Z4 M ロードスターのエンジンヘッドカバーの
オイル漏れ修理やエンジンオイル交換など
エンジンメンテをしてました。
前回、しくじって、タンクの蓋を片側しか
外してなくて、オイルを溢れさせてしまったので、
今回は、ちゃんとタンクの蓋2つとも外しました。(^^;;
オイルが抜け落ちやすいように、
オイル投入口のキャップを外して、
オイルフィルターも外す。
この感じ、ちょっと使い過ぎかなぁ。
また、fockewulfさんに、叱られそう。 (^^;;;
INSPECTIONが、-1100kmになるまで、
走ってしまってました。(^^;;
次のオイル交換時には、
あれとこれとそれをやってと、
あれこれ考えたり準備してるうちに、
走行距離が増えてしまって。(^^;;
今回のオイル交換は、172,187km
前回は、157,873kmだったので、
14,000km強走ってしまってます。 (^^;;

こんな感じでオイル抜いて。
オイル交換時に、チェックすることにした、
チェーンテンショナーを外して。
前から、この赤〇のパーツを外して、
オイルパンの中を掃除してみようと、
思ってて、今回挑戦。
ドレインからほぼオイルが抜けてから、
ドレインプラグを一旦軽く取り付け。
これは、オイル受けのジョウゴのサイズが、
微妙で、全部の場所からオイルが
出てくると受けきれなさそうだったので。
ドレインよりも、こちらのパーツ部分の
方が、低い位置にあるんですよね。
RealOEMのパーツ図では、
この丸い部分のパーツは、
カバーという表記になってて、
何なのか分からなかったんです。
外すとこんな感じ。
構造をみて、分かりました。
外したエンジン側の写真に写ってた管が、
この金属網に入るようになってるんですね。
エンジンの中を循環してきた、
オイルがここでオイルパンに
戻ってくるんですね。
そういうことか。
金属ネットになってるのは、
異物があった時に、再循環
させないようにするためなんでしょうね。
エンジン側の中は、こんな感じ。
この歯ブラシ、ミッションオイル交換時に
ドレインから突っ込んで中を掃除するために
作ったんですけど、今回も活躍します。
そのミッションオイル交換、
整備手帳に載せようと思ったまま
まだできてません。 (^^;;
オイルパンの底には、
ドロッとしたのがありますね。
恒例の傾けてのオイル抜き。
オイル漏れを起こしてると思われる、
コンスタントプレッシャーバルブの交換です。
赤〇のところについてます。
これ、オイルはそれなりにキッチンペーパーで
拭き取った後なので、漏れてる感じには
見えませんが。
スマホをエキパイの隙間に
突っ込んで撮るとこんな感じ。
このマイナス部分に
大きなマイナスドライバーを突っ込んで
回そうと、水道工事用のプライヤーを分解。
分解せずに試したんですけど、無理でした。
この長さ、ぎりぎり入ったんです。
写真撮り忘れてますが、
マイナス部分を突っ込んだまま、
これをモンキーで挟んで回そうとしたんですが、
回すと、マイナスの穴から抜けてきます。
回転方向に力が行かず、
マイナスドライバーの先が細くなって行ってる
傾斜部分で滑って、出てくるんですね。
これを使うのを断念して、
先細りしてないものを探したら、
やすりを見つけました。 (^^)
同じように、モンキーで挟んで回したら、
この有様。 (^^;;
やすりが折れてしまいました。 (^^;;
ということで、コンスタントプレッシャーバルブの
取り外しは、一旦、断念。 (^^;;
もしかすると、ここからは、オイル漏れしてなくて、
エンジンヘッドカバーからのオイル漏れが、
ここを伝ってミッションとエンジンの
接続部分に垂れて行ってるだけかもと。
そうそう、ミッションは、結局下ろしませんてした。
ミッションの中からというよりは、
この部分から、オイルが伝わって
垂れている感じだったので。
ということで、
エンジンヘッドカバーを外して、
ガスケット交換にとりかかります。
赤〇の辺りのパーツやケーブルを
ヘッドカバーから外します。
イグニッションコイルや、
コネクタなんかも外します。
スパークプラグは外しません。
ヘッドカバーからじゃまっけなものを
取り外すと、こんな感じ。
赤〇部分のキャップナットを外すと。
こんな感じ。
これで、ヘッドカバーを持ち上げて、
外そうとしたんですけど、
くっついてて、持ち上がりません。 (^^;;
エンジンヘッドとヘッドカバーの間の
ガスケットのところにマイナスドライバーを
突っ込んで、こつんとやって、外しました。
ある程度は、持ち上がるんですけど、
それでも外れません。
赤〇部分が繋がってました。 (^^;;
ここ、17mmのソケットで回して
外せるんですけど、
外した後、こんな感じなんです。
緑がボルト、二つの赤〇は、
ワッシャです。
上側、エンジン側のワッシャが
注意してても、落下してしまいます。 (^^;;
取り外し時に1回落下。
まあ、取り外し時に2度落下させることは無いですね。 (^^;;
取り付け時に2度、落下させてしまいました。
アルミ補強板などはずしてるので、
そのまま、下まで落ちるだけの
ことですけど、ヘッドカバーの
ガスケット交換だけしてるときは、
落としてしまうと、面倒な事になります。
ヘッドカバーを外すと、こんな感じ。
綺麗ですよね。 (^^)
『フィリスターヘッドスクリュー(VANOSのボルト)交換』
https://minkara.carview.co.jp/userid/2167728/car/1814111/3490757/note.aspx
この時以来の御開帳です。 (^^)
ある程度、掃除してからの写真ですけど、
赤〇部分にオイルが溜まってたのを
拭き取ったりしました。
凹み部分に溜まってたオイルは、
ちょっとねっとり気味でした。
エンジンを良く回せば、
オイルも撹拌されるので、
回してやるのが良いようですね。 (^^)
外した、ヘッドカバーの裏側です。
この後、ガスケットの汚れなど、掃除しました。
ガスケットの汚れを落として、
プラグ穴周りについてた、
古いガスケットも外しました。
ヘッドカバー取付ナットに取り付けるブッシュです。
左が新品、右が取り外した物。
随分とペシャンコになってます。
ヘッドカバーからのオイル漏れの原因は、
これですね。
ペシャンコになって、隙間を塞ぐ役目が
出来なくなってしまって、オイルが
隙間から出てきた。
それで、こんな感じのオイル漏れになってたんですね。
ある程度拭き取った後に撮ったもので、
拭き取る前は、くぼみ部分に
オイルが溜まってたりしました。
もしかすると、エンジンヘッドと
ヘッドカバーの隙間のガスケットからは、
オイル漏れしてなかったかも知れません。
取り外したナット類も掃除。
赤〇のエンジンヘッドの金属同士の
接触部分や湾曲して隙間が出来そうなところは、
液体ガスケットを塗布します。
反対側にも湾曲した部分があります。
緑〇は、付着した元のガスケットを
削ろうとカッターの刃でやったら、
軽く傷ついちゃいました。 (^^;;;
これを使いました。
液体ガスケットを塗布したときや、
ガスケットを嵌めこんだときの写真
撮り忘れです。 (^^;;
ヘッドとヘッドカバーの隙間の
ガスケットは、何ヵ所かポッチが
あって、エンジンヘッドに嵌るようになってます。
ネジとワッシャーブッシュを組み立てます。
結構力づくでないと入りません。
外した物は、簡単に外れたので、
ブッシュ部分のへたり具合は
かなり進んでたようです。
ヘッドカバーを取り付けた状態です。
勿論、プラグ穴周りの新しいガスケットも
取り付けてます。
ネジの締め付けは、真ん中ネジから
外側のネジへと順に締めて行くんですね。
それも、一発で規定トルクで締め付けて、
たわみなどを真ん中から外側においやって、
隙間ができないようにするんですね。
ヘッドカバーのキャップナットはM7で、
15Nmが規定トルクのようです。
これが、先にも説明した、
ワッシャを落としてしまう部分です。 (^^;;
これをちゃんと取り付けて、
ヘッドカバーから外したパーツを
取り付けて、ヘッドカバーの
ガスケット交換終了です。
チェーンテンショナーは、グチュグチュやってたら、
今回もまた、外れてしまいました。 (^^;;
なので、各部、清掃。 (^^)
実は、ひと月ほど前に
こんなこと、やらかしてました。 (^^;;
オイルパンのボルトの増し締めは、
下側の短いラチェットレンチで
十分すぎるほどのトルクで締め付けできるのに、
上側の長いラチェットレンチで
締め付けてました。 (^^;;
というのも、オイルパンのガスケット部分から、
オイル漏れがあったんですけど、
これで、締め付けて、漏れが止まってたんです。
それで、いつも長い方のレンチで
増し締めしてたら、なんと、なんと
ネジ切ってしまいました。(;_;)
で、これはこれで、それなりに
大事ですけど、オイルパンを外して
ガスケット交換とエンジンの掃除を
しようと思ってたので、その時まで、
何とかもってくれれば、良いかと。
オイルパンを外せば、ネジ切った
残りの部分もプライヤーで回して
外せそうだったので、
そのままオープンで駆け抜けてました。 (^^;;
その後、チェックしてみても、
オイル漏れしてない感じ。
ボルトも、オイルパンの増し締めした
ところは、総取り換えしようと手配して、
入手済みでした。
それで、いざ、今回、オイルパンも外して....
と、意気込んであれこれやってて。
ただ、オイルパンの取り外しは、
気が重くなり、ネジ切ったけど、
オイル漏れしてないし...
今回は、ヘッドカバーのガスケット類交換で、
ミッションとエンジンの間に漏れてた
オイル漏れが止まるか確認することにして、
と。 (^^;;
オイルパンの中をもうちょっと掃除して。
ジョウゴにはまりっぱなしになってた
こいつを取り出して、清掃。
このジョウゴ、ドレインボルトをそのまま
ジョウゴに落として大丈夫なように、
ネットが張ってあるんです。
で、そこに落ちてた、ドレインボルトや
先ほどのパーツの取付ボルトなど
拾い上げていると、
こんなのが一緒に入ってて...
ドレインボルトとの比較でサイズが分かると思います。
破損したエンジンパーツが循環するオイルに
流されて、ドレインのところまできて、
円錐の金属ネットのパーツの中に
入ってたんですね。
ジョウゴの中で円錐の金属ネットは、
ひっくり返したりしましたから...
そう、これが一大事!!
エンジンパーツが内部破損してます。(;_;)
いつ破損して、いつからあのネットの
中にあったのかは分かりませんが...
あの円錐の金属ネットが付いてるパーツ、
単にオイルパン内部を掃除しようと
外しただけでしたが、
こういう金属片がないか、
オイル交換ごとに、確認できるように、
あの位置になってるんでしょうね。
パーツ破損が発覚したことは、
悲しいですけど、
エンジンブローに至る前に
破損を発見できて良かったです。
ということで、しばらく
Z4 M ロードスターに乗ってオープンで
駆け抜けることはできなくなりました。(;_;)
この修理、やっぱり、TECH-Mさんに
依頼するのが一番いいでしょうね。
Posted at 2022/12/29 21:53:12 | |
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