デフ・フランジの取り外し

デフ・フランジを外すために、真ん中のナットを外します。

ガレージに、掘りピットがありそこで作業をしています。

まーさんガレージの動画では、デフのフランジを固定して、ナットを回していましたが、デフは外していないので、サイドブレーキをかけて車を止めていれば、フランジの固定は必要ないと思っていました。

購入した32mmのソケットを、唯一12.7のソケットが取り付けできるトルクレンチに着けて、回してみました。

ナットを外そうと、レンチを反時計回りに回すと、車が浮き上がります。(^^;;

車は前後には動きませんが、レンチを回すと、ドライブシャフトが回ろうとします。でも、車輪は止まっているので、車輪は回りません。そうすると、その回転する力は、デフを持ち上げることになってしまい、車が浮き上がってしまいました。

浮き上がった状態で、さらに回そうとしても、そこからは、回りません。

力が足りないかと、長くしよう手持ちで長くできる細いレンチにステンレスのパイプで延長して回してみました。
が、結果は同じ。

ナットは、全く緩みません。

それなら、フランジを固定して、ナットを回そうと、ホームセンターで物色。
なかなか良いものがなく、なんとか使えるかとプレートとボルトを購入。

フランジとフランジ下にある、デフを支えるアルミブロックを接続して、フランジの回転を止めてみました。

また、太いトルクレンチを延長できるようにステンレスのパイプも購入。

プレート1本で、固定して回してみましたが、ナットは回りません。

フレートがたわんで、ガツンと力がかかりません。

プレートを2本にしてたわみを減らしてみても、ダメでした。

それなら、ガッちりアルミブロックに固定できる治具を作ろうと、採寸。

ＺなＭの会で、相談してると、ネット通販で、金属加工のサイトに治具を注文したあとで、そのアルミブロック意外と脆いよと、Fisherさんから指摘が。
https://minkara.carview.co.jp/userid/152771/blog/44856013/

さらに、トルクレンチも大トルクの逆回しはＮＧですとの指摘を受けました。

工具は、正しく使わないとということで、12.7mm用のレンチハンドルを発注。

発注してた治具が届いたので、とりあえず取り付けてみました。

アルミブロック脆いよという忠告が気になりつつも、大丈夫そうなので、回してみることに。

まだ、12.7のハンドルが届いてなかったので、9.5に変換アダプタつけて、ラチェットハンドルをステンレスパイプで延長して、回してみました。左の写真。

すると、ハンドルもステンレスのパイプもたわんで、力がガツンとかかりません。

12.7の頑丈なハンドルが届いたので、ステンレスパイプを繋いで回してみると、ステンレスパイプが曲がってしまって、ナットは回ってくれません。真ん中の写真。

それならと、ホームセンターに行って、ガス管を購入、ガス管で延長して回してみました。

"ギュ"　というような音が鳴って、ナットが緩みました。右側の写真です。

ようやく、ナットを回すことができて、フランジを外すことが出来ました。

まーさんガレージでは、ナットを外したフランジがなかなか外れないようだったので、心配してましたが、両手で持って手前に引っ張ると簡単に抜けてきました。

もしかして、それだけオイルシールがゆるゆるになってたのか?

ちなみに、ナットを何回回したかは、1回転させる毎に写真を撮って、後から確認できるようにしておきました。

これで、ようやく、オイルシールとご対面です。(^^)