2023年12月24日 年末年始の白アルトワークススロットル周りの清掃整備の資材が揃いました

2023年12月24日

いつの間にか年末になってしまいましたね。
年末年始の期間は私も息子も揃って時間を取れる機会が普段よりは多いので、白アルトワークスのスロットルの清掃、ISCVの清掃、タペットカバーパッキンの交換といった整備を実施予定です。
色々と部品やケミカル類を発注していたものが揃いましたのでご紹介します。
詳細は追ってパーツレビューでご紹介します。

先日息子がPCVバルブとグロメットを交換しようとしてグロメットのゴムの破片をエンジン内に落としたため、何の準備も無くカムカバーを開ける羽目になりました。
当然何も部品の準備は無かったのでそのままカムカバーを閉じましたが、これは間違いなくオイル漏れの原因になります。

ということで新品の純正品タペットカバーパッキンを準備しました。

タペットカバーパッキンを付けてカムカバーを閉じる際に、スズキの整備マニュアルでもパッキン全周ではないものの一部の箇所にこのスリーボンド製液状ガスケット1207Fを使用すると書かれていました。
どうやら指示通りの一部塗布では漏れるらしいので、多くの方はパッキン全周に液体ガスケットを使用されているとのことです。
指定の液ガスでなくても問題無いとのことでしたが、たまたま短納期で指定の1207Fが手に入りそうだったのでコチラを購入しました。

どうせカムカバーを開けるのであればプラグホールガスケットも同時交換です。
これが弱るとプラグホールにオイルが侵入してオイル漬けになります。。。
同じ品番を3個購入しました。

カムカバーを閉じる際にボルト6本を11Nで締め付けるのですが、古いボルトは履歴が分からず信用できないので短いボルト5本と長ボルト1本を新品交換します。
1本60円とかですのでケチらず新品交換が良いですね。

カムカバーを開ける際にはエンジンの上に乗っているインタークーラーを除去するのですが、インタークーラーの上流・下流にそれぞれ付いているゴムホースが劣化していました。
インタークーラーに挿入するのが結構大変なホースなので毎回少々力技で挿入する為、劣化したホースだと遅かれ早かれどこかが切れると思います。
ということでコチラも新品交換です。
左側のホースは微妙に円弧形状のホースで、右側のホースはストレートです。

K6Aエンジンのスロットルの下部(インタークーラーの真下)にこの丸い1本ねじの蓋があります。
この中身が汚れているとアイドリング不良を引き起こすので清掃します。
その際にこの蓋の中身に付いているOリングが熱とオイル劣化でカチカチのパキパキになっているとのことで、新品のフッ素ゴム製Oリングを購入しました。

こちら5個セットで購入しましたが、実際に使用するのは1個のみです。

この蓋の中身を清掃する際、普通にパーツクリーナーやキャブクリーナーを使用すると壊れてしまうそうです。
中に入っている弁の表面には二硫化モリブデンコーティングがされているらしく、普通のケミカルを使用するとコーティングが剥離するそうです。
適切な洗浄剤がこちらのWAKO'S製スロットルバルブクリーナーということだったので、1本4000円位する高級品を購入する羽目になりました。。。

そしてスロットル側面に付いているこのISCVも取り外してスロットルバルブクリーナーで清掃します。
ブシューっと吹くと回路をショートさせるらしいので、綿棒にこれを塗布して優しく撫でるようにするのがコツらしいです。

前述のOリングをこの写真に入れるのを忘れましたが、、、この写真の資材類＋Oリングが今回の年末白アルトワークス整備に使う全てということです。

最近我が愛車W210後期ワゴン (S210)E320アバンギャルドではこのような基礎整備を行う機会が無いので、こういうチマチマした作業を久し振りにやると思うとワクワクしますよね！