我慢の限界はいずれやってくる。

バルケッタで良く聞くガソリン臭、私の車も購入当初から満タンにすると良く匂っていました。
が、満タンにした直後のみでそこまできついレベルではなかったので、放置しておりました。
しかし、急に涼しくなってきた先日、車を動かしたところ、今まで嗅いだことの無いレベルのガス臭で耐えられなかったので、対策に踏切りました。
燃タンにアクセスするにはシート2脚とロールバーを外さなければならず、かなり面倒です。

燃料リッドパネル取り外しに邪魔になると思われるトリムを外していきます。
ココはメクラを外してタッピング一本です。
写真を撮っていませんが、この下のトリムも外しました。

左は幌収納リッドの開閉レバーが邪魔になるので、ココもM6 2本を外しました。

内張りを外してやっとパネルにたどり着きました。

リッド外周のM6ボルトをひたすら外して、隙間から抉ってシールの張付きを外します。
知恵の輪みたいでしたが、確か一度下側にずらして左右端を逃がせたと思います。

燃ポンリッドも外すために上面の内張りも外しました。

燃ポン周りは綺麗なモノでした。漏れの形跡は無さそうです。

右側のフロートバルブです。
ここが怪しいと踏んでいましたが、漏れの形跡は無さそうです。

同じく左のフロートバルブです。
こちらも形跡無し。

そしてフィラーパイプ接続部です。
何やら流れた跡があります。

ココから上？に漏れていたんでしょうか。

怪しいので、外します。

ebayで買った燃タン周りのシール交換品一式です。
型割り部のバリが酷いです。
燃ポン部は次回交換時にでも交換するとして、フィラーパイプ部のみ交換しようと思います。フロートバルブはタンクを一度外さないと無理そうでしたので今回は諦めました。

外したフィラーパイプのシールと買ったシール部のサイズが一回り違いました。
左が取付いていたモノで、内径52位、右が購入品で内径43位でした。
仕様が無いので状態も悪くなさそうなので、続投します。

結局シールはどれも交換せずに漏れの形跡の有ったフィラーパイプのバンドを純正からねじ締め式に交換する形としました。
サイズはメイン側が外径58位だったので、50～70用を。
オーバーフロー側？は16～25用を使用しました。また、バンド幅は9mmのモノでないとパイプ側のリブ間に収まらないので注意が必要です。
ココの接続ですが、燃タンから生えている口にゴムのシールが被さり、その上からフィラーパイプが刺さる形となっています。フィラーパイプが薄い樹脂なので、恐らくバンドの締付に対する変形と経年劣化？で漏れが発生してしまうのではないかと。
今回は急に涼しくなった事で伸縮がおっ付かずに漏れが激しくなってしまったのでしょうか？