XBEEと過去所有車の凹凸部走行比較

先般XBEEで湯ノ丸スキー場へ向かう道すがら、路面の凸凹が続くような状況で、XBEEの後部が跳ねるような挙動を示すのを感じました。
たまたま、雪の状況と天気が思わしくなかったので、スキーを取りやめ、代わりに妙義のくねくね道を走ったのですが、この時路面に設けられている速度規制の為の凹凸舗装部を通過した時、XBEEが結構激しく、跳ねるのを確認しました。

この道では、くねくね走行のリファレンスとして、過去所有車を走らせてきたのですが、これほど激しく上下動を感じた記憶がありません。
そこで、過去所有車Ford KUGA1.6L、Ford KUGA2.0L、SUZUKI JUMNY JB23 9型で過去の動画から、それぞれが同じ場所を走行した部分を切り出し、比較してみました。

動画




1)先ずはFord KUGA1.6Lは、凹凸部を跨いでもそれ程大きな振動は感じなかったと記憶していましたが、その通りでした。




結果的には、実際にXBEEで走った時に感じたように、JIMNYを含めても、XBEEの上下の揺れが他と比べて吐出して大きいのが確認できました、

2)Ford KUGA2.0Lも同じような感じでした。




プニュブニュの柔らかなシートも衝撃吸収に一役かっているようで、突き上げ感という強い衝撃こそないものの、車内にセットしたアクションカムの画面の揺れを見れば明らかに揺すぶられ状況が突出して悪いのが明らかです。
これでは、後部座席に座った人はたまりませんね。みんなで遠くへ出掛けようというコンセプトを当てはめるとすると、みんなで良い道だけを走って遠くへいこう。じゃないと無理そうです。

3)体で感じた通り、画面の揺れからみても、XBEEの上下動が明らかに今まで乗っていた車達より大きいです。




後部サスに同じ3リンクのリジッド系のサスが使われているジムニーですら、XBEE程揺れが大きくありません。
車体重量はジムニーが10kg程軽いだけで、殆ど変わらないので、この軽さだけがデメリットとして働いているというよりは、サスの設定によるのが大きいような気がします。
ダート走行が前提のジムニーの方が可動域は大きいのかもしれませんが、XBEEはこの部分はもっと検討の余地ありと感じました。

4)KUGAと比較するとジムニーの方がかなり大きく振動しますが、XBEEの方がもっとずっと酷く振動しているのが明らかになりました。




私の様に、一人もしくはもう一人乗車で後席を使用しないような使い方では、まだ良いですが、せっかく広く作った後席を使って4人乗車で出掛けるとなると???です。
エクステリアや、ボディサイズ、高めの地上高、は気に入っており、高速道路での高速追い越しを除けば、それなりの余裕をもって普通に走れる良い車ですが、残念な部分を見つけてしまいました。
こりゃ、本当に、何とか改善した方が良いと思います。