2024年01月06日
真冬のバッテリー考:バッ直結装備用スイッチの追加
冬に気温が下がると毎年バッテリーが上がってセルスターターが回らなくなる。
気温が下がってバッテリー自体の電力量が落ちるものとしても、原因はやはりDIY追加電装品の多さにあるのは間違いない。中でも、熱を出すグリップヒーターやLEDフォグランプ、そしてバッテリー直結で使用している装備など、バッテリーには厳しい状態となっている。
ひとまずバッテリーを外して充電した訳だが、その待ち時間にふと思いついた。
バッテリー直結の装備にもON/OFFスイッチをつけたらどうか?
運よく手元に、グリップヒーターに付属していた(使用せずにカット)ON/OFF切替のロッカースイッチが余っていた。
これを、くまモンカブの内側にうまいこと設置して配線の途中に入れ込んだ。
使用の必要がない時には、OFFにしておけばバッテリー電力の消費をしないようになる。
バッテリーはフル充電したのでセルはちゃんと回るようになった。これでひと冬越せたとしたら、ON/OFFスイッチの効果があったということになる。
この答えは春まで、待つとしよう。
ON/OFFスイッチといえば思い出すことが。
かつてCB400SFに乗っていた頃、住んでいた治安の悪い地方都市で何度か盗まれかけた。暴走族ヤンキーの手下から駐輪場がいつも狙われていた。
ある朝、キー穴がドライバーでこじられて死んでいた。次の時はU字ロックがとある工具で壊されかけた。(幸い、大きな音に気付いて通報。犯人グループは逮捕)
キーシリンダーを交換したところで、また壊されているのは目に見えている。修理した後にヘッドライトをばらされて直結されたら、泣くに泣けない。
そこでひと思案した。
「あ、キー死んでるんだから、こっちで直結しておけばいいのか」
整備手帳を入手して電気配線の流れと色を確認。メインキー(は壊されたまま)につながるイグニッションのラインを途中で2か所カットして、ON/OFFスイッチを直列に2個入れた。
その場所はここでは明かせないが、相当に探さないと分からないような場所であるのは当然の話。
スイッチは直列なので2ヵ所ともONにしないとエンジンがかからない。当然、車体にはアラーム警報付U字ロックと、極太ワイヤーロック、ディスクロックの3つを組み合わせ。これに、さらに2個のスイッチ。
その後、ヤンキーがまたやってきたようで、朝CB400SFを見るとヘッドライトがバラされていた。直結しようとした訳だ。開けてビックリ玉手箱。
「あれ?このバイク直結されてるぞ??」
夜の夜中に、きっとそう混乱したであろうことは想像に難くない。
腹いせにだろうか、ヤンキーはなんとアクセルワイヤーを切って、右ハンドルのアクセルASSEYを持ち去りやがった。もはやつける薬がない連中という訳だ。
それでも、このDIY直結作戦は功を奏してバイク盗難は免れた。「知の勝利」というお話。
こんな状況で乗っていたCB400SFは、メインキーが回らないから、キーは差しているだけ。いや、キーがそこにささっていなくても走れる状態になれる。
笑えたのは、ガソリンスタンドでの給油の時。
そりゃ、店員さんビックリするよな。
そしてオーナーの私に、バイク盗人の疑いの目がかけられるのであった。。。
懐かしいお話。バイクの盗難対策は徹底しましょう!
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バイクいじり | 日記
Posted at
2024/01/07 21:30:17
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