
今から20年前。
※⬆︎にわかには信じがたい信じたくない程の年月が現実として過ぎているのを思い知るとき、同時に月日の流れというものはかくも無慈悲で残酷なものだといふ事を思い知るのでR。※
間違いなくこれまでの自分の人生の中での一番のGolden Yearだったと言える高校3年の時、その1年間だけ「地学」っていう科目がありましてね。
その教科を受け持っていた先生がすごく生徒に対してフレンドリーな人で、毎回授業をとても解りやすく、楽しみながら出来るように教えてくれただけでなく、
加えて授業を受けて教わっているだけでも、自らが教えている「地学」っていう科目に関する事が本当に好きなんだなという事が伝わってくる、そんな人だったんですが、
ある時、授業中にちょっとあったほんの些細な雑談の中、
「じゅっこくとうげ」
っていう場所の話を聞きまして。
その当時豆腐屋のせがれと医者のボンボン兄弟の公道最速伝説がうんたらかんたら最後の方にはグダグダに展開してダダ滑りのやうに終結してゆく某マンガの影響をモロに受けてゐて、
「自分も免許取ったらAE86(トレノ)手に入れて峠の走り屋にきっとなるんだぜへへいへーいwww」と何の見込みもナイのにやれると信じて疑わなかった(そして現実のチビしさに負けて見事に挫折するの巻www(=^▽^)σ←嘲笑)自分は、
「峠」っていう文字と場所に並々ならぬ(ハリボテ同然の)夢とかロマンとかを抱いてをったんデスが、
その先生が話して聞かせてくれた「じゅっこくとうげ」っていう場所の話…
「すれ違いもろくに出来そうにない狭い道が延々続くところどころガードレールすらない命がけで通るような場所」
だっていう話に、そりゃあもぅドキがムネムネに心躍らせましてね。
免許取ったら絶対そこに行ってやるんだwwwなんて勝手にテンションアゲていたもんだったんですね(´・∀・`)
当時、現在の(一部の)高校生が持ってるようなロードバイクみたいな上等なヤツじゃない、やっすぃチャリンコで何とか行ける距離の範囲程度がヲノレの世界の全てだった自分にとっては、
県境を越えてそのまた更に行った先でようやくたどり着ける、話に聞いただけのその場所は本当に「見果てぬ場所」だったんだと思いますが、同時に、
話に聞いただけの見果てぬその場所が、車に乗れるようになったらいつかは行ってみたい、
自分にとっての「最終到達点」
くらいの気持ちも、或いは持っていたかも知れません。
そしてそんな思いは、実際に免許取って→ひと時のブランクを経た上でようやく車に乗れるようになってからも、引き続き気持ちの何処かに、密かにしまわれていて。
大学在学中のある時、半ばイキヲイ任せではあったにせよ、ついにと言うか、その場所へ赴かんとする機会が、やって来たんですね(´・∀・`)
しかもよりにもよって真夜中に、友達を連れて(爆)
当時まだカーナビなんて高嶺の花、ケータイも電話+メールするツール程度のスペックしかなく、もうあとは地図を見て地道に目的の場所まで向かうしかない、っていう時代に、地図見て道確かめて休憩入れつつ夜通し走って、
夜が明けた後にようやく、彼の地へたどり着いて。
もぅ其処まで行った時点で身も心もヘロヘロになっていて、帰りはなんかもぅどーでもいーや的な気持ちになりつつも友達を家まで送り届けて、
その後自分ち帰る途中でなんかもぅ色々わけわかんなくなってたせいか、無理な追い越しかけて危うく対向車線の大型ダンプに凸撃かましそうになったのを寸でのところで回避したりしながら、からがら帰って。
そんなのが自分にとっての車でのある意味「最終到達点」まで初めて行った時の若さ(バカさ)故のアホい話の顚末だったんデスが。
それから後にもう1、2回位はその場所…「十石峠」には行った事はありましたが、相変わらず行ったら行ったでヘロヘロの満身創痍になっていたのは変わらなかった(´・Д・)」
最初のカローラセダン(一応MT)から今のS15シルビアに変わってからも、一回だけ行った事はあった。
よくよく思い返したら、最初の17インチ見かけ倒しシャコタン仕様から16インチ仕様にして間もない頃の話だ。
もう最後に彼の地へ行ってから、4年位経ってる。
その4年程の間に、気がつけば自分はその「最終到達点」位の気持ちを持っていた場所よりももっとずっと先の、遠いところまで行くようになっていた。
そしてこれから先…距離のハナシだけじゃなく、もっと別の拡大解釈した色々な意味で、今までよりも更に「遠くの場所」まで、向かおうとしている近頃になって…
何故か無性に、かつて「最終到達点」くらいの気持ちにまで据えていた場所、
言わばある意味「自分の原点」とも言えそうな場所まで、改めて行っておきたくなったんですね(´・∀・`)
それがこの一週間位の間の気持ちでした。
で、仕事以外はろくに何もする気が起こらない平日から、とりあえずは自由に動ける週末までやって来て。
前日は寝すぎて、起きた時には出発するにはちょっと遅すぎる時間になってしまっていた事から行くのは諦め、出かけるのは近場だけに留めておいて、次の夜ついに、
「色々の条件が自分の思い通りになった❗️」と思えたのを受け、
いよいようやくの気持ちと共に、彼の地へと向かって夜に走りだしたのが、昨夜の日付変更すぐ後の事で。
…此処までが、今回のヴログにおける、クッソ長い前置きwwwwwwwww
まぁとにかくそんな動機から始まって、この週末を待ち構えていた上で実行した、とあるソロツーは始まったのでありました…(´・∀・`)
いつもの自分なら、まず最初に早朝の空いた道を走りたいのを一番の理由として、夜明け直後あたりに家を出て行くのが主ですが、
この日に限ってはそれ以上、夜明け後間もない頃合いに目的の現地に着けるようにしたかったので、そうなると家を出る時間も前倒しの格好になり、
目的の現地までの所要時間を考えて、日付変更後間もない頃、まだ夜明けまでは到底遠い頃合いに家を出て、まだまだ真っ暗な深夜の国道を往く形になったのでした。
途中お約束の如く何回も寄り道して、ノンストップで現地へと赴くより随分余計に時間を要しながら夜を駆けて行って、そんな風にしていたら…
一年のうち夜明け→日の出が最も早いこの時季、
もぅ午前4時より少し前には、空が白み始めていた(´・∀・`)
そして明けて行く早朝の田舎道を、引き続き目的の場所へと走ってゆく自分…
そうして走って行くうち、ぃょぃょと言うか、通っている国道299号線はだんだんと道が狭くなり、鬱蒼とした森の中を走るようになり…
いわゆるフツーの「国道」といふよりはむしろ「酷道」と呼んだ方が正しいような状況へと変化して行って(^_^;)
ちなみに、これまで十石峠へと行った事はほんの数回ありはしたけど、今までは全部厳密に言うと国道299号線ではなく、すぐ近くを並走している全然別の道を通って、県境へと向かって行くのがお決まりだったので、
※⬆︎理由として、だいたいいつも299号線側が道路崩落だの土砂崩れだので通行止めになっておったので(^_^;)※
国道299号線をきっちり通って、目的の十石峠まで向かえたのは、意外と言うべきか?今回が初めてだった(´・∀・`)
高校の時の地学の先生が言っていた通り、初めてまともに走る十石峠へと続く国道299号線は、確かに道が狭く更には草木が生い茂っていて、実質車一台分の通るスペースしか無い(・・;)
かと言って、ところどころにすれ違いの出来る待合所が不自由しない程度にあった訳でもなく、とりあえず狭かった(・_・;
後から振り返ると、対向車が来ちゃったら途端にどうしようこれ⁉️( ;´Д`)ってなりそうな状況だっただろうに…だからと言っておっかなびっくりな運転者の感情そのままに、チンタラチンタラとしか進めなかった訳でもなく、
まぁ平凡なペースではあったものの、割とスイスイと走って行けたのはどーしてだったんだろうなぁ(´・Д・)?
半ば無意識?いやいつもよりちょっと気を張った状態で、コーナーが来た時にはまずミラーを見て向こう側の状況を確かめてから→とにかく進行方向の先のほう先のほうを視るようにしながら走って行ってたのが良かったのかな(´・Д・)?
まー何よりも本当に朝早い時間だった為かただの一台も対向車と出くわさなくて、
ご対面して小驚き❗️(◎_◎;)→うわーどーしよーこれ( ;´Д`)
ってならなくて、自分のペース維持したまま走って行けたのが一番に良かった事だったのは言うまでもない事だったろうけど(´・Д・)」
まーとにかくそんなこんなして、せまーいせまーいワインディングの先の先、
目的の場所に据えていた、国道299号線での長野・群馬県境となる場所、「じゅっこくとうげ⇒十石峠」まで、夜明け後もしばらく走り続けた末、
果たしてたどり着く事が出来たのでありました… ε-(´∀`; )
現地に到着したのは、午前6時寸前の事。
車の外に出ると、辺りは平地より多少は標高が高い事も手伝って、凛と冷えて引き締まるような早朝の空気感の中に在り、それが心地良く感じたのは確かだったけど…
まだ上にロンT一枚だけでは寒かった…(((´Д` )))
車の外に出て、何という事もなく周辺の様子を写真に撮っては、少し経つとやっぱりまだ寒くて、また車の中に引っ込む。
そんな事を繰り返しながら、ようやく久しぶりに来る事が出来たその場所の空気と景色を、噛みしめるようにもしつつ、
早朝のひと時を過ごしていた…( ˘ω˘ )
過去に来た中では、上らず帰っちゃった事もあったけど、
今回は本当に久しぶりに、展望台の上から周辺の景色も見回した。
過去の記憶の中では、展望台の上から周辺を見回した時、
辺り一帯が霧霞んじゃってて、天気もどんよりしていたし、
何だよ全然周り見渡せないじゃん(´Д` )とがっかりした記憶しか無かったけど、
運良くこの日は本当に良く晴れていて、ようやくと言うべきか、周辺の景色をしかと見渡す事が出来た(´ω`)
折角此処まで来られたのだから、短時間のうちにまたさっさと立ち去ってしまうのがなんか惜しいという気持ちもあったからか、
なんだかんだの内に、結局2時間半ほど、この場所に留まってた。
その間後からこの場所までやって来たよそさんの車&バイクを何台も見送った(ZN6の方のトヨタ86を別々に2台見ることになるとは思わなかった(´・Д・))後「もうそろそろいーかなー(´・Д・)?」と気持ちの上でまぁ満足した頃、
ようやくこの場所を発つ事にしたのでした(´・Д・)」

⬆︎R32GT-Rの純正ホイールにKENDA KAISERを組み合わせた、今までのPinsoとはまた違うツラの具合を何とか判るように写真に収めたいんだけど…
どうにも上手く行かない…(´・ω・`)
また次に、いつ此処まで来られるか??
今の時点では見当が付かないけど、とりあえずそれまでの間、
或る意味、自分が免許取って→実際に車乗るようになり始めた頃、自分にとっての「最終到達点」として据えていた場所、
見方を変えれば、自分が車で行きたかった最初の目標の場所⇒「自分の原点」とも言えそうな場所まで、久しぶりに実際に訪れた事により、
なんか自分の気持ちの中での、ちょっとした一区切り⇒これから先引き続き未だ見ぬいろんな場所へと行かんとするより前、
ちょっと一度立ち止まり、ヲノレの原点を改めて振り返ってみるなんていう事がしかと出来た、という意味と、
当日天気も良く、心地よい空気感を味わえたという体験も手伝って、
わざわざ遠くから時間かけて、この場所までやって来て良かったなwと素直に心から思えた、そんな来訪とする事が出来たのでありましたw(´∀`)♫
まだ何処となく名残惜しげな気持ちを残しつつも、間違いなく清々した気持ちを抱きながら、
国道299号をそのまま前進する形で、佐久穂町→やがて佐久市へと至る、長野県側の麓に向けて、また走り出したのは良かった…だがしかし(・_・;
県境から先もすれ違いのろくに出来なさそうなせっまい道がまたしばらく続くのは…まぁ良かったとして。
それ以上本当に怖かったのは、朝の強い陽射しに視界が遮られ、進まんとする前方の道の状況
⇒対向車がいつ来るのか⁉️が全くうかがい知れない事( ;゚Д゚)
自分が県境に留まっている間にも何台かは車&バイクが通り過ぎて行ったんだし…はっきり言って、いつのタイミングに対向車が突然向こうからやって来てもおかしくないのに、前方視界が眩しい位の木漏れ日に遮られ、ろくに視えない…
情けねーwwだっせーwwwと嘲笑されそうなもんデスが、これは冗談抜きに本当に怖くて、酷い時には歩くような速さ位にまで速度が落ちてしまう…(・_・;
それでもやっぱ怖いもんは怖くて速度上げられない…( ;´Д`)
そんな生殺しのゴーモンのやぅな時間と距離をしばし味わったのち、よーやくの感じで道が開け、
センターライン有りのすれ違いに窮しないだけの余裕のある道まで、やって来られる…
そこまで来られて、心から深く安堵したのが偽らざる正直な気持ちですた…( ;´Д`)=3
麓に降りた後は、一路佐久平駅前の拓けた辺りまで向かい、佐久のAEONで小休止( ´Д`)y━・~~
その後本当なら、初めて国道254号を通る形で群馬〜埼玉まで戻り、その道すがらハイドラバッヂを複数回収してヒャッホィ(゚∀゚)ってするつもりが…
なんかその254号は橋の工事だとか何とかで全面通行止めになってやがって通れない(´Д` )ェ-
悔しさで少しの間激おこプンスカ o(`ω´ )o
仕方なく…以前はウチからロデックスタイルさんに行く時毎回通っていた、国道18号を碓氷峠を通り抜けつつ、群馬高崎まで往き、やがて再び埼玉県まで戻って来る…(´・Д・)」
あとはもぅ何かしらの折りにしばしば通っている辺りを通りながらさいたま市を目指し、
夕刻時になってやっとこさ帰宅する事となり申した…
( ´Д`)ノ ォッカレー
晴れて久しぶりに十石峠まで行けて、天気の良い中来訪記録として写真をそれなりの枚数遺せたのは良かった(^_^)
けれども帰りはまさか通ろうとしていた道が強制的に通行止めだったなんておよそ知らなかった…
おかげで帰宅までに無駄な距離と時間を費やしてシマタorz(´Д` )
初めから通れないの知ってたら長野県側には抜けないで秩父回りで帰って、2、3時間位早く帰る事も出来ただろうに…(´-ω-`)
その辺りは誠にガッデムo(`ω´ )o
まぁそのよーなトホホ要素はあったにしろ、目的の場所にはきちんと行けて、写真も遺せたので、
総合的には行った甲斐のあった、週末の個人的ひと走りの記録デシタ( ・ω・)ノ
★☆ハイタッチ!drive★☆
2017年06月11日01:37 - 16:40、
371.95km 13時間11分、
7ハイタッチ、コレクション1個を獲得、バッジ32個を獲得、テリトリーポイント280ptを獲得
文面としてはだいぶ長くなってしまいましたが…最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m