BC製 Ramハイパー&TRターボの試用と、新種エアクリーナーの製作 ②
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エアインクスのパワークリーナーを加工し、いざミニに装着すると決めてはみたものの、それに伴う様々な作業をこなしていかなければならない・・
まずアウターフレーム部である。
エアインクスのエアクリは本体の高さが95mmもある;;
このままでは高すぎて、当然ボンネットに当たってしまう。
純正クリーナーが高さ53mm
そして、HKSとTTRが65mm
恐らく各社ともギリギリボンネットにぶち当たらない範囲で高さ設計を行っているとは思えたが、まさかボンネットまで5mmとか1cmとかのギリギリラインで設計しているとは思えない。
出来るだけ吸気面積は大きくとった方が良いだろう。
そこで自分は高さ80mmに設定してみることにした。
実際エンジンルームのエアクリ部分を計測してみた感じだと、高さ80mmでもなんとかギリギリ行ける気がしたからだ。
つまりは、現状の95mmから高さを15mm落として80mmにしてゆく必要がある。
そこで、まずグラインダーで底部分のフレームとリングの接合点を一度切断し、15mmカットしたのち再び底のリングと結合させる事にする。
接合の際に使用するのは 『エポキシ系2液混合式強力接着剤・アラルダイド』 である。
接着強度は瞬間接着剤よりはるかに強力で、尚且つ遅乾燥タイプなので、ある程度の修正もきく。
今まで様々な異種素材同士をくっつけてきたが、乾燥後に取れてしまったなんて事も一度も無い。
絶対の信頼をもって毎回使わせてもらっているスグレモノだ ◎
2
お次はインナーフレーム部である。
こちらはアウターフレーム部より更に厄介な作業をしてゆかなければならない;;
ほぼインナー部は自作で作っていかなければならないからだ。
今回試着する2点の内、TRターボはまだしもRamハイパーは外径がかなり大きい為、このフレーム形状のまま中に収めることは不可能なのだ;;
なのでこの部分で使用するのは、台座のベースリング部分と上部のフレーム部分のみである。
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また台座のリング部分であるが、エアクリの全体高を落としてやってから、フィルターを装着し付属のジョイントホースアダプターを使って接続してやれば、そのままミニに付けることが可能だ。
取り付け径もミニ同様100mmだからだ。
ただ、今回はあくまでも 『RamハイパーとTRターボの試着』 が目的である。
その為、Ramハイパーがしっかりと上に乗るように台座内部の口径もギリギリまで大きく拡大してゆく必要がある。
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そして、エアクリ本体とインマニを合体させる為のアダプターパネルも必要となる。
自ら採寸し設計図を引いたものを度々お世話になっている鉄板市場さんに送り、綺麗に仕上げていただいた ◎
こんな素人が引いた図面にも拘わらず、寸分違わない正確無比な製品に仕上げてくれる ◎
因みに製作費は一点4千円程度、納期は僅か一週間である。
RamハイパーとTRターボでは若干取りり付け位置が異なる為、それぞれ用に2種類のパネルを作ってもらった。
素材はSUS304のステンレスで、2mm厚で加工してもらった。
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アダプターパネルに2点のパーツを乗せた時、僅かながら隙間が生じる可能性もある為、両者がしっかり密着するようにそれぞれ用のガスケットも切り出しておいた。
ガスケットは1mm厚で、耐熱性のあるものを使用した ◎
6
一週間ほどして、仕上げられたアダプターパネルが送られてきた。
実際に、ガスケットを挟んだ上パーツを載せてみる。
こちらはTRターボである。
このアダプターパネルと上に乗せるエアクリ本体のリング部分とは、2箇所で6Mのボルトで固定させる。
狭い車内でいちいち下からナットで固定するのは面倒な作業だし、取り付け作業中に細かな部材をエンジンルーム内に落としてしまうのも嫌なので 『ブラインドナット』 をハンドナッターを使い予めメネジをアダプターパネルにカシめておいた。
こうしておけば、取り付けも取り外しも確実に楽チンになるのだ ◎
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そしてこちらは、Ramハイパーをアダプターパネルに乗せてみた図である。
先ほどのTRターボに比べ、その形状も大きさもかなり異なるのがよくわかる。
この違いはそれぞれのパーツの特性の違いによるものだ。
先ほどのTRターボは、どちらかというと3,000回転以上が面白くなるパーツだ。
特に走り屋さんに好まれている商品のようだ。
そしてこちらのRamハイパーの方は、全回転域でパワー&トルクを上昇させるためのパーツだ。
その為、比較的街乗り屋さんによく好まれて購入されている商品のようで、このRamハイパーの方が一般的に人気があるようだ。
両者の裏面の画像にもご注目いただきたい。
内径部分から下にせり出している、微妙な突起というか突き出し部分がある。
実はこの下方にせり出した部分があることによって、上から飛んでくる空気とガスの混合燃料を様々な障害物を避けながら、また乱気流を極力発生させないようにしながら、下部のインテークマニホールドまで導いてあげることが出来るのだ ◎
正にスキーのジャンプ台のようである。
このなだらかな斜面があると無いとで大違いである。
これで見事なK点超えも可能となる ^^
さて、アダプターパネルも出来上がり、エアクリの加工イメージも徐々に膨らんできたゾ ^^
お次はいよいよ 『エアクリの全体高を下げる』 という難作業に突入だ!
さて、一体どうなることやら!?
その③に続く・・・
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