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2025年11月24日 イイね!

シェイクダウン

シェイクダウンパニガーレV2Sのシェイクダウンを兼ねて産山・瀬の本方面へ。250kmほど走ってきました。
フロントフォークの減衰を弱めると公道での乗り心地も改善し、挙動のわかりやすさも向上してV2Sの特性が掴めた気がします。
このバイク、とにかくよく曲がります。重心も高いので昔の916系を彷彿とさせる「倒れ込むようなリーン」をしてどんどんインに入っていくバイクでした。切り返しも早くリズミカルに走れるので菊池渓谷から瀬の本までの菊池阿蘇スカイラインは最高に楽しかったです。
なお帰宅後は太もも全般と首(僧帽筋あたり)にかなりの疲労が溜まっていました。まだライダーが適合できてないです。トレーニングしなきゃ。





気づいた点として、タンク容量は15Lのはずですが、給油から200kmくらいで警告灯が着いたので給油したら走行可能距離50kmなのに10Lしか燃料が入らず(燃費は22km/Lでした)、イタリア名物「警告灯詐欺」「当てにならない燃料系」が今回も装備されていたことが発覚。某動画で走行可能距離7kmが延々と続くムルティストラーダがネタになっていましたが、V2S、お前もか。

そして今回のお目当てはUBUYAMA PLACEで行われていた試乗会。BMWとヤマハ、ロイヤルエンフィールドが持ち込まれていました。R1300GSを快走路で乗ってみたかったですが予約で埋まっていたので、今回はXSR900GPに試乗。




こんな見た目ですがパニガーレよりポジションは楽でクセのないハンドリングでした。エンジンも名機と呼ばれるCP3、どこからでもパワーが出ますが、電子制御のセッティングがよくとにかく乗りやすいバイクでした。MT-09系がワインディングで速いし売れるのもよくわかります。
なお今回の感想は、往路では「これまでのドカより乗りやすい普通のバイク」と感じていたV2Sでしたが、XSR900GPの試乗後は「やっぱドカだわ」という感想に変わったことでしょうか。バイクが普通になったわけではなく、ライダーの「普通」の感覚がずれていただけという。
Posted at 2025/11/24 07:20:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドゥカティ
2025年11月17日 イイね!

機種転換(SS939→PanigaleV2S)

機種転換(SS939→PanigaleV2S)スーパースポーツS(SS939)を2019年に購入して早6年。全く不満のないバイクでしたが、年式的にそろそろ重整備(タイミングベルト交換・フロントフォークOHなど)が必要な状態になってきた矢先に新型パニガーレV2が発表され、熟慮の末乗り換えることにしました。
このタイミングでの乗換にした理由としては
・ファーストロットは不具合がでるかもしれない
・晩秋~春の登録にしないと梅雨や夏の暑さがあるので車検などで入庫させるのが大変
・SS939の車検が来年6月までなので、乗り換えるタイミングとしては来年春までのどこかになる
ということで、ファーストロットのパニガーレV2の実車を見た上で発注をかけたところ、予想より早く日本向けのセカンドロットが到着したということです。
(なお注文後にEICMAで2026モデルとしてイエローのパニガーレV2が追加されたので、乗換タイミングがなければこっちを買ってたかもしれません。赤色より9万2000円高らしいので悩ましいところですが)


(並べてみたらこんな感じ。ハンドルの高さはおなじくらい?)

先週末に車両の入れ替えを行い、秋晴れの中100kmほど慣らし運転をしておりますのでざっくりとした比較を。
・ポジションはSS939と同程度の前傾。シート幅が広くなりシート高が27mm(810→837mm)高くなっているので足つきは少し悪化しているが(私には何の問題もなし)、その分ステップに足を乗せたときの余裕ができているので乗りやすさは上がっている
・エンジンは静か。デスモ+タイミングベルト由来のノイズがなくなり昔ながらのドゥカティらしさは無くなったが、とにかくスムーズに吹け上がり、低回転もぐずらない。扱いやすさはテスタストレッタ11°以上。
・電子制御の調律もよく、電スロ特有の反応の遅れもない。慣らし中なのでライディングモードは「ロード」でしか試していないが、トルクの立ち上がりも穏やかで雰囲気としては「パワーのあるSV650」という印象。スポーツモードやレースモードだとまた違うらしいのでこちらは追ってチェック。
・車重の軽さ(SS939から-30Kg)は跨がった瞬間に分かる。挙動が掴みやすく、乗りやすい。バイクが乗り方を指定するこれまでのドゥカティとは一線を画す洗練された乗り味。癖のあるバイクではなくなっているので、足つきさえ問題無ければ大型ビギナーでも楽しめると思う。

総評として、これまでのドゥカティらしさは良い意味でも悪い意味でも薄まり、ちょっと乗るだけだったら癖のない万人受けするバイクだといえます。多分乗り込んでいくとドゥカティらしさが見えてくるとも期待しているので、慣らし運転が終わったら色々と試してみようと思います。
SS939・950は「ツーリングもできるスポーツバイク」でしたが、今後はパニガーレV2(ノーマルハンドル仕様)がこのポジションになるんでしょうか。サイドパニアが設定されていたSSよりはスポーツ寄りのバイクになっていると思いますが、モンスターやムルティストラーダとの棲み分けもあるでしょうしね。
Posted at 2025/11/17 16:35:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドゥカティ | 日記

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