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2009年01月25日 イイね!

巧い運転を目指して:環境問題と車/運転

※自分は今こう考えている、というものであり、
 これが正しいとは限りませんので御了承ください。

ここで言う環境とは、生活環境ではなく地球環境の事です。
一言で「環境に優しい」といっても、その内容は多岐にわたります。車/運転と地球環境との関係性をかいつまんでピックアップしてみます。

車その物だけではなく、車を生産する課程でも大量の資源を消費します。車を入手する事自体が、環境負荷の要因となります。
また、例えば「燃費がよい車」と「環境に優しい車」は一見同じように聞こえますが、内実は異なります。前者は車が完成した後の使われている状態で環境負荷が少ない事を指していますが、後者は「車が完成するまで」「使用している間」「廃却」を含めた全体で環境負荷が少ない事を指しています。極端な例でいうと、たとえ燃費がよい車でも1年しか使えず廃車にせざるを得ない車は、原材料とその輸送・作成・破棄等を含めると決して環境負荷が少ないとは言えません。

消耗品

エンジン・ミッション・オートマ・パワステ・ブレーキ・デフ等、車が動く際には多くの潤滑油/作動油を必要とし、これらを交換する事は資源を消費している事になります。タイヤ・バッテリー・ワイパーブレード・ブレーキパッド・ローター等も同様です。また、使用期間の違いはあれど、車自体が消耗品である以上は構成している部品はすべて消耗品となります。

交換品

例えばハンドルを変更する際、たいていの場合は着いていた純正ハンドルは破棄されます。ニーズがあれば何らかの形で売却される事で再利用される事もありますが...

二酸化炭素

言うまでもありませんが、ガソリンやディーゼルエンジンの場合、燃料を燃焼させることで直接的に二酸化炭素を排出します。また、バイオエタノールでさえその燃料を製造・輸送・販売する課程で間接的に二酸化炭素を排出しています。バッテリー系エンジンの場合はその電気を何によってチャージするかによって変化しますが、やはり間接的に二酸化炭素を排出しています。

発熱

車は動く際、直接的/間接的に多くの熱を発します。これらの熱は主に周りに発散する事で、微少ながらも温暖化を促進する要因となります。
燃料系エンジンでは燃焼と共に熱を生じます。燃料以外のエンジンでも様々な発熱があります。ブレーキは、運動エネルギーを発熱エネルギーに変換することで減速します。運動量を減らす=減速するエネルギーを熱エネルギーに変換する事になり、その変換した熱エネルギーを周りに放出します。車内を冷やす為にクーラーを使用した場合、冷やした温度の1.5~2倍ぐらいの熱を放出します。タイヤやサスペンション等は圧力が加わる事で熱が増します。詳しくはボイル・シャルルの法則を調べてください。この増した熱の一部は周りに発散します。これら以外にも車には各所に駆動する部分があります。これら駆動する部分は駆動する事により摩擦熱が生じます。
また、間接的に周りに熱を発する事があります。その代表例は音です。音は震動でありエネルギーです。エネルギーが無くなる事はありませんので、物に当たって音が小さくなるという事はそのエネルギーが何かに変換されたという事であり、たいていの場合は当たった物に熱を加える事になります。

運転

例えば不必要な時にアクセルやブレーキを踏むと、その分燃料やパッドを消耗し、余計な熱も放出します。「何処まで」という敷居はありませんが、抑制する事で資源の消費・熱放出量の低減が可能です。
当然の事ながら、車が必須でない時は公共交通機関等を使用する事で、環境負荷を低減させる事が可能です。
この様な要因から、環境問題「のみ」を考えるのであれば、如何に車の生産台数を減らすか、動かさないかが重要となります。
もちろん、「だから、車を持たない/使わない方がよい」と言っている訳ではありません。手段や趣味等で使うのは当たり前の事と思っています。とはいえ「だから何も考えずに自由にして良い」という事でもありません。車を使う時には、どの様な要因により環境負荷を生じさせてしまっているかを認識する事が必要です。その認識した結果をどの様に捉えるかは、個々人の事情や考え方に任せられている範疇と思っています。

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余談ですが・・・地球温暖化を考える場合、解決策は一つの手法しかないと考えてます。主原因が石油燃料=土中から発生した大気中の炭素(主に二酸化炭素)であるならば、大気中の二酸化炭素を固体化させてから土に還す事で大気中の炭素を減らすことです。大気圏が地球の重力に依存している以上は大気量を増やす事による濃度低下は望めませんので、二酸化炭素の絶対量を減らす以外には温暖化を防ぐ方法は無い、という訳です。一番単純で手っ取り早い方法は、取った草木(収穫後の稲穂等も可)をそのまま(裁断はした方が良いかな?)もしくは炭化させてから深い地中(2~3kmぐらい?)に埋める事だと思ってます。そのまま埋めた場合はいずれ石油等に化ける期待も持てるのかな?本当に効果があるかを試す機会があるとも思えませんが...
Posted at 2009/01/25 16:14:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 運転について | 日記

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