シリンダーヘッドを外して、掃除中の
Z4 M ロードスターのS54エンジン。
ステムシールが破壊されて、
バルブステムが曲がっていた
6番シリンダーの後ろ側のバルブ。
その取り付け部分。
ある程度、リューターを使ってこびり付いた
カーボンを掃除しても、冒頭の写真の感じ。
充電式リューター、小さくて作業はしやすいけど、
充電切れになるのが困ったもので。 (^^;;
このサンドペーパーを何度か交換しつつ作業を進め、
こんな先っちょや
こんな先っちょを使って、
こんな風にバルブガイドの隙間の
カーボンを除去したり。
なんとか、このくらいまでは、
掃除が進んで。
写真では、黒く写ってますが、
光の加減なんでしょうね。
実際には、かなりカーボンは取れてます。
排気口部分を、こんな先っちょで
鏡面加工してみようかと
やり始めたら電池切れ。
2度目に使った時には、40分ほどしか持たず。
じゃあ、充電ケーブル繋ぎっぱなしにして
使えばいいかと、やってみたら、
なんと、充電中は動きません。(;_;)
満充電になってても、
充電ケーブルが刺さってると、
動いてくれません。
で、掃除も良いんですけど、
バルブガイドの交換に失敗して、
シリンダーヘッドを壊してしまったら、 (^^;;;
掃除は全くの骨折り損のくたびれ儲けに
なってしまいますから、
6番シリンダーだけそれなりにやって、
バルブガイド交換をどうするかです。
バルブガイドを抜くときに、カーボンが
バルブガイド取り付け部分に
擦り付いたりしないように
掃除しましたけど。
この程度で、大丈夫かなぁ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2167728/blog/46911200/
のブログにfockewulfさんからのコメント中に
『素材が真鍮などもありますが、
真鍮だと柔らかいのでS54エンジンだと
持ちそにも無さそうですよね。』
との文言が。
バルブコッターを外すときに使った磁石の棒。
これをバルブガイドに触れてみました。
そしたら、くっつきます。
こちらも、くっつきます。
シリンダーヘッドはアルミなので、
磁石はくっつきません。
磁石にくっつく金属は、鉄、ニッケル、コバルトなんですね。
で、fockewulfさんに教えてもらって、
注文したバルブガイドのメーカーの説明を
確認したんですけど、材質は、
掲載されていませんでした。
ただ、カリフォルニア州の法律なんでしょうね、
ニッケルが含まれているので発がん性がある
的なことが書かれてました。
というこで、多分にニッケル合金なんでしょうね。
元々、S54に取り付けられているバルブガイドの
材料が何なのかは分かりませんが、
磁石には、くっつくのでニッケル合金の
可能性はありますね。
E46 M3のエンジン用のバルブガイドとして
売ってましたので、
同様の材質で作られてるのかな?
で、そのバルブガイドをどうやって交換するか。
まずは、今取り付けられている
バルブガイドをどうやって外すか
ネット検索すると、
・オーブンにシリンダーヘッドを入れてこんがり焼く。 (^^;;
・石油ストーブの上に置いて、湯を沸かすがごとく加熱する。(^^;;
・温風扇風機で加熱する
・天ぷら油で揚げる。(^^;;
なんていうのが出てきました。
そもそも、加熱しないといけないんでしょうか?
熱膨張ですよね。
https://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/h01020.htm
なんていうのを見つけました。
シリンダーヘッドはアルミですね。
バルブガイドがニッケル鋼だとすると。
線膨張係数は、
アルミ 23.9×10-6/℃
ニッケル鋼 18×10-6/℃
ということは、温度を上げれば上げるほど、
アルミの方が伸びるんですね。
ニッケル鋼より。
ということは、加熱した方が、
アルミの穴が広がって、その広がり方より、
ニッケル鋼の膨れ方の方が少ないので
抜きやすくなりますね。
どのくらいの温度で抜けやすくなるかですね。
Z4 M ロードスターには、
油温計がついてて、 100℃が
真ん中で、最高目盛りは150℃
なんですよね。
150℃でも、エンジンは動くのかな?
まあ、メーターがそこまであるので。
ぼくなんかが目一杯エンジン回して
走り回っても、120℃いくかいかないかくらい。
で、そのエンジンが動く程度の温度で
バルブガイドが抜けやすくなるはずはないですよね。
エンジン動いてる時にバルブガイドが
ごそごそ動いたら困りますから。
となると、バルブガイドが抜けやすくなるのは、
それより高温、200℃くらい?
そういえば、
・天ぷら油で揚げてた人は、
250℃くらいに熱してたなぁ。
このyoutube
https://www.youtube.com/watch?v=G1PQumDdJNY
説明がうんうんと思っちゃうんですよね。
この人の説明。
でも、S54エンジンのシリンダーヘッドは、
一斗缶には入らないんですよねぇ。(^^;;
このyoutubeは、
https://www.youtube.com/watch?v=ssBuST_hxcw
ボンゴの修理書を見ながらやってて、
修理書には加熱しろって書かれてないんですよね。
メーカーとしては、加熱しなくても、
力づくで打ち抜けば良いよって事なのか。(^^;;
実際には、熱風機を使ってました。
バイクのエンジンのバルブガイド交換ですけど、
https://www.youtube.com/watch?v=OuV8HJ3OeWE
説明聞いてると、へー、そうなんやみたいな感じで
ぼくが知らなかったことを説明してるけど、
でも、具体的にS54エンジンで
どうするかの参考にはならない。(^^;;
どうしよっかなぁ。
常温で、力づくで打ち抜いたら
エンジン壊しちゃうかなぁ。(^^;;;;
ブログ一覧 |
車のメンテ整備 | クルマ
Posted at
2023/05/09 00:23:31