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Mr. ポールの愛車 [ローバー ミニ]

整備手帳

作業日:2020年6月27日

ミニの冷却大作戦② あなたは真鍮派?それともアルミ派?知られざる真実編

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
これは15年上前から既に語られていた、ラジエター選びに関するいわゆる『通説』というやつですが、、

『アルミはサーキット』『真鍮は街乗り』

更にこれは熱交換率の素材別一覧表というもの、、

銅       403
アルミニウム  236
真鍮 106
ステンレス  15

私自身もそうでしたが、多くのミニユーザーはこれらのデータを参考に、またそれを信じて真鍮ラジエターを選んでいるかと思われます。

しかしながら、この比較データ自体が15年以上前の非常に古いものであり、現代においては全く参考にもなりません。
このデータでいう『アルミ』とは『純アルミ(1000番系)』の事なのですが、決して『純アルミ』とは表記されずに、纏めてひとくくりに『アルミニウム』とだけ表記され、長年語り継がれてきました。

映画『KILL BILL』で主人公のセリフにもありましたが、つまりは、、

『どうやら噂話がひとり歩きしてるみたいだね。』

と、いうことになりますXX
2
そして時が流れ15年後の現在、アルミニウムは工業技術の発達に伴い、時代のニーズに合わせ飛躍的な進歩を遂げています。

ここに『アルミニウムにおける熱伝導率一覧表があります』

アルミニウムは大まかに7つのカテゴリーに分類され、素材ごとに特性が異なるなんと54種類ものアルミが誕生しているのです。

これらの現在のデータを元に、長年通説とされてきた『熱伝導率データ』を更新してみると、、

銅       403
(純)アルミニウム  236
(5000番系)アルミニウム 110
真鍮 106
ステンレス  15

という事になります。

現在国産車の殆どはアルミラジエターであり、それらの殆どが5000番系アルミで造られています。
純アルミ(1000番系)が使われているのは、主にナンバープレートやヒートインシュレータぐらいなものです。

今やアルミは真鍮に匹敵する勢いなのです。
おそらく数年後には真鍮を上回る事になるかと思われます。

個人的に今までラジエターに関しては、真鍮派でもアルミ派でもなく、むしろ『どっちでもイイじゃん派』でした。

しかもミニをガレージに迎えたほぼ同時期に、真鍮3層コアラジエター(Denso製)を既に入手しており、いつか交換しようと考えていました。
こんな最新情報を知る以前にです。。

アルミは日進月歩の進化を続けています=3
3
真鍮ラジエターを販売されている業者の方や、装着されているユーザーの方々の気分を害するつもりは毛頭ございませんが、

ただこれらの情報は知っていても損はないかと思います。

私はほぼ全ての整備を自分で行っており、主治医的なミニ屋さんとのお付き合いも皆無なので、ある意味しがらみもなく1ユーザーとして今後も素直に感じた事をそのままリポートしてゆきたいと考えております◎

んんっ?と私的に思うところがあり、装着から2週間ほどして真鍮3層ラジエターを躊躇なく取り外しました。。
4
ミニ市場はもはや『飽和状態』です。

ミニ専門店通販、ヤフオク、楽天市場、Amazon等で売られているパーツは膨大にあり、既に『供給過多状態』となっています。

何を選ぶか、何処で買うのかはユーザーのサジ加減といったところでしょうか・・

ミニ屋さん主導の『真鍮ラジエター』か、それとも以前に比べてかなり安く種類も豊富な『アルミラジエター』か?

私はミニ屋さんの商売の邪魔をするつもりもなく、また肩を持つ訳でもありません。

単なる1ユーザーに過ぎません。

ただし、人一倍(数倍)好奇心と探究心が旺盛なユーザーであるかもしれませんが^^;
5
自分が選びだした答えがコレです。

ラジエターのプロ集団FLEXが造り出したミニ専用のアルミラジエターです。

2008年頃から『完全受注生産品』としてミニの為に造られてきました。

特長として、『キャビテ―ション防止用ヘッダータンク装備』『放熱特殊塗装』『フローティング(宙づり)コア』などの特異な構造を持ち、当時の高性能ラジエターはオーダー価格もそりゃ桁違いな代物でした。

デルタさんでも当時代理受注をしていたようですが最低でも10万~という設定では売れる筈も無く、短期間で販売から退いております。

ヘッダータンクと特殊耐熱塗装込みで、最終的に15万程にはなっていたかと思われます。

オーダーするにはまず装着中のラジエターとシュラウドと外して一緒に送り、個体に合わせて採寸し、1つ1つ手作りで造ってゆく為に、完成するまで3カ月ほど待たなければなりません。
勿論その間はミニにも乗れませんXX

ところが、運良く幸運にもこの伝説の名機が安値で出品されているのが目に留まり、なんとか無事購入する事が出来ました◎

もしこれが入手出来ていなかったら、おそらく真鍮3層コアラジエターを(我慢して)そのまま使い続けていたでしょう。。
6
FLEXのラジエターはコアを含めて、全てが日本製となっています。
そのプレートが何処か誇らしげです。

ミニの通説とされてきた『真鍮製かアルミ製か』の答えが、同社のHPにも記載されていますので、ご興味のある方はどうぞ↓

http://www.flex-japan.com/about/

ご意見、反論は何卒ご容赦願います。
ご自分なりのお考えをお持ちの方は、
どうぞご自身のブログで展開願います。

続く。。

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この記事へのコメント

2020年9月9日 15:49
「1ユーザーとして今後も素直に感じた事をそのままリポートしてゆきたいと考えております。」という言葉とその理由を知り、Mr.ポールさんのミニは日本で一番幸せなミニではないかと思いました。

私が知っていたミニの多くのオーナーは、可愛いから乗るという女性たちでした。自身ではメインテナンスできず、販売店任せで乗っている人ばかりでしたが、維持しきれず、長く乗った人は皆無でした。新車を買った一人は燃料計の故障に気付かず、ガス欠となって遅刻したことがありました。修理後してもらったにも拘わらず、その後、また同じ問題が起きました。

Mr.ポールさんのように、殆どをDIYできる人で、かつ科学や化学の知識がないと、長くは維持しきれないでしょうね。
コメントへの返答
2020年9月9日 20:32
コメントいただき有難うございます。確かに最初可愛いからとミニに乗り始める方も多いかと思います。車選びのきっかけは何でも構わないとは思いますが、ミニはマイナートラブルが多く、その可愛い印象とは裏腹にそれなりの覚悟が無いと乗り続ける事が出来ない車かもしれません。

私が購入したミニ専門店はまともな整備もせず納車された為、いっそのこと自分で整備してゆこうと決めて今日まで過ごしてきました。どちらかというと、必要に迫られて色々やっている内に身についてしまったという感じです。でも結果的に色々と勉強させてもらいました。

以前『クラシックミニを絶滅危惧種に指定して下さい』とブログにアップしたところ、多くのミニ乗りの方から熱いコメントが寄せられたのですが、その殆どの方は既にミニを降りてしまってます。何だかせつないですね。。

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何シテル?   12/24 10:22
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