2011/05/13 ブレーキ関連オーバーホール9/9
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
『パーキングブレーキ調整1/2』
この整備手帳は『パーキングブレーキ調整』について書いたものです。
交換前の状態確認
交換前の状態と比較するため、ロック側のアジャストナットの位置は動かしていません。
この状態で調整側のアジャストナットを締めて交換前と同じ状態にします。
パーキングブレーキレバーは完全に戻した状態です。
2
リア運転席側のパーキングブレーキ機構です。
パーキングブレーキクランクは、トーションスプリングによりブレーキを解除する方向(時計回り)にテンションが掛っています。
通常、パーキングブレーキレバーを完全に戻した状態ではピンにパーキングブレーキクランクが接触しますが、新しいパーキングブレーキワイヤーを使用した場合では画像のようにピンから離れた状態となっており、パーキングブレーキが動作している状態です。
すなわち、新しいパーキングブレーキワイヤーは、今までのワイヤーにより短いため、このような状態になっているようです。
3
パーキングブレーキレバー引きしろ調整
パーキングブレーキレバーを操作力40㎏で2~3回操作する。
パーキングブレーキレバーを完全に戻す。
アジャストナットをゆるめて、ケーブルが完全にゆるめ、左右のパーキングブレーキクランクが完全に戻っていること(パーキングブレーキクランクがピンに当っている事)を確認する。
ブレーキペダルを数回踏んで、リアブレーキを自動調整させる
4
画像右側の調整用アジャストナットを締め込んでパーキングブレーキケーブルを張り、パーキングブレーキクランクが動き出す直前でナットを締め付ける。
この場合、右側の調整用アジャストナットは動かさずにレンチで固定し、ロック側アジャストナットを締め付ける。
T=160㎏・cm
リフトアップしている車体であれば、アジャストナットを締めて、パーキングブレーキクランクとピンの関係がどうなっているか容易に確認できるが、ジャッキアップして一人で作業している場合には、パーキングブレーキクランクが動き出す直前を確認する事が難しいので、アジャストナット(6角形)の各辺単位(60°)で締め付け、確認を繰り返して行う事が大事です。
注意:イコライザーが水平になるようにナットを締め付ける
5
パーキングブレーキレバー引きしろ点検(整備書より)
パーキングブレーキレバーを操作力40㎏で2~3回操作する。
パーキングブレーキレバーをゆっくり引っ張り、”カチッ、カチッ”という動作音を数える
基準値 5~8ノッチ(操作力20㎏)
パーキングブレーキインジケータランプの動作を点検する。
基準:引きはじめから1ノッチかかる前までにランプが点灯する。
6
カバー取り付け。
表裏水洗いしました。
7
アンダーカバーを外した状態で前方から撮影
8
サイドブレーキ機構
次は『パーキングブレーキ調整1/2』へ続く
2011/05/13 ブレーキ関連オーバーホール9/9
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