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2021年08月30日 イイね!

F750GSショートレビュー

F750GSショートレビュー8月上旬にBMW・G310Rが退役し,入れ替わりで同じくBMW・F750GS(40th限定色)が配備されています。

G310Rは軽くて扱いやすいバイクではありましたが,その後導入されたドゥカティ・スーパースポーツやCT125ハンターカブと用途が重なる部分が出たことや,長距離ツーリングの機会が増えたこともあり「積載量と長時間ライディングの疲労の少ない機体」のニーズが強くなったことから機種転換を検討。
競合としてはトライアンフ・タイガーやドゥカティ・ムルティストラーダ950(またはV4),同じBMWのF850やF900XR,S1000XRが候補に上がりましたが,MTS950はSSとエンジンが同じということもあり却下,MTS-V4やタイガー900/1200はコスト面でNG,S1000XRも車格やパワーを持て余す可能性があり除外となり,最終的にはFシリーズから舗装路中心のロングツーリング+SSとの差別化の観点からF750GSが正式採用の運びとなりました。購入店にGS40th仕様の在庫があったのもきっかけではあります。

できれば秋のツーリングシーズンまでに慣らしを終わらせたかったのですが,佐賀県西部や久留米市を中心に甚大な被害をもたらした令和3年8月豪雨のため引き取り後全く動かすことができず。ようやっと先日天気が回復したため300kmほど走ったという状態です。
ですので車体の慣らしもライダーの適応もできていないのですが,ファーストインプレッションとして備忘的にまとめておきます。

(エクステリア・車体構成)
アドベンチャーバイクのベンチマーク,BMW-GSとして十分な車格とGSであることが一目でわかるデザイン。限定色は黄色の差し色がさらに精悍さを増して良い感じです。
ローダウン仕様「ではない」プレミアムラインのためシート高は815mmだが,慎重183cmであれば両足ベタ付きで何の支障もなし。
車重が230kgとやや重い(とはいえ他のアドベンチャーモデルと比較すれば軽量級)ためバイクを降りた状態での取り回しは少し神経を使うが,動き出してしまえば重量感はさほど気にならない。
着座位置やハンドルとの距離はさすがのBMW。長時間乗っても疲れないポジションはここでも健在。若干尻が痛くなるが,これは慣れの問題で解決できそう。

(動力性能)
慣らし中のため6500rpm以下での使用だが,パワー不足は全く感じない。
3000rpmも回していれば十分すぎるほど走るし,慣らしの制限内で高速道路も余裕。
エンジンは270°クランクのツインらしく鼓動感はあるが,十分にスムーズでメカノイズも抑えめ。このあたりエンジンが自己主張をしまくるイタリアンバイクとは一線を画している。ノーマルマフラーでもそこそこの音はします。
他のFシリーズよりパワーは抑えめの77psであることに不満はないが,F850GS(95ps)よりパワーを落としておく必要はないんじゃないかなあ,と思わなくもない。
エンジンの熱は8月でも「まあ我慢できる」レベル。比較対象がSSなので若干評価は甘めかもしれない。

(燃費)
概ね22km/L。
300km走ってタンクが空っぽになる感じ。給油タイミングは250km毎が目安。

(運動性能)
「ローダウンしていない」モデルということもあり,前後サスペンションのストロークは十分に確保され,多少荒れた路面もうまくいなしてくれる。フロントフォークもよく動く設定で「オフ車」のような安心感あり。
リアの電子制御サス(ダイナミックESA)の恩恵ははっきりとは感じない。以前試乗したMY2021のS1000Rは前後の電子制御の恩恵をはっきり感じただけにちょっと意外。
(補記:1000km走行してモードを「ダイナミック」に変更したところ,リーンアウトでオフ車のような乗り方では「リアサスが固くて曲がりにくい」と感じる挙動に。効果がないというのは「効果を感じさせない」ということだったようです。)
アドベンチャーモデルのスタンダードであるフロント19インチタイヤ。同じ19インチでもG310GSは車重の軽さもあってかクイックなハンドリングだったが,こちらはゆったりとした挙動。安定感を活かした乗り方を学ぶ必要がある。

(装備)
クイックシフトは楽だがUPに渋さがある。距離を走ってどうなるか。
オプションのTFTメーターは未装着だが,アナログメーターのほうが視認性がいいし不満なし。なお「WunderLINQ」を使えば車両のセンサーのデータをスマホに表示できるほか,デジタルメーターもスマホで表示できるのでよけいにTFTメーター(と純正ナビ)はいらないかな。
純正のサイドパニア用の取り付けポイントとリアキャリアが標準装備。リアキャリアは汎用品でも問題ないが,サイドパニアは取り付けステーの追加などを考えると純正でも価格差はあまりない。
プレミアムラインはセンタースタンドも標準装備。重量増にはなるが,右側スイングアームがマフラーを避けるために湾曲していることや車体重量の重さからメンテナンススタンドをかけづらいので,現時点ではセンタースタンドは外さない予定。

(短評)
300km走ってもあまり疲れを感じず,体も痛くならないのは◎
GSの旗艦,Rシリーズに比べて小型軽量で取り回しがしやすいので,日常用途からロングツーリングまで幅広くこなせる汎用性の高いGSと言っていいでしょう。
サイドパニアやトップケースを積めば積載量も確保できるので,数日レベルのツーリングでも問題ないと思われます。フェリーを駆使して四国や近畿,北海道にも行ってみたいと思わせられる「旅バイク」の見本です。

(おまけ)
翌日にSSを出したらその軽さや膝をたたんだコンパクトなポジションにちょっとびっくり。SSはポジションは楽なほうですが,F-GSはより安楽だということですね。


Posted at 2021/08/30 14:18:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2021年06月09日 イイね!

G310GSで行く北阿蘇ツーリングとレビュー

G310GSで行く北阿蘇ツーリングとレビュー今年の北部九州は例年になく梅雨入りが早く,5月中旬で春のツーリングシーズン終了かと思われましたが,週末の天気が持ちこたえてくれることが多く,結果的に5月いっぱいはバイクで出かけることができました。
(新型コロナ禍のため,人の少ないところを選んで出かけております)

今回はG310Rのサービスキャンペーン(オルタネーターとカバーの接触対策)の部品が届いたということもあり,G310Rを入庫させ,代車でお借りしたG310GSで,定番中の定番,阿蘇北部の絶景を回ってきました。

タイトル写真は大観望から内牧方面をバックに撮影。これぞ阿蘇,という景色です。
あともう一つは箱石峠からの絶景。こちらも下に見える道路との対比が絵になります。


で,今回はG310GSでのツーリングなので,約300km走った感想とG310Rとの比較を少し。

GSのほうが車重が10kg重いことや,重心が高いこともあり,押し引きでは重さや不安定さを感じましたが,実施の走行ではGSも抜群の安定性がありました。
パワー不足も感じませんし,ライディングポジションがアップライトで膝回りの余裕もあり,長距離・長時間のライディングはGSのほうが楽です。
不整地の走破性もそこそこ(未舗装の駐車場での比較)あり,フロント19インチのハンドリングの穏やかさが,かえってタイトな峠道や舗装林道での乗りやすさにつながっている部分もあります。

総じて「普通免許で乗れるアドベンチャーとしては全項目で及第点以上」というバランスの良さが際立つバイクです。
反面,機敏さや取り回しの軽さではRに軍配が上がります。もっとオフロード寄りを求めるならCRF250がありますし,車検があるという点はネックです。
G310GSは大型免許を取る予定はないが,アドベンチャーモデルに乗りたい。できれば故障が少なく乗りやすい方がいい,という方や大型のアドベンチャーモデルは大きすぎるという方に絶好のモデルだろうと思います。
Posted at 2021/06/09 13:32:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2021年03月18日 イイね!

CT125で行く中津からあげツアー

CT125で行く中津からあげツアーCT125の慣らしも兼ねて,大分県中津市まで唐揚げを買いに行ってきました。

なお唐揚げがメインではなく,慣らし運転に丁度良い距離(往復200~250km)で目的地をリストアップした結果です。

唐揚げは定番の「もり山」と新規開拓を兼ねて「舷喜屋」へ。両方おいしかったです。

ルートは久留米-筑後川沿いを東進して日田-耶馬溪-中津-耶馬溪・日田を経由して星野村-帰宅 というもの。
オール下道で約260kmながら,市街地以外は信号がほとんど無い快走路です。

走ってみて思ったのは,CT125はかなりの「距離ガバ」バイクだということ。
分厚い低速トルクを活かして4速に入れたらのんびりクルージングが可能で,疲れが出ないので気がついたら100kmくらいは休憩なしでもいけるバイクです。
今の仕様でも4速だと上り坂では速度は伸びないですし,60kmを超えるとエンジンが回っている感や振動が強くなるのですが,パワー不足と最高速の伸びは125ccということを考えると許容範囲です。むしろ40~60kmまでは至って快適で,3速であれば上り坂でも失速しないので,のんびり走るツーリングに向いてますね。。走破性も高いので寄り道したくなっても大丈夫。その意味では最初からロングディスタンスを予定せず,気が向いたところに寄り道をしながらツーリングするのが楽しいバイクかもしれませんね。
Posted at 2021/03/18 17:07:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2020年03月11日 イイね!

冬ツーリングまとめ

今冬は暖冬だったので,ルート開拓も兼ねてあちこちへ行っています。
備忘も兼ねて簡単にご紹介。

まず,定番のうきは~星野村ルート。
冬場は寒くて回避するコースですが,今年は1月でも大丈夫でした。


次は嬉野~大村~雲仙~白石。
愛野展望台で雲仙岳をながめ


白石の干拓地で雑誌記事のような構図で記念撮影


島原半島をぐるっと1周の一日ツーリングもありました。
南島原の早崎灯台


あとは菊池の竜門ダムから鯛尾金山・R442を経由して日向神ダム

R442へ抜ける県道133の峠付近がかなり狭くスリッピーだったので,このルートはあまりお勧めしません・・・

これだけ走った理由としては,やはり回りのバイク乗り人口が増えたから,ではないでしょうか。
本格的に暖かくなったら,もう少し遠出をしたりがっつりとしたツーリングもいきたいと思いつつ。
Posted at 2020/03/11 18:18:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記
2017年12月03日 イイね!

年内最後?のツーリング

年内最後?のツーリング12月にしては暖かい気候の休日に,年内最後のつもりでツーリングに行きました。

ルートは久留米から筑後川沿いをうきは方面に向かい,そこから県道53号で八女市星野村へ,その後筑後市を経由して戻るという,全行程約160kmのコンパクトなものです。

日没近くになると冷え込んでくるので,10時スタート15時解散でしたが,丁度いい距離で久々にライディングを楽しめました。
また,ツーリングは同行者の新型機であるヤマハMT-25の慣らしも兼ねており,途中でちょっと試乗させてもらいました。

最近の250ccクラスは30馬力前後出ていることもあり,MT-25も例に漏れず車体の軽量さと相まってパワフルなのに乗りやすい,ジャストサイズ感のあるバイクでした。
輸入車(BMW G310やKTM DUKE250)と比べても穏やかな乗り味(KTMが過激すぎるだけかもしれませんが)で,日常用途やツーリングでも不自由しないバイクでしたね。
慣らし中ということもあり,高回転まで回すことはしていませんが,ヤマハ伝統のパラツイン感はしっかり出ており,かつ高回転のパワーの伸びしろも感じられるエンジンでしたので,慣らし終了後に目一杯回して乗ってみたいですね。

最近は125ccでも十分だし便利だと思っていましたが,250ccになると余裕が出てきて,かつリッターバイクのような過剰感もなく,これはこれでいいなぁと思います。
Posted at 2017/12/07 12:09:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記

プロフィール

「熟成が進んだ「ロードスター」 http://cvw.jp/b/2159657/48586466/
何シテル?   08/07 16:51
イタリア・フランス車中心の生活になってきました。
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