センターコンソールパネルの修理

M2 1001のインテリアでいちばんの特徴はセンターコンソールが正面パネルだけとなり、革とアルミで仕上げているところ。
しかし、ベースとなるプラスチックが材質が違うのか非常にもろく、ちょっとした力で割れてしまう。
うちの子も、納車された時にはノーマルが付いていて、オリジナルはトランクに放置されていた。
今は入手困難なこのパネル、あるだけマシなので修理しましょう🎵

右がオリジナル。
車体に取り付けるブラケット、ハザードスイッチ、ダクトなど、ネジを受ける場所が全てなくなっていて、エアコンとオーディオ開口部の間の仕切りもない。
さらに平らなパネル部もあちこち割れているひどい状態😓

割れているパネルはハンダコテで溶かして溶接。
間に大きなホチキスのタマを埋め込んで強度を増しておきましょう。

ブラケットとハザードスイッチの土台は適当な木片を高さを合わせてボンドで接着。
開口部の仕切りや割れていたパネル部はプラスチックの棒や板を接着して強度を増しておきます。
接着剤は、ドアハンドルの修理時に使った、固まると金属のように硬くなる2液性のエポキシのやつを使用。
かなりガッチリな強度を得ました👍

表にアルミパネルがはまるので、見えるところはエアコン/オーディオ開口部の側面だけ。
それでも、目線がよく行くところなので、それなりに仕上げましょう。
革部をマスキングしてから、パテで割れ修正跡やプラ棒との隙を埋め、サフェーサーで表面を慣らして、つや消しブラックのスプレーで仕上げます。

なんとか完成しました！
表面は酷いですが、アルミパネルが全てを隠してくれます😅

上部のブラケットやハザードスイッチも、ちょうどいい位置に付きました。
ガレージに転がっていた木片ですが、位置合わせ時の加工のしやすさから、これで十分でしょう。

車両に無事装着完了🎵
1001らしさが復活しました。
ダクトにアルミリングも入れて見た目バッチリです👍