リアブレーキパッド交換①

改めてブレーキパッド交換作業の詳細手順をレポしてみます。

タイヤ・ホイールを外します。
そして、サイドブレーキを解除しておきます。

キャリパーの○部分のボルトを外します。
コレはキャリパー下側のボルトです。
受け側の部分が共回りすることがあるので、その際は１７mmのナット部分をスパナで押さえながらボルトを外せばＯＫです。

キャリパー上側のボルトも同様に外します。

次に、キャリパー内側下方にあるサイドブレーキワイヤー固定用のボルトを外します。

するとキャリパーごとガバッと、キャリパーサポートから外せます。

旧パッドはキャリパーサポートに嵌っているだけなのでサクッと外します。

旧パッドが磨耗していた分、ピストンが飛び出しているので、コレを押し戻します。

フロントとは異なりそのまま押し込んでもピストンは戻りません。
矢印のように時計方向に回しながらピストンを押し戻していきます。
ピストン形状に合わせた「＋」形状のＳＳＴ（特殊工具）もありますが、ある程度強度のあるハサミやラジオペンチ等でも代用できます。
ピストンをなるべく傷つけないように注意しましょう。

クルクルと回し込んでいくと、ピストンが引っ込んでいきます。

この時にピストン周りを含めてキャリパーをブレーキクリーナーで洗浄してクリーニングしておきましょう。

ちなみにリアはまだ一度もピストンブーツを交換していませんが、熱量が小さいためかブーツの劣化は全然大丈夫でした。


（リアブレーキパッド交換②へ続く）