
何か凄い回り道をしてしまった気がします。一番先にコレをやるべきだったと思います。
色んなショップさんのチューンナップのメニューを見ていると、一番先に手を付けるのはコレ!
「ブレーキを鉄ローターに換装すること!」
※もちろんカーボンセラミックブレーキシステム搭載車でサーキットで遊ぶことが前提ですよ。
私も一番はじめに鉄ローターに換装することを考えましたが、色んなショップさんのポン付けメニューでは満足できずカーボンセラミックを使って参りました。そんな判断をしたため純正のカーボンセラミックローターを燃やしてしまいゴミにしてしまった訳です。
早期に鉄ローターにしておけば、純正カーボンセラミックローターはダメにせず取っておけたモノを…と、大後悔ですね。もう、売れません(^_^;)
前回のブログでローターを燃やしたのは書いているので、気になる方は読んで持てくださいな。
で、今回のブログはその後のご報告で、鉄ローター換装メニューは以下の通りです。
apr racing factoryさんでベルとロータ−のプランを練っていただきました。基本的にはGT300マシンと同設計だそうな。ブレーキに関して言い訳の聞かないシステムになってしまった(^_^;)
結果、ローターはENDLESSさんのメニューからキャリパーに合わせてサイズをチョイス!で。ベルはaprさん寸法や図面をひいてもらいこれもENDLESSさんで特注製作。
(aprのGT300マシンはENDLESSのブレーキシステムなんですよ)
キャリパーは純正のままですが、ローターに合わせてENDLESSさんの推奨パッドを入れて完成です。キャリパーもモノブロックに換装してやろうか?とも思いましたが、有名プロドライバーの方に「ABSの性能が悪すぎるので、キャリバーを換装するくらいならドイツ車に乗った方が良いですよ!」という身も蓋もないアドバイスをいただき、キャリパーは純正のままでございます。
で、性能評価ですが………!? あっ、私には評価できるほどの腕は無いです。
とは言え、素人の分かる範囲で報告。
先ず、aprの走行会に参加してシェイクダイン!FSWフルコースで本輝度7割程度でのスタート。ブレーキのタッチは純正状態からは想像を超えるほど効きます。ドイツ車並みに効きます。あぁ、効くって言うのはフルブレーキングではないですよ、7割ね。ABSが全く介入しない程度の踏力では非常に良い感じ。
で、いざ!フルアタック!と思ったら100Rでフロントブレーキが勝手にひきずる感じだったので、即ピットインして状況を報告!そしたら、CSTの介入だろうとアドバイスをいただき、CSTをカットしてコースイン!ところが雨が降ってきて全開アタック中止。でも、100RでのCSTの介入が無いのは確認できました!
ブレーキに関してはフルブレーキしても変な挙動変化も起きそうにない事はわかったので、フルブレーキングは次回に持ち越しです。でも、以前のブレーキでは100RでCSTの介入に気づいていない私がいたわけですから、ブレーキ交換によりCSTの介入が分かるほどちゃんと効くブレーキになったと言うことは分かりました。
その、翌々日に今度はHKS戸田さん主催の走行会に混ぜてもらい筑波のコース1000でリベンジ!
と思ったら、今度はフルウェットでこれまたドライでのフィーリングは不明でございます。
が、フルウェットでは以前より軽い踏力で簡単にABSが入ってくるのと、ブレーキの熱による制動力変化が少ないので、ABS介入前のブレーキコントロールは楽になっております。
以前のカーボンローターの時は効かなすぎて腰が浮くほどブレーキペダル踏んでましたし、ABSが入ったり入らなかったりするので、コントロールどころではありませんでしたから下手ッピーな私でも楽さが実感できる効きになりました。
真冬のサーキット走行の機会も無さそうなので、全開でのフィーリングは当面お預けですかね。
機会を待って、どの操作がしやすくなって、どの程度タイムアップするのか楽しみにします。
来年からはサーキット走行動画もYouTubeにアップして見ていただけるようにしようかと思って動画は撮り貯め中です。タイムやスピードも表示されますよん!私の下手さが分かる楽しい動画になればと画策中!
話を戻します。
追加でやってることもあるので、これもご報告。
鉄ローターにしましたので、今度は熱対策が必要になります。でロアアームにちょっと細工をしていただいております。フェンダーの下を流れる風をベルからディスクに当てクーリングする加工です。ポルシェに着けるモノを加工して付けてくれたようですね。こういう細工ができるのがレーシングチームを持っているaprファクトリーの強みですね。社外パーツの少ない私の車には有り難いのです!
あと、現在のツーピースローターはフローティングですので、ローターがカラカラコトコトとタイヤが転がっている間中、異音がなっております。通常の市販車の場合、板バネをボルトと一緒に留めているので音は鳴らないですが、現状の私の車には本来の性能を見るため板バネは装着しておらず、異音がなり放題!多分、通行人の方からもしっかり聞き取れるレベルですね。まるで乾式クラッチを切ったときの金属音の鈍い音みたいなのが4輪のディスクから聞こえている状態!
ファクトリーからは「気になったら対処しましょう!」と言われており、とりあえず乗ってみてどんなもんかを体験して判断するつもりでしたが、やっぱ、無理!
ウルサすぎて隣の人と会話するにも耳障りだし、ブルートゥースでの電話に支障が出まくるので仕事に支障があります。何より、車が壊れて異音が鳴ってても分かりません。というわけで対処せねばなりません。
で、只今、ENDLESSさんでコレまた特注で作ってくださっているそうでございます。
出来る限り性能を落とさないように、色々考えてくださっているようで、何から何までENDLESSさんとaprさんにお世話になり有り難いことです。F430だけでは無いですが、パッドの減り方にムラがあり、安定した制動力を得ようとするとローターに遊びが必要なんですよね〜。中々大変です。コレは年明けになると思いますが、取り付けたらまた報告いたしますよ。
長〜い、追伸
先日、久しぶりに自分で洗車したところ、水垢が固着してとれなくなっており洗っても塗装面がガサガサでイカン状況!慌てて平塚にあるマイスターシャフトさんにaprさん経由で磨きとコーティングをしていただく事になり、又、明日から一週間ほど入院となります。マイスターシャフトさんにはタイヤかすの汚れ落としで非常にお世話になっております。
ウチのお馬さんは飛び石の傷だらけでフロントバンパーやボンネット、フロントガラスまで傷だらけな上、ロッソスクーデリアという朱色に似た赤なので汚れが目立たないので甘えて、私の手元にきてから一度もコーティングなんぞしておらず、かわいそうな状態だったのでございます。
今年最後にツルツルにしてあげられそうでございます。ブレーキを含めた足回りをほぼ新品状態以上に出来た2018年。とんでもない出費がかさみ泣きそうになりましたが、来年も引き続きF430と楽しく遊べるようにと思っております。厄年以上の苦しみでした…
あ!エアコン壊れているの忘れてた!温度センサーがぶっ壊れ、内気循環も出来なくなり、新年早々ディーラーに入院ですね(^_^;)
という訳で、相変わらず壊しまくりながらF430にまたがって行くのでありました!
皆様、良いお年を!!!!
Posted at 2018/12/17 21:26:31 | |
トラックバック(0) |
赤い馬 | 日記