ウインカー内蔵ブルーミラーの取り付け

Mitoさん、ミラーが大きくて後方が見やすい！
がしかし、よりワイドな視界を得るため、ミラーが2分割になって角度が変えられている。
そのため、パッと見た時に焦点が合わせづらい！
サイドミラーは一瞬で周囲の状況がわからないと意味がないからね。
そこで、妻のフィアット500にも付けたGARUDAのブルーミラーを装着することにした！

これが、ノーマルミラー。
運転席側だけ、外側の1/3が少し外を向いた角度になっていて、よりワイドに見えるようになっている。
しかし、この２つの角度が違うミラーによって、像が２重に見えたり、焦点が合わなかったり、ご老体の目にはちとしんどい。

さて、取り付けだ。
Mitoさんのミラーにはウインカーの配線がないため、結線のためミラーとドアの内装を外さなくてはならない。
まずは、ドアパネルを外す。青マルのボルト２本とパネル後方の２箇所のスクリューを外し、下部にパネル外しを差し込み、クリップを外す。かなり硬いので、工具でパネルを傷つけないように気をつけよう！
ミラーは赤マルの３本のスクリューを外せば簡単に外れる。

ミラーガラスを外すには、ガラスを上向きに調整後、下にできた隙間に内装パネル外しの工具を差し込み、こじって外す。
その時、あまり強い力を入れると、ガラスや固定用の爪を破損しやすいので注意しよう。（経験者は語る．．．涙）
写真は右側のミラーで、右側（外側）にくるウインカーの配線を可動部になるべく干渉しないように這わせ、反対側をドア内部まで通していく。
ちなみに、左側の配線はミラーヒーターのもの。

ミラーをたたむ時の軸となる筒の部分の内側に、鏡面調整モータの配線に這わせて、ウインカーの配線を通していく。
ミラー下面の涙型のカバーを外し、配線の向きを変えてドア内部側に押し込んでいく。

ここには写っていないが、ミラーから取り込んだ配線は、ミラーのコネクターと同じところで切り離せるようにしておくと、故障などでミラーを外す時に重宝する。
ここからドア内部に配線を引き込み、車体へと導くのだ。

が、ここで問題が．．．
通常、ドア内の電装品の配線は、車内へ引き込むためジャバラのゴムパイプの中を通すのだが、Mitoさんの配線は作業性をよくするために、車両側の端がコネクターになっていて、簡単に切り離せるようになっている。
すなわち、追加の配線を通すことができないのだ。
仕方がないので、ドア側のジャバラの根元からウインカーの配線を取り出し、フェンダー上部の隙間からサイドウインカー裏まで取り回す。
LEDは極性があるので、仮止めして点灯を確認してから、エレクトロタップで割り込み結線する。

GARUDAのミラーにウインカーとヒーターの結線をして、位置を合わせてぐっと押し込み、カチッと固定されれば完了！
LEDのウインカーは、ほぼ目線と同じ高さにあるミラー内で明るく光るので、存在感バッチリ！　夜間は眩しすぎるほどだ。
交換した一番の目的、連続したミラーによる後方の確認し易さは、予想通りの結果で大満足。
またひとつ、Mitoさんとの絆が深まったぞ！