道具としては最高のクルマ

200系1型に比べればタイトコーナーでのロールが幾分改善されたと思いますが、ノーズの入り具合は100系に敵いません。

100系の1KZ（ディーゼルターボ）と同じ排気量ですが、100系の豪快な加速はありません。
踏み込んでも「あれ？」といった感じで、正直遅いです。
電子スロットルのため、反応がワンテンポ遅れるのが原因かなと思っています。
ただ、200系ディーゼル4駆は3台目ですが、1型の2,500ccディーゼルターボと比較しても加速は悪くなっており、新しくなる毎に悪くなっている気がします。

雪道での走破性ですが、スタックした経験はありません。
純正L.S.DとSUV用のスタッドレスタイヤとの組み合わせが良いのか、比較的安心して走れます。

4ナンバー商用車なのでリヤが跳ねます。
ただ、これはマイナーチェンジ毎に改善されています。

「バンだからこんなもの」と納得して乗られている方が大半だと思います。

快適さを求める方にはお勧めできません。

積載性は抜群です。
ただし、空間を上手く使わないと全く積めません。
ベッドキットを組み、マットの上下で荷物を分ければとても沢山積めます。
また、ベッドの天板が着脱・収納可能なタイプですと、バイクを積むこともできますし、大きなものを買ったときも即日持って帰ることもできて大変便利です。
参考例ですが、過去にスキー場へ2台（ハイエースとアルファード）で行った時、こちらは4人乗車で10人分の荷物が余裕で積めました。

200系ディーゼル4駆は3台目ですが、新しくなる毎に加速と燃費が悪くなっている気がします。

街乗りで約9km/L、高速を含めた長距離を走ると約11.5km/Lです。
夏場に最高12.5km/Lという記録がありますが、全体の90％が高速道路の走行でした。
ちなみに、100km/H以下での走行です。