2023年11月29日 白アルトワークスのシフトコントロールケーブルを新品に交換 116,390km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2023年11月29日 116,390km
白アルトワークスはおおむね順調なのですが購入当初からシフトにやや課題点があり、数週間前からシフトノブというかシフト位置が手前にズレた感じで2速・4速・リバースにとても入れにくい状態になっていました。
2
色々と調査した結果、シフトコントロールワイヤー(シフトワイヤー)のボンネット内側のエンド部分のゴムブッシュがケーブル2本の先端両側共にダメダメであること、シフトワイヤーのそのものが劣化していること、そしてボンネット内でワイヤーを固定しているピンが片方吹っ飛んでしまっていることが分かりました。
ということで、今回はシフトコントロールケーブルの交換と図の下の方の14番の固定ピン取り付けを行いました。
3
こちらがシフトコントロールケーブルです。
約3万7千円もする高いパーツでした。。。
4
固定ピンは図で見るととても小さく見えますが、かなりデカいです。
ちなみに今回もマツダ品番で部品が届いていますが、スズキ純正のパーツです。
正式にはEリングと言うようですね。
5
部品が入ってくるのを待っている状態だったので、作業がし易いように白アルトワークスのシフトレバー周りのパネル類は事前に除去しておきました。
写真の左側が前です。
ボンネット側からシフトケーブルの2本のケーブルが来ていて、1本ずつそれぞれがシフトノブASSYの左横・右横に固定されている構造です。
6
シフトレバーから前側はこのプラスチックパネルで隠れるので、シフトレバー前の固定箇所の作業はカーペットを全て外すのは止めてカーペットを一部切ってしまうことにしました。
7
ということで作業開始です。
シフトレバーの前側のカーペットを10㎝程カットしました。
8
まずは片側のケーブルをシフトノブASSYから外しました。
9
反対側のケーブルはシフトノブASSYの真横ではなく下側にあります。
10
カーペットをカットしたのはこのボルトにアクセスするためです。
11
シフトケーブルのボンネット側終端部はこの毒キノコエアクリの下の方にあります。
このままでは全く作業が出来ないので、毒キノコエアクリとその他いくつかの部品を外しました。
12
シフトケーブルの終端部の1カ所はこのような感じで留まっています。
ちなみにもう1本は写真の右上の方向のアクセスし難い場所にあります。
13
毒キノコを除去すると、もう1本の終端部が上からこのように見えます。
14
終端部の手前に2本のケーブル共に固定点があります。
下側からピースサインのような2本の爪が出ており、その爪にケーブルの固定部分を上から挿入します。
このままではケーブルが抜けてしまったりズレたりするので、上から例のピン(Eリング)で押さえています。
ピンは写真中央の右横にあるやや銀色の縦長の金属です。
15
こちらはボンネット前方側のケーブル固定点です。
ケーブルがピースサインの爪に固定されているのですが、その横にあるべきピンがありません。
このピンが無いことでシフトケーブルの位置がズレてシフト位置が手前になっていたのです。
16
毒キノコを除去してスッキリしているボンネット内です。
もう一度分かり易いように図示すると、1本目のケーブル(ピンが無い方)が手前側の赤い矢印です。
2本目のケーブルはこの写真だと見難いですが、ボンネットの奥の方にあり黄色の矢印の先にあります。
2本目のケーブルはピンがちゃんと付いています。
17
1本目のケーブルは固定されている割ピンを抜けばこのように取れます。
ブッシュ部のゴムがグズグズになっており、これでは大きなガタが出てしまいカッチリした変速感は得られません。
18
ボンネット奥の先ほどの黄色い矢印の2本目ケーブルもこのように外せました。
19
ちょっと見難いですが、プライヤーで例の固定用クリップ(Eリング)を摘まんでいます。
これでケーブルは2本ともフリーになりました。
20
古いケーブルを白アルトワークスから除去しました。
古いケーブルは非常に危なっかしい状態でした。
大至急の交換をして良かったです。
21
ケーブルが無くなったボンネット内です。
22
この後は外した作業の逆作業になりますので、粛々と新しいケーブルを設置して行きます。
23
実はこの時点では遅れて発注した14番の固定ピンが届いていませんでした。。。
取り急ぎ奥側の(先ほどの写真内黄色い矢印)ケーブル固定には古いピンを再利用しました。
24
そしてピンが無くてピースサイン形状の爪にケーブルを挿し込んだだけでピン無しだった手前側のケーブル(上の写真の赤い矢印)について、固定ピンが届いたので昨日ピンを挿入しました。
ピンが新品なので銀色に光っていますね。。。
結論としては、このボンネット前方側のケーブル固定ピンが吹っ飛んだことでシフト位置が手前にズレていました。
このピンを挿入しただけでシフト位置が手前から本来の位置に戻りました!!!
ボンネット内側の終端部のブッシュがグズグズだったので遊びというかガタがシフトノブに来ていましたが、ケーブルを交換してブッシュがしっかりとしたことでカチカチとシフトが入るようになりました!!!
シフトがカチカチ入るようになって良かったですが、何となくクラッチがもうすぐ寿命を迎える感じであることが目立って来ました。。。
MTミッションを一度落としてクラッチ回り全交換とエンジン後方のリアクランクシールの交換を遠からず実施することになりそうです。
ここまでの作業は素人の設備ではどうしようもないので、NEXT CARSに依頼しないといけなさそうですね。
とりあえずシフトフィールは最高の状態になったので良かったです!!!
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( シフトケーブル の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク