今回の積車でのお持ち帰りの経過ですが、数日前にエンジンをかけた時にハザードがS/Wに関係なく作動する不可解な現象が出てからです。
セルモーターが作動しない時もハザードが点滅。よく観察すると正常な時と点滅速度が違う。
犯人探し。
本来の整備手順とは違うのですが、そこは素人(^^)予防メンテもかねてまずはセルモーターから。
エンジンから外して点検してみたら、回転音が少し変ですがマグネットS/Wも大丈夫そうなので自分でO/H。
バラした感じブラシ残量OK、シャフトにもガタ無しでコミュテーターを研磨修正、全体を掃除して回転部分に液体のモリブデンを塗布して出来上がり。
通電テストしてみると、明らかに軽いモーター音に変わりましたので数万キロ〜十万キロは寿命が伸びた事にしておきます(笑)
そのまま付けようと思ったのですが、本体に防水機能が無く最初からぶっかけた様な塗装がしてある事からシャーシブラックを合わせ目中心にぶっかけ防水処理(ただの自己満足)
結果、予想通りアウト!
最初から一番疑っていたイグニッションS/W交換となりました。
スペースが狭くてS/W単品交換が無理だったので、イグニッションキーを取ってからロックハウジングごと外してイグニッションS/WをOEMですが新品交換。
キーシリンダーですが、556等のスプレーやスプレーグリスを使われる方が多いいと思いますが(私も使ってました)NGです!シリンダー内やキーの摩耗を早めたりシリンダーの動きを悪くする可能性が有りますので、パウダータイプをご使用ください(プロに教わりました)
予定では今回のトラブルメンテナンスは終了するはずだったのですが、残念ながらアウト!変化なし(涙)
念のためイグニッションS/Wをバラして見たのですが、単純な構造で余程の渦電流が流れないと壊れそうに無いですね。良くも悪くもこの時代の作りで私的には好きですね。
結果、最悪の想定。始動回路のショート及び断線となってしまいました。
最悪の想定をしていた訳は次回に続く。
Posted at 2014/02/10 15:39:17 | |
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