対しても考えることは重要です。もちろん、何かを進めるに際して「考える事『だけ』が重要」という事ではなく最重要な事でもありませんが、進めるにあたっては大いに手助け/手がかりとなってくれます。
要望/希望/願望は目的やモチベーションの手助けをしますが、考えるに際しては阻害要因となってしまいます。「思う」「想う」「悩む」には心がありますが「考える」には心はありません。要望/希望/願望を一切廃し、事実/状況を手がかりに現実と向き合う強さと推し進める逞しさをもって考える時、より正確な答えを導き出すことが出来ます。その答えをどの様に受け止めるかは、大いに悩んで差し支え有りません。

同じように考えていても、状況や課程によっては全く異なる答えが導き出されることもあります。考えの変化と共に考え方の変化も捉えることが出来たならば、考えること自体を進化/飛躍させることが可能となり、それが更なる熟考を可能にすると考えています。言葉遊びのようになってしまいました...
Posted at 2009/02/08 13:16:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 運転について | 日記
2009年02月01日 イイね!

余談:「巧い運転」とは?

※自分は今こう考えている、というものであり、
 これが正しいとは限りませんので御了承ください。

毎週アップし続けたこの題材も、そろそろ終わりが近づいてきました。だんだんと書ける事が無くなってきた、というのが正直なところ・・・だんだんと余談の比率が増えてます。そこで、改めて「巧い運転」とは「自分」にとってどの様な事かを考えてみました。

そもそも「巧い運転」とはどのような運転を指しているのでしょうか?これは随所で触れているように、個々人の目的やその時の状況/状態によって異なります。そこで、自分にとっての「巧い運転」とはどの様な運転なのかをあえて漠然と考えてみます。
本当に速い車は加速感が少ないと言いますが、本当に速い運転も同様のことが言えると思います。しかしながら、巧い運転と速い運転は似て非なる事です。どの様に異なるかを巧く表現することが出来なさそうですので、それぞれのイメージを羅列してみます。あくまで、自分が抱くイメージですので...
 速い運転のイメージ
  鋭い
  切れた
  研ぎ澄まされた
  刃物のような
  鋭敏な
 巧い運転のイメージ
  無駄のない
  軽快
  軽やか
  滑らか
  スムーズ
  優しい
  和やか
  穏やか
  朗らか
  優雅
  風雅
こうやって比較してみると、どうやら自分にとっての巧い運転とは特定の状況における運転状態ではなく、運転全体を指している事柄のようです。速さの分野で優れている運転が「速い運転」であり、分野が特定されずに突出する事無く全体的に優れているような運転を「巧い運転」と指していて、両者を区切っているようです。最初に触れたように、巧い運転は目的/状態/状況によって変化しますが、それらに囚われる/限定されることなく総合的に巧い運転を目指しているとも言えます。
また、傾向としては速い運転では緊張感が伝わってくるような形容が多いのに対して、巧い運転ではゆとりを感じるような形容が多いです。類推するに、ゆとりや自然体が内包しているように見受けられます。

巧い運転を目指す時、何に対して巧くなるのかが重要です。車を運転する際は、大きく三つの事柄に左右されます。
 ・車
 ・道(コース)
 ・運転
自分が目指している巧い運転とは、車や道が特定されることなく巧い事を指しています。これは例えば区間タイムを計っている時、タイムが向上したとしても運転が巧くなった訳ではない、という事です。その理由がコースに慣れたからなのか、車に慣れたからなのか、それとも運転が上達したからなのかは雲泥の差です。例えタイムが向上したとしても、それらの何が巧くなったのか、反面で何かが下手になっていないかを絶えず掴むことが重要です。
ややこしいのは車です。車に慣れたのが特性を掴めたことを指しているのであれば単に車の習熟度が向上しただけですが、車の性能を引き出せられるようになったのであれば、それは「車の性能を引き出す」という運転技術が向上している事になります。
巧い運転を目指すには、この様な形で目標に対してどの様な状態か/どの様に変化したのかを客観的に把握した上で、次に何を行えばよいのかを考えていく必要があると考えています。

------------------------------------------

「分野が特定されずに全体的に優れている運転」、と書いているように、現段階では自分にとっての巧い運転を抽象的にしか表現できていません。これは裏を返すと、巧い運転がどの様な物であるかを漠然としか掴めていない現れであり、自分の甘さです。目標がしっかりと据えられていない、という事ですね...
現在の運転技術を客観的に見てみると、運転全体に対して速さの面が比較的伸びたのに対して車の状態把握やマインド≒メンタルの弱さが目立ちますが、それはどうやらこれに起因しているようです。次に何を行えばよいのかを考えてながら取り組んでいたつもりだったのですが、そもそも目指すべき姿が明確に見えてない状態の中で、巧い運転を目指しているつもりがいつの間にかわかりやすい速さの面に向いてしまっていた、という事のようです。有る意味ではやむを得ない側面もありますが、うまくいかないからと蓋をしていた側面は否定出来ません。
もちろん気が付いた以上は、更なるステップアップを目指したいと考えています。考えるだけに留まらず、実践出来ると良いのですが...
Posted at 2009/02/01 19:59:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 運転について | 日記
2009年01月25日 イイね!

巧い運転を目指して:環境問題と車/運転

※自分は今こう考えている、というものであり、
 これが正しいとは限りませんので御了承ください。

ここで言う環境とは、生活環境ではなく地球環境の事です。
一言で「環境に優しい」といっても、その内容は多岐にわたります。車/運転と地球環境との関係性をかいつまんでピックアップしてみます。

車その物だけではなく、車を生産する課程でも大量の資源を消費します。車を入手する事自体が、環境負荷の要因となります。
また、例えば「燃費がよい車」と「環境に優しい車」は一見同じように聞こえますが、内実は異なります。前者は車が完成した後の使われている状態で環境負荷が少ない事を指していますが、後者は「車が完成するまで」「使用している間」「廃却」を含めた全体で環境負荷が少ない事を指しています。極端な例でいうと、たとえ燃費がよい車でも1年しか使えず廃車にせざるを得ない車は、原材料とその輸送・作成・破棄等を含めると決して環境負荷が少ないとは言えません。

消耗品

エンジン・ミッション・オートマ・パワステ・ブレーキ・デフ等、車が動く際には多くの潤滑油/作動油を必要とし、これらを交換する事は資源を消費している事になります。タイヤ・バッテリー・ワイパーブレード・ブレーキパッド・ローター等も同様です。また、使用期間の違いはあれど、車自体が消耗品である以上は構成している部品はすべて消耗品となります。

交換品

例えばハンドルを変更する際、たいていの場合は着いていた純正ハンドルは破棄されます。ニーズがあれば何らかの形で売却される事で再利用される事もありますが...

二酸化炭素

言うまでもありませんが、ガソリンやディーゼルエンジンの場合、燃料を燃焼させることで直接的に二酸化炭素を排出します。また、バイオエタノールでさえその燃料を製造・輸送・販売する課程で間接的に二酸化炭素を排出しています。バッテリー系エンジンの場合はその電気を何によってチャージするかによって変化しますが、やはり間接的に二酸化炭素を排出しています。

発熱

車は動く際、直接的/間接的に多くの熱を発します。これらの熱は主に周りに発散する事で、微少ながらも温暖化を促進する要因となります。
燃料系エンジンでは燃焼と共に熱を生じます。燃料以外のエンジンでも様々な発熱があります。ブレーキは、運動エネルギーを発熱エネルギーに変換することで減速します。運動量を減らす=減速するエネルギーを熱エネルギーに変換する事になり、その変換した熱エネルギーを周りに放出します。車内を冷やす為にクーラーを使用した場合、冷やした温度の1.5~2倍ぐらいの熱を放出します。タイヤやサスペンション等は圧力が加わる事で熱が増します。詳しくはボイル・シャルルの法則を調べてください。この増した熱の一部は周りに発散します。これら以外にも車には各所に駆動する部分があります。これら駆動する部分は駆動する事により摩擦熱が生じます。
また、間接的に周りに熱を発する事があります。その代表例は音です。音は震動でありエネルギーです。エネルギーが無くなる事はありませんので、物に当たって音が小さくなるという事はそのエネルギーが何かに変換されたという事であり、たいていの場合は当たった物に熱を加える事になります。

運転

例えば不必要な時にアクセルやブレーキを踏むと、その分燃料やパッドを消耗し、余計な熱も放出します。「何処まで」という敷居はありませんが、抑制する事で資源の消費・熱放出量の低減が可能です。
当然の事ながら、車が必須でない時は公共交通機関等を使用する事で、環境負荷を低減させる事が可能です。
この様な要因から、環境問題「のみ」を考えるのであれば、如何に車の生産台数を減らすか、動かさないかが重要となります。
もちろん、「だから、車を持たない/使わない方がよい」と言っている訳ではありません。手段や趣味等で使うのは当たり前の事と思っています。とはいえ「だから何も考えずに自由にして良い」という事でもありません。車を使う時には、どの様な要因により環境負荷を生じさせてしまっているかを認識する事が必要です。その認識した結果をどの様に捉えるかは、個々人の事情や考え方に任せられている範疇と思っています。

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余談ですが・・・地球温暖化を考える場合、解決策は一つの手法しかないと考えてます。主原因が石油燃料=土中から発生した大気中の炭素(主に二酸化炭素)であるならば、大気中の二酸化炭素を固体化させてから土に還す事で大気中の炭素を減らすことです。大気圏が地球の重力に依存している以上は大気量を増やす事による濃度低下は望めませんので、二酸化炭素の絶対量を減らす以外には温暖化を防ぐ方法は無い、という訳です。一番単純で手っ取り早い方法は、取った草木(収穫後の稲穂等も可)をそのまま(裁断はした方が良いかな?)もしくは炭化させてから深い地中(2~3kmぐらい?)に埋める事だと思ってます。そのまま埋めた場合はいずれ石油等に化ける期待も持てるのかな?本当に効果があるかを試す機会があるとも思えませんが...
Posted at 2009/01/25 16:14:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 運転について | 日記

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