カチャガチャと煩くなっつてきたので、タペットクリアランスを調整してみた♪
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
1時間以内 |
1
今回はロッカーカバーガスケットの交換ついでに、チョッと前から気になっていたタペットクリアランスを調整することにした。
というのも先日エアクリーナーを交換した際、エアクリーナーの吸気音以上にこのタペットのカシャカシャガチャガチャ音の方がウルサくて気になったからだ ^^;
作業自体はそう難しくはない。
調整作業は必ずエンジンが冷えた状態で行う。
でないと正確な調整が出来ない。
それとスパークプラグは緩めておく必要があるのだが、個人的にはプラグは完全に抜いてしまわない方が良いと思う。
調整中は当然エンジン内部のピストンが上下する為、なにかの拍子に異物が吸い込まれてしまう可能性が全く無いとは言えないからだ。
プラグは抜けない程度に緩めて、圧縮が抜けていけば良いと思う。
このバルブクリアランス調整のキモは、実際どうやってバルブを上下させるかだと思う。
まずこれはフロントグリル側から見た図だが、向かって右から①番②番と⑧番までバルブが並んでいる。
2
色んな方の作業やミニ屋さんのブログを見ていると、まずギヤを入れて車を人力で前に押し出しながらバルブを上下させるという方法もあるようなのだが、車を車道に出すとか広い敷地に移動しての作業はあまり現実的ではないと思う。
バルブはオルタネーターのセンターナットを回転させプーリーを回すことにより上下させることが出来るのだが、例えば75°くらいのオフセットのレンチを使ったとしても、実際はレンチのヘッドが肉厚のため中まで差し込むのは容易ではない;;
実際にメガネレンチのヘッドの肉を少々削って試してみたが、しっかりとナットにレンチがかかってはくれなかった;;
KoKenのZ-EALクラスの肉薄低頭のソケットなら差し込めるとは思うが、今度はそのソケットにラチェットを差し込めるだけのクリアランスは無いはず。
何故なら、お隣のファンシュラウドカバーが間近にあるからだ。
3
だが一つ良い方法を見つけた ◎
このオルタネーターのプーリーの取り付けボルトのど真ん中に、
六角形の穴が存在しているのだ。
つまりヘキサゴンレンチでこのプーリーを回してやることが可能なのだ。
但し通常の長さのレンチのままでは差し込めないので、画像にあるようにヘキサゴンレンチの先端部をグラインダー等で落として短くしておく必要がある。
ヘキサゴンレンチなんて大した金額もしないし、このタペット調節用に短めなヤツを1本揃えておくのもイイのではないかと思う。
プーリーの回転方向は時計回りが正回転だが、逆回転させても問題はない。
プーリーを回転させる際は、ファンベルトが滑らないように軽く片手でベルトも押しながら回すと良い ◎
これでバルブを簡単に上下させることが出来る ◎
4
さあ準備が出来たところで、実際にタペットクリアランスを調整してゆこう♪
ここでは上死点・下死点等の小難しい話は無しにして、自分が行った整備内容だけを紹介してゆきたいと思う。
最初にお話ししたように、バルブは①番から⑧番までの8箇所あります。
それぞれのバルブの上下には相対関係があります。
少し分かりにくいかもしれませんが、画像を見ていただくと今①番と③番のバルブが一番下がった状態にありますね。
この場合、左右対称側となる⑥番と⑧番のバルブのクリアランスを調整してやれば良いのです。
5
そして⑥⑧番を調整後、更にプーリーを回してゆくと今度は②番と④番のバルブが下がった状態になりますので、その左右対称側となる⑦番と⑤番のバルブを調整してやれば良のです。
このように2箇所バルブがどこかで一番下がった状態の時に、左右対称側のバルブを調整してあげるのです。
作業する方の中にはより正確さを期するために、スパークプラグを抜きピストン上部にドライバー等の棒状の物を載せて上死点・下死点を判別している方もいらっしゃいますが、最悪エンジン内部に何かを落としてしまったらと想像すると自分には到底出来そうもありません ^^;
6
バルブのクリアランスは、1.3i の場合 『0.25~0.3』 です。
0.35ぐらいまでなら許容範囲だと思われますが、もし0.4以上あったらそれはアウトです。
因みにキャブ車の場合だと規定値は0.25だそうです。
自分の場合それぞれ誤差はあったが、限りなく0.4に近い状態でした;;
これじゃカシャガシャとやかましい筈だわな ^^;
ここで久々にバイクに乗っていた時に使ってた工具の登場です♪
もう何十年前になるだろうか?
捨てないどいて良かった ^^
クリアランスは0.3になるように調整してゆきます。
0.3mmのプレートを差し込んで、ちょうど加減のいい具合になるよう調節してゆきます。
ユルユルでは駄目だし、キツキツでももちろん駄目!
擬音であえて表現するならば、軽い抵抗が掛かりつつ 『シャリッ、シャリッ』 と抜き差し出来るようであれば◎です。
プレート板に薄っすらとギアオイル等を塗っておくと良いと思います。
より感覚が掴みやすくなります ◎
7
下のロックナットを緩めて、上にあるアジャストスクリュー(マイナスネジ)でクリアランスを決めていきます。
クリアランスを決定したら、マイナスドライバーをしっかり固定したまま、ロックナットを閉めて固定してあげます。
後は、ロッカーカバーをかぶせて固定すれば作業は終了です ◎
で、実際にエンジンを始動して確認してみたところ、激変とまではゆかなかったものの、以前に比べたらとてもマイルドな感じになりましたよ。
あの騒々しさが何とか解消されました ◎
良かった良かった ^^
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