① 憧れを現実に♪イノチェンミニの三角窓一式が揃いイザ装着へ=3 準備編 ローバーミニ
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
お待たせいたしました。
三角窓一式が無事揃ったところで、イザ装着と行きましょうか =3
個人で実際にMK3に三角窓を取付けた方もおられるが、特に詳しい情報も無く、断片的な画像しか垣間見れない中、これはある意味無謀ともいえるチャレンジかもしれないな・・
更に三角窓を装着した経験があるミニ専門店もかなり限定的であり、もしこれを普通のミニ屋さんに依頼しようものなら断られるか、かなり高額な取り付け費用を請求されるかも知れないXX
だが自分でやれば『工賃はタダ』だし、その上自分自身で装着出来るという『大きな歓び』まで味わえるというもの◎
とにかく自分でやるという事を『極上の歓び』としている身であるので、この三角窓装着をこれから思う存分堪能させていただく事にしよう♪
それにしても、カーラッピングから始まり一気にココまで事が進んだものだな。。
まずは届いた部材の現物チェックからだ✔
幸運にも構成部品に顕著なダメージも見られず、およそ半世紀前のパーツにしてはかなり良質なアイテムだと感じた◎
軽度の薄錆こそ散見されるが、錆進行防止対策をしておけば今後も問題無く使用出来るだろう◎
だが一番驚かされたのは、三角窓を縁取っている構成ゴム類がほぼ無傷であり、ゴム特有の柔軟性がいまだに保たれていたという事だ❣
ゴム類が無傷かそうでないかで、作業量は格段に違ってくるからだ。
ローバーミニのゴム類等はヤフオクやそこいらへんで手軽に買う事が出来るが、イノチェンティミニのゴムの新品なんかそんじょそこらで売っている筈などないのだXX
でもね、自称『鬼の探索眼(たんさくがん)』を持つオイラは海外の旧車パーツサイトでつい見つけてしまいました『イノチェン用三角窓ゴム』
でもねお値段にビックリ!さ30,000円也
しかも左右セットじゃなくて、片側のみで!
つまり左右購入したら合計6万円という訳だ。
でもね、国産旧車のR32やシルビアあたりのヘッドライトとが片目のみで24万とかに比べたらお安い方なの??
2
三角窓の支柱に散見された薄錆はワイヤーブラシで大まかに取り除いた後『サビランジャー』にて防錆処理を施しておいた◎
それにしても約半世紀前の金属部品だというのに、当時は割と品質の良いスチールを使用してためか、野ざらしにでもされてない限り、腐食も無くまずまず良い物が残されているようですなV
3
せっかく丹精込めて貼り込んだラッピングとも
ココでお別れである👋
僅か数か月のお付き合いであった😢
今までどうもありがとね💛
だがこのラッピング、かなり可能性を秘めており
ルーフも塗装ではなく、ラッピングによって気軽に貼り換えor着せ替えも可能だからだV
4
その前に忘れてはならない『極太の窓枠』であるが、これもほぼ無傷で程度の良い物が入手出来た◎
これはクロムメッキではなく、ステンレス製だV
当時は贅を尽くし高品質な部品が供給されていたのだなと痛感させられるとても良い質感である◎
5
表面に貼り付けるだけのパッチワーク的なモノじゃなく、念願叶って『本格的な極太窓枠』をついに装着する事が出来るかと思うと、嬉しさのあまりつい失禁しそうになる(おまえは犬か🐶)
6
セオリー通りに行くならば窓枠は『リベット留め』が定番であるのだが、今後のメンテナンス性を考慮し『ブラインドナット』を埋め込んで『超低頭ネジ』にて脱着可能な仕様にすることにしたV
実はこの極太窓枠には『極太』にした理由というのがチャンとあるのです。
三角窓を窓枠に固定する為に、フレーム3箇所にネジ穴を開けネジ止めする必要があるからなのです。
勿論装飾的な意味合いもあるのだが、実は三角窓固定用の3箇所のネジが表に露出するのを避ける為でもあるのです◎
ここまで太くしないとネジが隠れないんですX
ミニのAピラーとCピラーにも同じような処理がされており、実はピラーを覆っているカバーを外すと、その下にはスポット溶接痕があるんです。
スポット溶接痕丸出しでは恰好悪いですもんねX
7
リベッターはM4サイズでネジ長は10mmの物を使用しました。
片側で合計6箇所にブラインドナットを仕込んでゆきます。
突出量の少ない超低頭タイプのネジで、窓枠固定時には『M4ナイロンワッシャー』を介して装着する事にしました◎
ああ~ここ時点で既に、『いと楽し』ですよ♪
8
今回入手した三角窓セットには『三角窓本体』『スライドガラス』『レギュレーター』の他に、車内外用の『水切りモール』も含まれていたV
しかもこれまたステンレス製で程度良好也♪
画像の手前が現行ミニの水切りモールでその上の奴がイノチェン用のものだが、これまた明らかに『極太』である。
実はイノチェンミニにはこの他にも『極太パーツ』が多用されており、『ヘッドライトリム』『フロントマーカーのリム』更に『ピアノヒンジ式後部クオーターウインドウ窓枠』までもが極太部品で構成されているのであった❣
なんかイタリア人って『極太好き』なのかしら?
パスタの麺やウインナーも太かったりするしね
オイラも同じく極太は好きなので、これも太いモノ好きには嬉しいパーツですよね♪
9
下準備編としては他に車内側のドアパネル剥がしであるが、この場所に手を入れるのは今回で3度目である。
1回目は、ドア内の錆除去とノックスドールによる防錆処理、更にステンレス製へのガラスチャンネル交換であった。
2回目は、ノーマルのグリーンガラスから透明クリアガラスへの換装であった。
さすがに3回目ともなるともう手馴れたもので、作業もサクサクと進みあっという間にドア内はほぼ空っぽになった。
ノックスドールの効果は絶大であり、1回目に施工しておいたお蔭で錆の親交、いや進行は全く見られなかった✔
10
それと、これは自分のミニ独自の特殊な仕様の問題でもあるのだが、『ツイータースピーカー内蔵型ドアハンドル付きアームレスト』を車内ガラス付近に設置している為、イノチェン用のレギュレーターを装着した場合、くるくるドアハンドルがアームレストにがっつり干渉してしまうのだX
実はMK3ミニの通常のドアハンドルより、ミニチェン用は約3cm斜め上方にドアハンドルの位置が移動している為であるのだXX
この特性アームレストの『絶大なる快適性』を体現した今となっては、もう無くてはならない存在になってしまっているのだ(自画自賛かよ)◎
長距離ドライブや渋滞時等にコレ無くしてはもう過ごせない体になってしまっている為、いくら三角窓装着の為とは言え取り外すとか、削るとかはあり得ないので、他の対処法を考えてみました。
窓の上げ下げによりトルクが必要とはなるが、アーム長を短くしてやるのが最善の策かと。
だが英国車用は(ヘキサゴンギア)を採用した物が多くアームが短いタイプなど全く存在しないX
アメ車には数多くのショートハンドルが存在するのだが、米国仕様車にはヘキサゴンギア仕様のハンドルなどこれまた皆無であるX
無いものは自分で造るしかないので、自作でドアノブのつまみ部を約3cm下に移動したショートハンドルを製作しちゃいましたV
ああ。。それにしても『あーでもない、こーでもない』と色々と構想を巡らせているこの瞬間がとてつもなく楽しいのです♪
三角窓記事はあと2回程続きますが、ご興味のある方は続編をどうぞお楽しみに♪
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