リフレッシュ4&5 スロットルメンテナンスとプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プラグ交換で、ここまでバラすのかーって話なんですけど、このエンジンは残念ながらこうゆう宿命なんです。。。
とは言え裏の固定ボルトさえクリアしてしまえば何て事ないですー
インマニ降ろしをしますし、ついでなんでスロットルのメンテもやりました。
まずは奥の鋳物達を外す前に手前にあるヒューズボックスをずらしてバッテリー、エアクリ関連は撤去。
2
インマニとの接合部に12のナット3本と本体裏に12の固定ボルトが1本...ガスケットが挟まっております。
本体裏の固定ボルト...キツい体勢を続けるか周辺をバラすか天秤にかけたら周辺をバラす...の方が楽でした(笑)
3
スロットル周りの繋がってる諸々を外せば摘出完了です。
冷却水の配管は3本中2本は溢れてくるので両方共 12のボルトを蓋代わりに差しておけば止まります。
外したスロットルは良い感じに吹き返しだの結構な汚れが溜まっております。
そしてISCV。
ストールする要因は、ほぼこれです。
ストールはしなかったですけど時々アイドリングの上下運動が信号待ちとかで出たり予兆みたいなのは何回かありました。
ストールしたら本体右側の通り道にISCVの穴が開いているのでそこを目掛けてスロットル洗浄剤とかキャブクリーナー、パーツクリーナーとかを吹けば応急処置は出来るんですが、中に入ってるシャッターバルブ!?みたいな部分の汚れを取り除いたり動きをスムーズにしてあげないと根本的な解決にはならないですしね...
予防的な意味も兼ねてメンテしました。
本体横にユニット、本体裏のネジを外すとシャッターバルブ!?みたいのと ご対面となりガスケットも挟まっております。
元についてたガスケットと新品ガスケットを比較してみて旧ガスケットは それなりに硬化してたので冷却水の通り道もありますしスロットル内に漏れてったら面倒なのでガスケットも合わせて交換。
4
続いてインマニ外し...
ここからは少し持久力を...
と思いきや...
もう10年以上前になりますかね...
以前、所有してた30ハリアーも同じようなエンジンレイアウトだったのでプラグ交換で同じ事やってるんです(笑)
その時は、ひたすらメガネで緩めたのでボルトが外れる前に肩が外れるかと思いました。。。
今はその時に持ってなかったメガネのラチェットがあるので、メガネで緩めてラチェットをかけてやると速攻で外れてくれます。
エンジンを抱え込むような体勢で前のめりになるゾンビ体勢は、そう保ちませんー
以前やった時はボルトを落さないよう集中して、ひたすらメガネを振って、外した時点で疲労度Maxでした。
今回、ボルトは落としても車体下に落ちる設計になってる!?ってのが前回やった時にわかったので今回は気分的にも楽です。
後は共締めになってる配管を切り離し...
インマニ外しは、この2箇所が外れたら後は楽勝です。
14のナット2個と中央部の8のヘックスボルトの2本を外して奥にあるコントロールバルブん所のアース線、ブローバイのホース外せば摘出完了です。
5
インマニの内部も結構な汚れっぷりでした。
スロットルとインマニの洗浄が結構、やりごたえある過程で特にインマニは中々、落ち切らないので適当な所でヤメました。
ガスケットは亀裂も割れもなく恐らく1度 交換してあるっぽかったです。
一応、それぞれのガスケットを3種類調達しといたんですけど、ここの部分だけは使い回しにしました。
漏れを起こすようなら、そん時にまた...って感じで。
6
プラグ交換はイグニッションを外して奥のバンクから3本引っこ抜いて...
新品プラグにはスレッドコンパウンドを薄く塗布して手締めの止まった位置から90度以上、180度以内に締め込んで完了です。
余談ですが実践されてる方も多いと思いますが その昔 若かった時代に車のいろは...を教わった方からの話で。
プラグの点検や交換する時は締め過ぎに気を遣うのは当たり前...同時に向きを出来る限り揃えてあげ切り欠きではない部分が排気側(エキマニ)側に向くよう装着させてあげればベター。
以来どんなタイプの車のプラグの交換でも、このような手順でやっております。
毎度、締め付けは手回しでやるんですけれど使う時のツールに目印を付けてやっても中々 奥が深い工程です。。。
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6/8
※プラグ装置の表現に誤りがありましたので修正しました。
切り欠き部分が排気側(エキマニ)...✖️
切り欠きでない部分が排気側(エキマニ)...◯
誤った表現により誤解を与えた方々にお詫び申し上げます。
大変、申し訳ありませんでした。
7
装着されてたのはデンソーのVK20で6本共、同じような焼け具合いだったので正常に消耗してるっぽいのでトラブルは抱えてなさそうです。
新品のプラグはNGKのイリジウムIXにしました。
(RXと間違えて買ってしまったのは内緒ですが...)
レーザーのプラグも気になったんですけど、まずは指定に近い所から試してみようかと思います。
後は外していった鋳物達を復元してけば...って感じなんですが最後に再度の裏ボルト。
慣れてる方は何て事ないと思いますけど初めてやる方とかにはネジ山が合わない...合わせようにも見えない...だの締め込むのは厳しいんじゃないかと思います。
このエンジンを搭載してる車種に共通して言える話でコツはインマニもスロットルも見えてるボルトは全部、本締め手前まで締め込み鋳物達を固定させた後、裏のステーを動かしながら穴頭を探せば合いますので裏ボルトの締め込みは、そう難しい事でなくなります。
1つの手順として参考になるかは???ですけど、上に鋳物達が外れた画像を見てもらうとわかりすいかと思いますが鋳物達を外す前にステーの位置をマーキングしてあります。
ボルトを外すとステーの中心位置と鋳物達のネジ穴の位置がズレますので復元時は横位置は どれくらいズレたのかを、わかりやすくしておけば動かす向きや量がわかりやすくなり目星がわかりやすくなります。
今回の場合はインマニのステーが中心側に寄りスロットルの方も中心側にズレたので戻す時は両方共、外側に動かしながらボルト位置を見つける...です。
一応、あー.........とならないようにスネークカメラも用意してあったんですけど出番なしでした。
画質さえ気にしなければリーズナブルに入手出来るようになりましたし、こうゆう時だけに限らず用途はあるので文明の力を使うのも手じゃないですかねー
やられる方は手順の1つとして活用下さい。
話が逸れました...
交換後は始動性も良くなりましたしスロットル洗浄の効果と相まってアクセルの食いつきも良くなりました。
燃費がキチンとは計測してないんですけど今、街中で7km台かな?って感じです。
手元に来た時は5km台だったと思うので、メンテしてない駆動周りにエンジンのメンテばかりをしてきた典型的な車でしたー
駆動周りの動作はスムーズにして抵抗力は極力減らす...だからエンジンは最大限に活きるって視点なので、まだ終わってない駆動周りのメンテを終わらせてからエンジン周りに手をつけたかったんですけどそれでも今回の作業で8km台に乗るようなら駆動周りとエンジンのバランスが良くなってきたって感じなので、手をつけてきた甲斐があります。
何より大きな図体をした車ですし街中でストールしたら面倒ですしね...
最後に抜けた量の冷却水を補充して調整すれば完了です。
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