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今回は6月26日に開催された「本庄軽One耐久2022学耐クラス 第2戦」の参戦レポートをお送りします!
執筆は前回に続き2年のO・Sが担当します。
レース2週間前に千葉を襲ったヒョウの嵐。私はちょうどこの日、いつもお世話になっているショップさんで部車のタイヤ交換をしておりました。これから整備をしようとした矢先、大粒の雹の嵐が吹き荒れ、ボンネットとルーフがボコボコに泣。
そんな災難に見舞われた部車ですが、予定通り軽耐久に参戦することになりました。アルトくんには申し訳ないですが、窓が割れなかっただけでもよかったです。
今回の軽耐久は私が部長になってはじめてのレースになります。ドライバーは私と先輩方の4人でのエントリーとなりました。
当日。私はやや遅刻気味に本庄へ到着(ごめんなさい)。先輩方がすでに部車をジャッキアップして整備してくれていました。運営の「車検」を済ませ、いざ予選です!
(部員によってスバル化されてしまった図)
結果我々は7番グリッドからのスタート。グリッド整列の間レース開始までの数十分、皆さんで立ち話をするわけですが、気温がめちゃくちゃ暑いっ。レース前日、本庄の隣町群馬県伊勢崎市では6月史上初の40度超えを記録したそうです。無加工でこんな綺麗なコントラストの写真が撮れることからも、当日の天気の良さが伺えます。いや、、、耐久前にこれは笑えません。
昨年度から学耐クラスはN-Nシリーズにお邪魔しておりまして、レースは総勢28台、かなりの混戦が予想されます。最初のドライバーは3年のI・S先輩です!サーキット脇の高台から皆さんでフォーメーションを見守ります。
いよいよ旗振りの合図で一斉スタート!第1ヘアピンからどの車も接触しそうなくらいかなり接近しておりました、、。
ウィンドウネットも持ち合わせていない我々は、ドライバー冷却用ファンがレース中に外れるなどいくつかの小トラブルに見舞われたものの車自体に不調はなく、順調に周回を重ねていきました。
その後ドライバーはK・R先輩、私、S・H先輩と続きます。私の2スティント目は給油とドライバー交代が控えていました。各車ほぼ同じタンク容量で走っているため午後1時〜2時の時間帯、給油エリアは争奪戦になります。
午前2枠に対して、この時間帯は3枠に拡大されるのですが、給油エリアに入れなかった場合は強制的にドラチェンさせられるので各チーム必死です。今回は先輩方のご尽力のおかげで、いいタイミングに給油へ入ることができました。そしてICRTの長老、Sさんにドラチェンです!
いよいよ各ドライバーも最終スティントになります。最初のドライバーを務めていただいたIさんは、この時点で53秒台をマーク!!本戦ICRTのベストラップになりました!
ICRTの古参でレース整備共頼れるKさんは、3スティント目に本戦の最長35分スティントを務めていただきました。最終ドライバーを務める私(←初心者)の分も引っ張っていただき、、、有り難や🙌途中同じ学耐クラスのTNUACさんと熱いバトルも。
いよいよ最後のドライバー交代、私が務めさせてもらいました!Kさんの走行中最終コーナーで別のマシンがパッドに衝突、セーフティーカーが出る事態となりました。ここでピットイン、ドラチェンしてセーフティーカーの前に入れるかどうかという場面、運転席に乗り込んでエンジンスタートっっっ、あれ?かからない。焦ります。
結局皆さんに手押ししてもらいなんとかクラッチを繋ぎますが、セーフティーカーの前に入れず。車列が過ぎるまでピットレーンでの待機を余儀なくされます。ここでもレース慣れしていない私の弱点が出てしまいました。黄旗中、これはもうやれるだけタイムを詰めるしかないと決心。
旗振りの合図でレース再開!最終コーナーの立ち上がりから一斉にアクセルオンです!各チーム、最後のスティントでエースが凌ぎを削る中、レース初心者の私もなんとか食らいつきます。
そして最終コーナー。ブリジストンゲートが目前に迫った場所で大きな衝突音と震動を感じました。私が前走車を抜こうとインに入った結果、オーバーステアぎみになり...。前の車との衝突は避けられたものの、インが空いて、後ろから迫っていた車と衝突してしまいました。双方とも怪我はなく大事には至りませんでしたが、部車にはこのとおり傷が...。
相手方はもともと弊部と親交のあるチームさんだったので、その場の話し合いで和解できました。
前走のドライバーさん、衝突した相手のドライバーさんにも申し訳ない気持ちでおります。また、今回の衝突を招いた要因、インに入ってかつオーバーステアになり後続車にインを明け渡すというのは、レース戦略上もダメダメです。
反省点の多いレースではありましたが、私個人、2回目の耐久でようやく他の車をオーバーテイクできるようになり、他チームさんとバトルする楽しみを覚えました!ドライバー交代などまだまだ不慣れな部分も多く、こうした反省は次に活かしていきたいです。
さて、本庄軽One N-N耐久第2戦は、ドライバー・クルー・スポッター共々先輩方に支えていただきながら、なんとか新生ICRTとしてのスタートを切ることができました。次回は今年入部してくれた新入生をドライバーに迎えて参戦するつもりです。ICRTはいつでも入部歓迎ですので、学生レースに興味のある方はぜひtwitterやlineでお声がけください!
そして、第2戦を戦っていただいた出場チームの皆さんありがとうございました!
Special Thanks!: Racing Project N
photo=s.iwsk
text=s.ozw
Posted at 2022/07/06 16:00:23 | |
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軽耐久出場記 | 日記