ヘッドライト結露 カバーのパッキン交換で様子見
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
必要工具 10ミリのソケットかスパナ
これは作業スペースの確保のため、リザーブタンクを一時的に動かすのに必要なだけです。
無くてもなんとかなります。
今回はヘッドライトライト内の結露の乾燥処置です。
手順としてヘッドライト裏のカバーを外して日光による内部乾燥後、カバーを戻して終わりです。
結露の状況なんですが、なぜか写真が撮れていませんでした・・・すいません。
えっと、まずもって不具合の起きていないヘッドライトは内部に水分が無いので結露しないです。
ごく稀に湿度や温度差なんかで曇ったりはあるかもですが・・結露となると相当な水分量です。
どこかに水が入り込む原因があります。ブチルコーキングの劣化なのか、ライトケース自体が割れているのか・・・
そこを修理しない限り、一時的に乾燥させてもまた結露は再発するんですよね。
なんですが・・放っておくとバルブや配線含めた電気関係の部品への悪影響、メッキのくすみ、ハガレ、透明カバー内側に水滴が垂れた跡が残ったりしちゃうので、早めに乾燥させてやらないといけねぇわけです。
写真は助手席側ヘッドライトのカバーの写真です。うちのは後期型なんでやや薄めのカバーがついてます。グレーの部品ですね。
半時計回りに回して外すんですが、とんでもなく渋いです。
2
カバーが外れました。
うちの後期型のヘッドライトにはメインのHIDバルブとコーナーランプ用に2つ同じカバーがついてます。
どっちも外す時は凄くかてぇです。
外れたカバーのゴムパッキンの様子を見てみると・・
3
あらら、ゴムパッキンが硬化していてヒビがたくさん・・
こんな状態ではパッキンの意味がないですね。
もしかしてコレが水侵入の原因かもです。
今回はコイツを交換して様子を見ることにします。
それでダメならまた他の原因があるのでしょう。
ちなみにカバー外れた状態で太陽光に晒していたら水滴はみるみる消えていきました。
お天道様、かたじけない。
念の為、最後にライトケース内にエアブローして湿気を追い出しときました。
4
パッキンが欲しいんですけどゴールデンウィークで最寄りの日産がお休み・・
ダメ元で足を運んだホームセンターの水道関係のコーナーに似たようなパッキンが売ってました。
まぁ、水が入らなければコレでもいいや。
ちなみに70パイってやつがほぼ同じモノでした。
気持ち、ゴムが太いような気もしますが、ゴムなんでうまく潰れてくれるでしょう。
コレで結露が再発しなければ良いのですがダメならヘッドライトを外してライトケースとクリアカバーの合体部分に追いコーキングとかしないとダメかなぁ?
ライトケースをカラ割りしてブチルコーキングからやり直すのが確実ですけど面倒なんで次の一手は追加コーキングでいいかなと思います。
ちなみにコーキングするならクリアカバーに悪さしないアルコール系のコーキング剤じゃないとダメですよ?
クリアカバーはポリカーボネート製です。
シリコン系コーキングとかだと、ケミカルクラックの原因になるらしいです。
アルコール系コーキングは過去に何回か使用してますけど、今のところ不具合は出てないです。
アルコール系はシリコン系より少し高いんですよね。
5
カバー取り付けが楽になることと防水、そしてパッキンの劣化防止目的でラバーグリスを薄く塗りました。
でもコレ、あまりおすすめしません。
カバーの取り付け、取り外しは楽になりますが、バルブ交換時等にバルブにグリスが付くリスクがあるからです。
6
ちなみに、カバーは時計回りで取り付け、半時計回りで取り外しです。
カバー自体に刻印もあるんですけどライトに取り付けられている状態だとその刻印が見づらいんです。
うちのは迷わないようにマジックで書いてあります。
7
作業後、2週間ちょっと経過した状態です。
強い雨も降りましたし、高圧洗車機での洗車もしました。
昼と夜の寒暖差も結構ありましたが、ライトケースの曇りも結露も発生しませんでした。
水分侵入の原因はゴムパッキン劣化で確定のようです。
小さいパーツですが交換の効果は抜群です。
10年とか交換して無い車は、ぜひ週末にでも見てあげてください。
きっと、クルマが喜びます・・笑
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