BOSEサウンドシステム ウーファーを変更キット使用せずにRCA出力で鳴らす(タイトル長っw)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
もうだいぶ前にやった作業ですが、
御質問を頂いたのでネタ公開ですw
ウチのCL1には、BOSEサウンドシステムという、
後からオーディオ交換する人にとっては
余計なものwが付いていました。
で、このオーディオシステム、
普通の4ch(とは言っても、リアSPの取り付け位置が
ワゴンと同じリアドアになっている)に加え、
サブウーファーが付いているシステムです。
今回は、このシステムのデッキを社外品に交換し、
サブウーファーを変換キットを使用せずに
鳴らしてやろうという計画です。
いつもの事ですが、ここに記載してある事を実行し
いかなる事がおきても責任は持てません。
あくまでも、自己責任で参考にして下さい。
さて回路は写真のようになっており、
フロント、リアの4chは普通と一緒(とは言っても
SPのインピーダンスが2Ωと特殊)
ウーファーの回路は
「デッキ→イコライザ→アンプ→ウーファー」
となっています。
なお、回路図にある配線の色については、
年式やグレードによって違うようです。
配線色は参考とし、あくまでも端子番号で
確認をします。
2
1枚目の写真では文字が読めなさそうなので
半分づつ拡大。こっちはデッキ側の回路。
フロント、リアの4chが
普通の配線となっていることがわかります。
でも、なぜリアのLchだけ中継されているか謎w
3
で、イコライザ、アンプ、ウーファー側の回路。
こっちが今回のイヂりのキモ。
デッキから、イコライザへ電源と思われる線が2本、
信号線と思われるのがシールドの7本(中途半端w)
イコライザからアンプへシールドの2本。※1
デッキからアンプへ1本。※2
アンプからウーファーへシールドで4本。※3
アンプへNo.3アシスタントヒューズから2本。※4
アンプへアース2本。※5
次の4の写真を見れば、
どれが何かは大体わかりますが、
とりあえず要点を説明。
※1
この配線にスピーカー出力を接続してアンプの電源を生かしてやれば、それだけでウーファー鳴ります。
でも、今回はRCAで鳴らすので、RCA片chをココに接続してみましたが、やはり出力が足りませんでしたw
スピーカー出力を繋ぐにしても1chなんで微妙w
ちなみに極性は、イコライザ側で言えば3番が+、10番が-です。
で、既にイコライザを通った時点でローパスされているようです。
※2
アンプリモート用の配線です。
社外デッキでアンプリモート出力があれば、それを繋いでやるといいです。
無いようだったら、ACC電源でも代用できますが、ポップノイズが出るかも。
ちなみに小生は、アンプリモートを試しましたが、ポップノイズはなかったです。
※3
ウーファーへのスピーカー出力です。
4本ありますが、1chですwなぜこうなっているかというと、アンプのコネクタに配線できるケーブルの太さに限界がある為、+2本、-2本で接続して、容量を稼いでいます。(想像w多分間違いない)接続先のウーファーには端子が+-それぞれ1個しかないので、2本纏めて接続されています。(平端子のような形状)
ちなみに、B3とB5が+、B2とB4が-です。
※4
アンプの電源。常時電源です。
これまた容量を稼ぐ為に2本配線されています。A3,A8端子。
※5
アンプのアース。
常時電源と同様、2本配線されています。A1,A2端子。
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イコライザとアンプの端子配列。
前の3の写真と見比べるとどれがなにかわかります。
5
3の説明の※2のアンプリモートは
ビートソニックの変換キットの取説を参考にしました。
でも、純正コネクタの10番と記載されているのは、
本来は1番のことですなw
ちなみにこの1番、標準オーディオ搭載車は、
アンテナリモートがある場所です。
でもBOSEだけ、アンプリモートになってる模様。
もともとアコードはアンテナリモート要らないモンねw
ココまで詳しく載ってたら、この変換キットが
パッシブネットワーク的ななにかであることがわかります。
要は、この変換ケーブルは、リアSPの出力から
イコライザ用の出力を生成しているわけです。
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で、これは参考までに
それぞれの部品がどこに取り付けられているかの図。
イコライザは助手席下、アンプはトランク内の
ウーファーの横ら辺に付いています。
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配線例を作ってみました。
リアスピーカーラインを利用し、BOSEアンプで増幅。
それでサブウーファーを駆動するの図。
もともとのRCAで鳴らすというのからは外れますが、こういうことも出来るであろうということで、ちょっとわき道にはみ出てみます。
もともと、この方法でRCAを繋いで鳴らせればよかったんですが、前述の通りRCAではゲインが弱すぎましたw
ちなみに、この配線が一番簡単な方法ですが、
下記制約(不明点)があります。
・アンプに直接スピーカーラインを接続してデッキの方は大丈夫か?
・アンプに入力する信号のゲインが大きすぎないか?
・リアにローパスを入れた方が良い
・単純に考えれば、左右どちらか片方しか入力できない
ちょっと不安ですね。
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で、最終的に小生が落ち着いた仕様は、
「社外デッキ→RCA出力→社外外部アンプ→ウーファー」
の接続です。
純正BOSEで使用しているのは、ウーファー本体だけ(爆)
ウーファー自体は、平端子で接続されているので
社外品のシステムアップと同じ要領です。
ちなみに、今現在は確認用の仕様なので
外部アンプの電源ケーブルは純正アンプのものを加工して配線してます。
きちんと別配線を引いてやろうと思いますが、
これはまた別の機会にw
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